この日は「中華杉本」にてK先生慰労&納涼のワイン会。
知る人ぞ知るこの名店は、西区の閑静な住宅街にあります。
最寄り駅からタクシーで10分、たどり着いたそこは高台にある普通の住宅で、
唯一、玄関横に「中華杉本」の名刺が貼られているだけ。
シェフ氏は以前九響のトロンボーン奏者だったのですが、
K先生主催のワイン会で得意の手料理を振る舞ったこと等をきっかけに、
料理人へと転身された異色の経歴の持ち主。
そのお料理は本格広東料理の流れを汲みつつ、地元九州の食材も豊富に取り入れた、
ここでしか味わえない逸品ばかりです。
私は1年ぶりくらい?でしたが、他のメンバーはシェフ氏と旧知の間柄ということで、
勿体なくも常連さん達の会に混ぜていただいた感でドキドキ・・
でも一番乗りで到着してしまった私に、シェフ氏は自然に音楽の話で相手してくださり、
(ヴィヴァルディのマンドリンコンチェルトが入ったCD(イタリア合奏団)を
BGMに選択してくださるお心遣いまで)感激しました。
さてそうしているうちに、他のメンバーも次々到着し、いよいよお料理の登場です。
(写真撮影の許可いただきました)
○生カシューナッツの素揚げ 五香粉風味

○海老すり身と黒豚背油の揚げ団子

熱々で香ばしいお団子、かぶりつけばぷりぷりジューシー。食べきるのが勿体ない(^^)
○玄海産活け渡り蟹剥き身と蒸し煮込み冬瓜入りの上湯スープ

○揚げ茄子の炒めにんにく蒸し 魚露ソース

一見シンプルですが、炒め油やソースにたくさん手間のかかった丁寧なお料理。
鮮やかなグリーンが涼し気です。
○朝穫れ黄アラ切り身の油通し 上湯風味

この日の朝、市場で立派なアラに出会い、このメニューが決まったそうです。
ふわふわで優しい上品な味わい。
○糸島産ゴーヤ薄切りの自家製豆豉醤炒め

○博多和牛バラ肉とアキレス腱 夏大根の土鍋煮込み

これも中華?という声に「香港福臨門にも同じメニューがあるんですよ」とシェフ。
牛はとろとろなのに全然脂こくなく、とても滑らか。
明日はお肌がつやつやかも(^^) と一同。
○伊府麺のモヤシとシメジ入り 自家製鮑汁煮

以前もこちらでいただいた伊府麺、美味しくてすっかりファンに。
旨味がよく沁みて味わい深く、ユニークな食感と相まってぺろり完食です!
○蒸し南瓜裏漉しの ココナッツミルクとタピオカ入り 冷たいスープデザート

お料理は銘々皿に取り分けてくださるのですが、その前に大皿に盛ってお料理の説明も。
一見シンプルなお料理ほど、じつは手が込んでいるのが分かります。
素材の魅力を十二分に生かして味わい深く仕上げた数々、
何だか和食にも通じるような繊細なお料理なのです。
いつも研究熱心ですね、というK先生の感想に、シェフ氏、
「皆様が何度も来てくださるのに、いつも同じというわけにもいきませんから」。
たとえ同じ料理名でも日によって旬の食材を使ったり、別のアレンジを効かせたり、
ああ何だか音楽にも通じるな、と私はこんなところでも嬉しくなりました。
K先生セレクトのワイン(シャンパーニュのあとブルゴーニュづくし)も素晴らしく、幸せな夜。



みなさま、今回もお世話になりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
知る人ぞ知るこの名店は、西区の閑静な住宅街にあります。
最寄り駅からタクシーで10分、たどり着いたそこは高台にある普通の住宅で、
唯一、玄関横に「中華杉本」の名刺が貼られているだけ。
シェフ氏は以前九響のトロンボーン奏者だったのですが、
K先生主催のワイン会で得意の手料理を振る舞ったこと等をきっかけに、
料理人へと転身された異色の経歴の持ち主。
そのお料理は本格広東料理の流れを汲みつつ、地元九州の食材も豊富に取り入れた、
ここでしか味わえない逸品ばかりです。
私は1年ぶりくらい?でしたが、他のメンバーはシェフ氏と旧知の間柄ということで、
勿体なくも常連さん達の会に混ぜていただいた感でドキドキ・・
でも一番乗りで到着してしまった私に、シェフ氏は自然に音楽の話で相手してくださり、
(ヴィヴァルディのマンドリンコンチェルトが入ったCD(イタリア合奏団)を
BGMに選択してくださるお心遣いまで)感激しました。
さてそうしているうちに、他のメンバーも次々到着し、いよいよお料理の登場です。
(写真撮影の許可いただきました)
○生カシューナッツの素揚げ 五香粉風味

○海老すり身と黒豚背油の揚げ団子

熱々で香ばしいお団子、かぶりつけばぷりぷりジューシー。食べきるのが勿体ない(^^)
○玄海産活け渡り蟹剥き身と蒸し煮込み冬瓜入りの上湯スープ

○揚げ茄子の炒めにんにく蒸し 魚露ソース

一見シンプルですが、炒め油やソースにたくさん手間のかかった丁寧なお料理。
鮮やかなグリーンが涼し気です。
○朝穫れ黄アラ切り身の油通し 上湯風味

この日の朝、市場で立派なアラに出会い、このメニューが決まったそうです。
ふわふわで優しい上品な味わい。
○糸島産ゴーヤ薄切りの自家製豆豉醤炒め

○博多和牛バラ肉とアキレス腱 夏大根の土鍋煮込み

これも中華?という声に「香港福臨門にも同じメニューがあるんですよ」とシェフ。
牛はとろとろなのに全然脂こくなく、とても滑らか。
明日はお肌がつやつやかも(^^) と一同。
○伊府麺のモヤシとシメジ入り 自家製鮑汁煮

以前もこちらでいただいた伊府麺、美味しくてすっかりファンに。
旨味がよく沁みて味わい深く、ユニークな食感と相まってぺろり完食です!
○蒸し南瓜裏漉しの ココナッツミルクとタピオカ入り 冷たいスープデザート

お料理は銘々皿に取り分けてくださるのですが、その前に大皿に盛ってお料理の説明も。
一見シンプルなお料理ほど、じつは手が込んでいるのが分かります。
素材の魅力を十二分に生かして味わい深く仕上げた数々、
何だか和食にも通じるような繊細なお料理なのです。
いつも研究熱心ですね、というK先生の感想に、シェフ氏、
「皆様が何度も来てくださるのに、いつも同じというわけにもいきませんから」。
たとえ同じ料理名でも日によって旬の食材を使ったり、別のアレンジを効かせたり、
ああ何だか音楽にも通じるな、と私はこんなところでも嬉しくなりました。
K先生セレクトのワイン(シャンパーニュのあとブルゴーニュづくし)も素晴らしく、幸せな夜。



みなさま、今回もお世話になりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!