いしどう大輔後援会 「姫路市政への挑戦」

「一人でも多くの方を笑顔にしたい。」その想い一つで、リクルートを退職し、生まれ育った姫路市で活動しています。

サッカーフォーラム

2007年08月04日 | Weblog


今日は、サッカー日本代表の元監督であります、岡田武史さんを
お招きして講演会が行われました。

お話の内容は、リーダー論から教育論と多岐にわたり、大変興味
深く、勉強をさせていただきました。

実は、私は大学4年生のときにお世話になっていた方のご紹介で
岡田監督とお会いしたことがあります。

ちょうど、フランスワールドカップが終わって4~5ヶ月たった時の
事ですが、その時にはリーダーとしての苦悩や決断など何となく
しか理解できませんでしたが、この度の講演では多くのことで
共感し理解をすることが出来ました。

岡田武史さんは、このように言われました。
「人間は、苦痛や苦労することに耐える遺伝子は、数千年という生活
の中で持ち合わせている。
しかし、豊かさに耐える遺伝子は人類史上初めて身に着けようとして
いるのだ。」

確かにそうかも知れません。
豊かであるがゆえに生じる苦悩があります。
それがまさに今の日本の現状かも知れません。

そして、こう続けられました。
「私たちが幼いころ、引きこもっていると食事にありつけない。
しかし、今はどんな時でも苦労することなく全て与えてもらえる。
だから、人間の本能を呼び覚ますスイッチが入らないんです。」

確かに、私たちの生活は満たされています。
正直、何もしなくても生きていくことは可能かも知れません。
その状況の中で、自分の夢を追いかけるというのは難しいのかも
知れません。

私は、この本能にスイッチを入れるきっかけを作りが政治の役割で
あり、私たち大人の役割であると思います。

勉強でも構わない。
スポーツでも構わない。
音楽でも芸術でも。

何だって良いんです。

努力をし、そのハードルを越える経験を体験出来る環境を作ら
なければならないと思います。

出来れば、幼少期から体験出来ればよいですが、思い立ったが
吉日。
いつからでも、チャレンジが出来る。
そういった世の中を作る必要があると思います。

その中で、政治の役割は?政治に出来ることは?

これを追求していかなければなりません。