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My Favorite Things II

福岡生活、満喫中。

納涼「中華杉本」。

2013年08月26日 | Restaurant
この日は「中華杉本」にてK先生慰労&納涼のワイン会。

知る人ぞ知るこの名店は、西区の閑静な住宅街にあります。
最寄り駅からタクシーで10分、たどり着いたそこは高台にある普通の住宅で、
唯一、玄関横に「中華杉本」の名刺が貼られているだけ。
シェフ氏は以前九響のトロンボーン奏者だったのですが、
K先生主催のワイン会で得意の手料理を振る舞ったこと等をきっかけに、
料理人へと転身された異色の経歴の持ち主。
そのお料理は本格広東料理の流れを汲みつつ、地元九州の食材も豊富に取り入れた、
ここでしか味わえない逸品ばかりです。

私は1年ぶりくらい?でしたが、他のメンバーはシェフ氏と旧知の間柄ということで、
勿体なくも常連さん達の会に混ぜていただいた感でドキドキ・・
でも一番乗りで到着してしまった私に、シェフ氏は自然に音楽の話で相手してくださり、
(ヴィヴァルディのマンドリンコンチェルトが入ったCD(イタリア合奏団)を
 BGMに選択してくださるお心遣いまで)感激しました。

さてそうしているうちに、他のメンバーも次々到着し、いよいよお料理の登場です。
(写真撮影の許可いただきました)

○生カシューナッツの素揚げ 五香粉風味


○海老すり身と黒豚背油の揚げ団子

熱々で香ばしいお団子、かぶりつけばぷりぷりジューシー。食べきるのが勿体ない(^^)

○玄海産活け渡り蟹剥き身と蒸し煮込み冬瓜入りの上湯スープ


○揚げ茄子の炒めにんにく蒸し 魚露ソース

一見シンプルですが、炒め油やソースにたくさん手間のかかった丁寧なお料理。
鮮やかなグリーンが涼し気です。

○朝穫れ黄アラ切り身の油通し 上湯風味

この日の朝、市場で立派なアラに出会い、このメニューが決まったそうです。
ふわふわで優しい上品な味わい。

○糸島産ゴーヤ薄切りの自家製豆豉醤炒め


○博多和牛バラ肉とアキレス腱 夏大根の土鍋煮込み

これも中華?という声に「香港福臨門にも同じメニューがあるんですよ」とシェフ。
牛はとろとろなのに全然脂こくなく、とても滑らか。
明日はお肌がつやつやかも(^^) と一同。

○伊府麺のモヤシとシメジ入り 自家製鮑汁煮

以前もこちらでいただいた伊府麺、美味しくてすっかりファンに。
旨味がよく沁みて味わい深く、ユニークな食感と相まってぺろり完食です!

○蒸し南瓜裏漉しの ココナッツミルクとタピオカ入り 冷たいスープデザート



お料理は銘々皿に取り分けてくださるのですが、その前に大皿に盛ってお料理の説明も。
一見シンプルなお料理ほど、じつは手が込んでいるのが分かります。
素材の魅力を十二分に生かして味わい深く仕上げた数々、
何だか和食にも通じるような繊細なお料理なのです。

いつも研究熱心ですね、というK先生の感想に、シェフ氏、
「皆様が何度も来てくださるのに、いつも同じというわけにもいきませんから」。
たとえ同じ料理名でも日によって旬の食材を使ったり、別のアレンジを効かせたり、
ああ何だか音楽にも通じるな、と私はこんなところでも嬉しくなりました。

K先生セレクトのワイン(シャンパーニュのあとブルゴーニュづくし)も素晴らしく、幸せな夜。







みなさま、今回もお世話になりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

「うどん日和」で絶品うどん。

2013年08月06日 | Restaurant
このところ各方面で評判高く、気になっていたうどん屋さんへ、
先週末にようやく伺うことができました♪

うどん日和【中央区六本松】

九大跡地のちょうど裏側。
表通りからのお店の流れもありつつも、民家やマンションも建ち並ぶ閑静な雰囲気のエリア、
ビルの1階にお店はありました。
明るい店内にはカウンターとテーブル席、予想以上にすっきり広々しています。

迷ったけれど、やはり看板メニューを頂かないと、と思い、
「アボガドと海老天ぶっかけ」冷たい麺でお願いしました。

じゃーん。

「ぶっかけ」用のお汁にもアボガドが。
優しい甘辛のお出汁とコシのあるむちむちの冷うどん、絶妙な絡みです。
トッピングのアボガドはお出汁の香ばしさしょっぱさとよく合い、
もちっとしたうどんの食感とも違和感なく、むしろ滑らかな相乗効果があり絶品。
小振りなエビ天も外はカリッと中はぷりぷり熱々、しっぽまで頂ける美味しさでした。

こちらのうどんは福岡産の小麦を2種類ブレンドした自家製麺だそうです。
地元のものと聞き更に嬉しくなる私。
福岡はラーメンやうどんの消費量が多いので、
(←福岡と言えばラーメンと思いきや、地元の人はうどんもよく食べます)
小麦の生産量も多いのでしょうか。

ただ、福岡の伝統的な?うどんは柔らかいんですよね。
(「うどんに腰はいらん。」というのがこちらの方の主張らしい^^)
なので、こちらのお店の、小麦がぎゅっと凝縮されたようなもちもち麺を、
やわ麺を食べ慣れた地元の人はどう感じるんだろう・・と思っていたら、
隣に座った常連さんと思しき老夫婦、
「○○をふたつ、「やわ」で」とオーダーしてました(^^)

ともあれ、私にとってはこの歯ごたえのある麺とやさしいお出汁は最高。
噂に違わず絶品のアボガド&エビ天ぶっかけ、これで650円とはリーズナブルすぎ。
カウンターがあるのでひとりでも利用しやすいし、また近いうち絶対来ます来ます。
ご馳走さまでした!

素屋でお蕎麦。

2013年07月31日 | Restaurant
このところお蕎麦づいている我が家、先日伺ったのは以前にも紹介したこちら。

○十割そば 素屋 石丸本店【西区石丸】


岩田屋新館にもお店があるようですが、クルマで来るならこちらが便利。
古民家風の雰囲気ある素敵な建物、靴を脱いで上がります。
中は広い空間で、板の間にはテーブル席とカウンター、奥にはお座敷もあります。
日曜日、まだお昼前でしたがもう先客がたくさんいて、人気のほどが伺えました。

私がいただいたのはこちら。
○ごぼう天蕎麦
 

今回は冷たいお蕎麦にしましたが、温かい蕎麦も選べるようです。
白っぽくつやつやした麺はしっかりコシのある十割蕎麦、甘辛の汁も私好みなんです。
で、美味しいお蕎麦、というのは勿論分かっていたのですが、
今回、特に感激したのはごぼう天。
ナナメ輪切りのごぼうは歯ごたえもしっかりある厚みなのですが、
カリッと香ばしく揚がっていて、
お塩をつけて頂くと、風味も良くサクサク軽くて箸が止まりません。
個人的にはここ最近で一番のごぼう天でした。

同行の夫は「すごくお腹が空いてるから」とカツ丼を頂いていましたが、
これも「最近では一番のカツ丼」だったそうです☆

美味しいお昼を頂けて満足満腹ニコニコな私たち。
しあわせだー(*^^*)

我が家にとっては福岡で初めて知った、
「気軽に行かれて落ち着ける美味しいお蕎麦屋さん」。
久しぶりに来たけれど、その印象は変わっておらず嬉しい♪
ご馳走さまでした。また来ます。

黒田屋でうなぎ!

2013年07月17日 | Restaurant
土用には少々早いのですが、家族でうなぎを食べにいきました。

うなぎの黒田屋【南区和田4丁目】(大橋駅ちかくの同名店とは別です)

夫実家では以前から、うなぎと言えばこちら。
このブログでも何度も紹介していますが、
比較的不便(しかも分かりづらい)場所なのにいつも大賑わいのこのお店、
ガイドブックなどには載っていないので、知る人ぞ知る人気店。
上質の国産うなぎを良心的なお値段でボリュームたっぷりに提供、
私はここの「せいろ蒸し」が大好物です。



「せいろ蒸し」は柳川名物のうなぎ料理。
東京のうなぎ屋さんではほとんど見かけませんが、
タレで味付けしたごはんの上に、蒲焼きと錦糸卵を乗せてせいろで蒸したものです。
脂っこさの消えたうなぎ白身のふわふわと、
ほんのり甘いタレの沁みた熱々ごはんのコンビがホント絶妙。
そのせいろが入った「柳川定食」をいただきました。

こちらは「黒田屋定食」、男性陣に好評です。


毎年夏になると皆で繰り出すうなぎ屋さん。
今年は早くから暑いので、早めにうなぎを食べて家族みんなで元気に。
また来ましょうね、皆さん。
ご馳走さまでした♪


平尾ビストロで薪焼お肉&寄り道ワイン。

2013年07月07日 | Restaurant
別府(べふ)の大好きなビストロ「Paul Bert」が最近平尾にオープンした2号店。
評判を聞きずっと気になっておりました。
ようやく初訪問です☆

Bistrot Robert et Louise(ビストロ ロベール エ ルイーズ)【中央区平尾】


浄水通りから1本横へ入った路地沿い、中央高校横の一軒家。
真っ赤な階段を上った2階に目指すお店はありました。

こちらでは、塊のまま薪でじっくり焼いた牛・豚・鴨・子羊のお肉を頂けます。
それぞれパン・サラダ・ポテトが付いて来るので、それだけでもOKなのですが、
焼き上がるのに時間がかかるため、前菜とワインを頂きながら待つというスタイル。

まずはピンクワインのスパークリングで乾杯!


そのあとは、同行の友人の強力「白!」リクエストで、
ブルゴーニュのシャルドネを選びました。
(自分でセラーに行きボトルを選ぶスタイルです)


白ワインとともに、前菜を頂きながらお肉が焼けるのをわくわく待ちます♪

アボガドと赤肉メロンの冷たいサラダ


自家製ベーコンとほうれん草とカボチャのキッシュ


きなこ豚(ハーフ)

ごろんとした厚みは食べ応えがありますが、ほんのり甘くて柔らかく旨味たっぷり、
ぺろりと平らげる私。
友人が選んだステックフリット(牛)とひと切れ交換しましたが、
こちらもジューシーで噛むほどに味わいが増す美味しさ。
ひさしぶりに美味しいお肉を堪能した感じです。ご馳走さまでした。

調理もサービスもシェフ氏ひとりなのでてんてこ舞い、
特に早い時間は混んでいて、メニューの説明などもたびたび中断してしまいましたが、
後半はお客様も減り、落ち着いて会話も出来ました。
(つまり私たち、とても長居していたのですね。。)

しかし、それでもまだ喋り足りない私たち、更に寄り道することに。

ラタフィア【中央区薬院】

以前、日仏のワイン教室でワンクールだけお世話になったY先生のお店です。
ワインバーにありがちな敷居の高さもなく、
女性らしい気配りとすっきり綺麗な内装で居心地よく素敵なお店。

1杯だけ、のつもりが、
「あちらのお客様からです」とグランクリュちょこっとサービスいただいたりして、

結局ここでも長居しちゃいました。終電間に合って良かった。

私が行きたいお店2軒に(しかも遅くまで)付き合ってくれた友人Kちゃんありがとう。
次回はイタリアンかな?(^^) またよろしくね。