今日は、播州おわら同好会の主催する「おわらinひめじ」が
キャスパホールで開催されました。
当日のキャスパホールは、立ち見になるほど盛況で、「おわら」
のしっとりとした、艶やかな踊りに誰もが酔いしれました。
このお祭りは、富山県八尾町(現:富山市八尾町)で300年もの
歴史を持つお祭りです。
旧町約3,500名の小さな町で毎年9月1日から3日間行われるこの
お祭りには、35万人もの方々が訪れています。
人口の約百倍にも膨れ上がるのです。
少々乱暴ではありますが、姫路市に置き換えれば、53万人の町
ですので、5300万人になるということです。
どれだけ、このお祭りが凄いのか、お分かり頂けると思います。
ちなみに、2006年のGWの1週間、姫路城の来城者数は
5万2,000人でした。
そして、姫路市内の主要19施設(姫路城・セントラルパーク・
市立動物園・書写山ロープウェーなど)の入場者数を合計して
みても、25万3,000人です。
八尾町の3日間よりも少なかったのです。
私は、この「おわら」に姫路の観光・まちづくりの進むべきヒント
があると感じています。
そこで、少しのお時間を頂き、「おわらに学ぶまちづくり」という
テーマでお話をさせて頂きました。
統一感のある八尾型住宅の町並み。そして、おもてなしの心が
上手く融合し、観光客を楽しませてくれる八尾の町。
これからの姫路のために活かしていきたいと思います。