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My Favorite Things II

福岡生活、満喫中。

レストランひらまつ 定例ワインの集い Vol.25

2011年05月31日 | Wine
2011年5月27日(金)19時開宴

ひらまつ博多の恒例ワインの集い、
6000円の会費で4種のワインとお料理が堪能できる人気の企画です。
今回も広いお部屋にざっと100名ほど、大盛況。
お馴染みワインボス氏にお誘いいただき、私もいそいそ参加♪

(下記、当日のワイン☆とお料理○です)

☆2008 Cremant de Bourgogne - Veuve Ambal
 きめ細かい泡が舌に心地よく、上品で爽やかな印象。
 単体でも楽しめますがやはりこんな↓お料理があるとより幸せ(^^)

○サーモンのミ・クリュと爽やかなジュレ ココナッツの冷製リゾット添え

酸味のある爽やかなジュレと厚切りのサーモンの絶妙な味わい。
ココナッツ・・はあまり感じられず(涙)

☆2009 Cotes Catalanes Blanc les Calcinaire - Gauby
 バジルの豊かな香りがしますが、
 それはベルマンティーノ(イタリアのブドウ品種)から来るとのこと。
 メインはミュスカ、他にシャルドネとマカブーを使用しているそうで、
 ふくよかで輪郭のあるしっかりした味わいのワインです。

○香草で香りをつけたスズキのクルート ヴァンブランソース 空豆のピュレと共に

外側はカリッとして白身はふわふわ、シンプルな一品ですが私は大好き!
ピュレの鮮やかなグリーンが美しい。

☆2003 Chateau Chatain - Lalande de Pomerol
 綺麗な赤紫色、赤いフルーツのフレッシュな香り、
 心地よい酸味とタンニンの良いバランス。
 複雑さには幾分欠けますが、若々しく伸びやかな印象でした。

○糸島産 豚ロースト 玉葱のコンポートと豚足のコロッケ添え 粒マスタードのソース

豚ちゃんのピンク色、綺麗です~(^^) 
柔らかくジューシーで美味しゅうございました。
じつは付け合わせの「豚足のコロッケ」を、
私はメニュー見た時から楽しみにしていたのですが、
期待を裏切らず、品の良すぎない(って言うのも失礼か・・)しっかり感で嬉しい。

☆Maury 10ans - Mas Amiel
 デザートワイン。
 普段、自分ではなかなか飲むことがないので、
 こういう楽しみがあること自体がとても嬉しい私です。

○メロンのスープ仕立て スパイス風味のグラニテとバニラのアイスクリーム

コースの最後に初夏らしい爽やかなデザートを頂きました。
冷んやりジューシーで香り豊かなメロン、美味しい~。

○コーヒー
○小菓子



さて、今回のテーブルは11番。

ご一緒できたのは、別府(べふ)のワイン会でお馴染みの方ばかりで、
私はいつも以上にリラックスしていたかも。。
でも今回もワインもお料理も堪能、十分満喫させていただきました。
ひらまつの皆様、そしてボス氏初めご一緒させていただいた皆様、
ありがとうございました☆

オマケ。
若手ソムリエ氏所有のソムリエナイフ。

ボス氏のリクエストで、テーブル皆で見せていただきました。
大きくて、ピカピカで、メカっぽい印象。
コルク抜き以上に、何かスゴいことをしてくれそうな予感がします(笑)

5月の「プレジール・デュ・ヴァン」

2011年05月22日 | Wine
今回のプレジールの会は完全ブラインド。
赤ワイン4種類をノーヒントで試飲して、
品種・地域・ヴィンテージなど可能な限り予想します。
・・そんなの、オミソな私には絶対無理なので、かえって気が楽になったりして(涙)



まず外観。
(1) のグラスのほうじ茶のような色が特に印象的です。
透明感もありますが、粘性は意外に高めかな。
(2)~(4)は多少の濃淡はあれど、なめらかな艶のある赤色。
(4)がいちばん濃い色です。
・・品種はピノノワール、と直感したけど、
でもそれは最近私がピノづいているから、
他の品種を思い出せなくなっているせいかも・・とも思い直し。。

香りをとります。
(1)が意外に淡白。かすかな香ばしさにほうじ茶を連想。
(2)は赤いフルーツ香ですが、例えばいちごキャンディのように少し人の手を感じます。
(3)(4)は、熟した赤いフルーツの滑らかさ、馴染み深い香りがします。

味わいは・・
(1)はとにかく酸味を感じます。熟成感のある色合いにしては淡白な味わい。
(2)は爽やかな甘みと酸味のバランスが良く、甘茶のような口当たりです。
(3)穏やかでまろやかなタンニンが心地よいです。いちばん柔らかい印象。
(4)もっともタンニンを強く感じますが、まろやかさもあり心地よいです。

経験豊かな諸先輩たちに教えていただきながら、印象をまとめるとこんな感じ。
結局、「ブルゴーニュだろう」ということまで話し合った段階で、
ワインリストが配られました。

☆Grand Vin Bourgogne Rouge
(a) Chambertin 2006 Camus & Fils

(b) Charmes Chambertin 2006 Camus & Fils

(c) Mazy-Chambertin 2006 Camus & Fils

(d) Griotte Chambertin 1984 Domaine Des Chezeau


あ。(1)~(3)は数日前の中級でいただいたのと同じではないですか。
第一印象は間違ってなかったんだ・・という安心と、
それにしても何故もっとハッキリ分からなかったんだろう・・という情けなさと(涙)

さて、ここからが後半戦ですね。
各自、リストにグラスを当てはめて発表です。

私は、枯れた印象のグラス(1)は(d)で間違いないとして、
やっぱりいちばん好きと感じた(2)がシャンベルタンだったらいいな、と思い、
最も味わいが強めに感じた(4)が位置的に奥のマジかな、と予想しました。

じゃーん。

私は下から2番目。
しかしこれが、シャンベルタンとシャルムシャンベルタンを逆にする、という
3日前と同じ間違いをしているのです。。えーん。
つまり。
私はシャンベルタンよりシャルムが好きだということなんですが。。

ちなみにこの日のシャンベルタンはマグナムでした。
やっぱり印象がまろやかになります。こういう実体験、貴重ですよね(^^)

この会は皆さんとても知識が豊富なので、いろいろ教えていただけて勉強になります。
今回もとても良い経験をさせていただきました。
ありがとうございました!

オマケ。
メンバーのお一方が差し入れてくださったデザート。

和久傳「西湖(せいこ)」
笹の繊細な香り、上品な甘さ。ため息が出ます。。

ワイン講座@シェ・クドウ・5月

2011年05月19日 | Wine
いつものクラス、5月の回は、
ジュヴレ・シャンベルタンの狭い地域のワインを4種類飲み比べるという、
たいへん贅沢な企画です。
この日は残念ながらちょっと人数少なめ、
しかし、だからこそ一層贅沢(一人当たりの量が増えるので)なのでした☆

今回もブラインドです。

☆Gevrey-Chambertin "Grand Cru"
 Camus & Fils

(a) Charmes Chambertin 2006


(b) Mazy-Chambertin 2006


(c) Chambertin 2006


(d) Latriciers-Chambertin 2007


畑の標高は多少違うとは言え同じ地域。ビンテージもほぼ同じ。
おおまかに言えば「全部美味しい!」(笑)
つまり印象にも大きな違いはなく、
こうなると個人的な嗜好と勘に頼るしかありません(涙)


グラスは左から(1)(2)(3)(4)です。

注いだ当初の印象は全部似たり寄ったり。
ぜんぜん分からない、とわいわい賑やかに言い合ううちに時間がたち、
そうすると不思議なことに、少しずつグラスに変化が生まれます。

(1) 外観に透明感。心地よい苦みを感じます。時間とともに開いて柔らかくなりました。
(2) 外観に茶色のニュアンス。柔らかく熟成感もありますが、(1)よりも清涼感を感じます。
(3) 枯草色、当初からミネラル香。開くにつれ酸味が顕著に顕れ、刺激も強い感じ。
(4) 最も濃い色。口当たりが甘茶のような柔らかさ。個人的にいちばん美味しい。

もう自力では全然見当もつかないので、耳をそばだてます(苦笑)
「2007年はあまり良い年ではなかったため、酸味が強いかも」という先生の意見で、
いちばん酸味を感じた(3)がLatriciers-Chambertinと予想。
また、「最も標高高に位置するMazyは最も軽いイメージかも」という意見で、
いちばん軽快に感じた(1) をMazy-Chambertinと予想。
(4)を美味しくいちばん好きと感じたので、これがChambertinだったらいいな、と。
消去法で(2)がCharmes Chambertinと回答しました。

種明かしは・・

(1)(2)(3)(4)=(b)(c)(d)(a)

私(画像のボードいちばん下)は2問正解でした。
はー、難しかったけど面白かった!

種明かしの終わったあとは、
持ち寄ったおつまみをいただきながら、
思い思いにおしゃべりをしつつ、残りのワインを楽しんだのでした。

人数少なかったけど充実した講座になりました。
みなさま、お疲れさまでした☆
また次回もよろしくお願いします。

イタリア料理とワインのマリアージュ

2011年05月16日 | Wine
お世話になっている別府(べふ)のワインショップ、シェ・クドウにて
新しい会が誕生です。

イタリア料理とワインのマリアージュ、別名「サリュー・レストラン」!

いつものクラスのお仲間にイタリア料理の専門家がいらっしゃいます。
彼女のお料理を本格的に頂いてみたい!という声をきっかけに、
イタリア郷土料理にその地方ワインを合わせていただく、という
とっても興味深い企画が生まれたのでした。

記念すべき第1回のテーマは「シチリア」。
お料理を作ってくださるのはLa CucinaのKさんです♪

私もちょっぴりお手伝いさせていただきました。と言っても、
「(揚げ物の)小麦粉と卵ってどっちが先だっけ・・」
「セロリってスジを取るんですかぁ?」
なーんてレベル(汗)のヘボヘボなアシスタント。ごめんなさいっ。。

Kさんのほぼ孤軍(涙)奮闘により、こんな素晴らしいお料理が並びました♪

-- Antipasti --
ペペロナータ

とろんと甘みのある絶妙な食感がたまりません。

アランチーニ

炒めたお米にモッツァレラチーズを入れて丸め、衣つけて揚げたライスコロッケ。
形も可愛くてインパクトあるけれど、
それ以上にさくさくの衣と柔らかくしっとりした具、温かいうちにいただいて、
幸せな気持ちになりました。

甘エビと甘夏のサラダ

ざく切りのセロリと甘エビと甘夏。
フレッシュなオリーブオイルを贅沢に使っています。
爽やかな酸味、ジューシーな味わい。いまの季節にぴったりのサラダです。
柔らかな白ワインとともに、いつまでも食べていたい。

-- Primo piatti --
春キャベツとアンチョビのパスタ

柔らかな春キャベツに香ばしいアンチョビ風味が絡まり、
シンプルながらとても美味しいパスタでした。

自家製サルシッチャのペンネ

Kさんお手製のソーセージ(サルシッチャ)を使ったソースは、
ハーブやスパイスを効かせつつ、ぐつぐつと煮込まれて
味が落ち着いたらどんなだろうと、私いちばんの楽しみでした(^^)
そして期待通り、出来上がったパスタは絶品!!
私は何度もお代わりしてしまいました。


-- Secondo Piatto --
魚介のサフランスープ煮

魚介は、有頭エビ、イカ、タラの切り身。
サフランの清涼な香りと味わい深い魚介が溶け合い、品良く美味しく頂きました。

-- Dolce --
カッサータ シチリアーナ

ナッツやドライフルーツが入った、チーズのアイスクリーム。
甘夏を蜂蜜で和えたソースをかけて頂きました。
滑らかでしっとりしたアイスはボリューム感もあり、
食いしん坊のメンバーたちにはぴったりですね(^^)
甘みも強すぎないので私も美味しくいただきました。

そうそう、忘れてはいけません、
メンバーFさん差し入れの生ハム。

美しい色合いもさることながら、
しっかりした食感と味わいも堪能させていただきました。

Yさん差し入れのチーズも、
某氏に「こんなに美味しいミモレット食べたことない。。」
と言わせるほどの熟成感でした。赤ワインぴったり。


一方、ワインリストはこんな感じです。
お料理と一緒に楽しむ、ということで、
比較的飲み易くカジュアルなワインが揃いました。

IL Grigio Brut

フリウリのプロセッコ。
癖がなくすっきりした飲みやすい泡です。
ペペロナータやサラダと共にいただきながら、
食欲も刺激されて今後にますます期待が募ります。

Inzolia 2009

柑橘系を中心にフルーツの香り。
私が頂いたときには少し温度が上がっていましたが、
やわらかくまろやかで、この日の甘夏のサラダにはぴったりだと思いました。

IL Frappato 2009

外観は透明感も多少あるくらいの赤色、
花の甘い香りや赤系フルーツの香りを感じますが、
味わいは単純なフルーツというより特徴を凝縮したキャンディのようなイメージ。
うまく言い表せないのですが不思議な味わいがしました。
好きか嫌いかと言われたら「大好き」な赤ワイン。

Cinquanta

サンジョベーゼとプチベルド50%ずつのブレンド。
外観は濃い紫色でインパクトがあるのですが、
実際の味わいはタンニンも柔らかくフルーティ、爽やかさすら感じます。
ずんぐりしたボトルも可愛いです。

番外で、
Rosso Barchetta

GW帰京時に東京の母がくれたワインを差し入れました。
ワインショップにワインを持ち込むなんて、だいぶ躊躇したのですが、
こんな重厚なワインはひとりでは飲まないので、出来れば皆で頂きたいと
先生にお願いしたらご快諾くださいました。ありがとうございます。
このワイン名は「赤い車」という意味だそうですが、
イタリアで赤い車と言ったらフェラーリ。
まさにそれをイメージしたワインなのだそうです。


じつは今回、初めて我が夫も一緒に参加させていただきました。
彼は普段あまりワインは飲みませんが、お料理も一緒に楽しむこんな時なら、
皆様にご挨拶できる良い機会かも、と勝手に思ったのです。
始まってみると、私はお料理のお手伝いで席を空けることが多かったのですが、
K先生をはじめ皆様が気を遣ってくださって、
彼も自分のペースでワインを楽しみ、またお料理も堪能して、
楽しい時間を過ごせたようです。

素敵な企画でした。
お料理も本当に美味しくて、
そしてそれと一緒に楽しめばワインもまた何倍も味わえる感じ。
皆様、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします♪


ワイン講座とチーズフォンデュ

2011年04月21日 | Wine
第3火曜のワイン講座も後期に入り、ブラインドテイスティングとなりました。
今回のテーマはアルザス。
代表的な白ワイン品種を4種類比べます。

ワインリスト:
(a) Pinot Blanc 2008
AOC Alsac , Cepage Pinot Blanc, Domaine Riefle

(b) Pinot Gris 2008
AOC Alsac Cote de Rouffrch, Cepage Pinot Gris, Domaine ReneMure

(c)Sylvaner 2008
Aoc Alsac, Cepage Sylvaner, Domaine Albert Boxler

(d) Riesling 1999
AOC Alsac Clo St Landelin, Cepage Riesling, Domaine Rene Mure


私たちの目の前には、番号のついたグラスが4つ。

左から(1)(2)(3)(4)、素朴な印象は・・

(1)外観は輝きのある薄いレモンイエロー。
 若草の軽快な香り、ナッツやバターといったオイリーな香り。
 しかし味わいは少々水っぽい感じで特徴をつかみにくい。
(2)輝きのある少し濃いレモンイエロー、意外に粘性高め。
 甘やかで爽やかな南国フルーツ香、落ち着いた酸味の中に心地よい苦み。
 ピノグリってこんな感じ?
(3)薄いレモンイエロー。海藻や塩などのミネラルを強く感じます。
 舌の両側に膜が貼ったような苦み? これも特徴がつかみにくいです。
(4)4つ並べて明らかに黄金色、白い花や南国フルーツの豊かな香り、お約束の灯油香。
 熟成したフルーツの心地よい酸味、かすかに塩っぽいニュアンス、
 これは間違いなくリースリング。

というわけで私は(1)(2)(3)(4)=(a)(b)(c)(d)と解答。

初回とあって比較的特徴がつかみやすかったのか、
ほぼ全員(おかげさまで私も)正解できて素晴らしい~。
先週のプレジールで全滅だったショックから多少立ち直ることが出来ました(^^)

さてさて、このあとがこの日のメインイベント(笑)
普段のお教室では、皆が持ち寄る軽いおつまみはあっても、
基本的にはワインのほかはパンのみ、なのですが、
この日は先生が特製のチーズフォンデュを振る舞ってくださいました。

チーズはグリュイエルとエメンタール、コーンスターチを混ぜます。
白ワインを煮立てブランデーを少々、そこへチーズを少しずつ溶かしていくのです。
少しずつ、少しずつ、滑らかに滑らかに・・

完成!

チーズのお鍋は、常にかき混ぜていないと固まってしまうので、
メンバー交代で混ぜ混ぜ。
混ぜてないときは、小さく切ったバゲット、ジャガイモ、ウィンナー、
ブロッコリーやセロリなどの野菜、最後にはリンゴやイチゴまで、
チーズに浸していただきます。

わいわい賑やかにおしゃべりしながらいただくフォンデュ、本当においしかった!

フォンデュ用に先生が使ったワインがあまりに魅力的だったので、
残りを少しずつ皆でいただきました。

貴腐のようなエレガントな味わい。 贅沢すぎる。

泡も登場。

この日は人数が少なめだったのですが、
かえってひとつの話題に全員参加できる人数になり、
とても賑やかに楽しく時間を過ごすことが出来ました。
話は尽きないし、居心地も抜群なのですが、さすがにタイムリミットもあり、
後片付けしてお開きになったのはいつもより遅め、23時近く。

個性豊かなメンバーぞろいのこのクラス、
新しい企画も生まれそうで、また楽しみがひとつ増えた夜。
皆様、今後ともよろしくお願いします!