廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

せめて、安らぎとともに

2010-04-24 23:23:23 | Weblog
 今日はサンフレッチェの試合があった。 ビッグスワンスタジアムで新潟とのアウェー戦で2-2の引き分けだったそうです。 試合はサンフレッチェがエースFW・佐藤(寿)選手のゴールで早々と先制したものの、その後で新潟の反撃を受けて逆転され、新潟リードのまま試合終了が近付いた後半45分にMF山岸選手がゴールを決めて土壇場で同点に追い付いたそうで。 ”勝てなかった”とも言えますが今日の試合展開ではやはり”負けなかった”と言う方が正しいでしょう。 生で見てはいませんでしたが途中交代で入ったFW李選手や大崎選手もいいプレーで流れを変えてくれたらしいですね、今後の彼らの活躍が私も楽しみです...

 次の試合は27日(火)のACLのグループリーグ最終戦です。 サンフレッチェは既に前節で敗退が決まっており、次の浦項戦は”消化試合”になります。 前にも書きましたがリーグ戦とACLを平行して戦う厳しい日程で主力選手は疲労が蓄積していますし、火曜日の試合は控え選手達を先発で起用して出ずっぱりの主力選手は休養させるべきだと思います。 具体的には佐藤選手の代わりに李選手を1トップのFW、MF山岸選手か服部選手を休ませて石川選手を起用するとか、GKも西川選手を休ませて中林選手を使うとか、控え選手をスタメンで使って主力は”切り札”として試合の流れを変えるのに使う、いつもと逆の使い方です。 私だって見に行くのだから勝ちたいのは山々ですが、それよりも控え選手達が意地を見せて強豪の浦項に勝ち、控え選手達が自信を付けて戦力アップに繋がった方が良いでしょう。 ACLならベストメンバー規定の対象外のはずですし、まして”消化試合”で天気も悪いのですから...



56年ぶり女子プロ野球開幕!小西が完封発進(スポーツニッポン) - goo ニュース

 女子プロ野球、とうとう本当に開幕出来たんですね。 各地の野球独立リーグといい一昔前だったら夢でしかなかった事が次々と現実のものになっていますね。 この女子プロ野球も基本的には男子の独立リーグと近い構造みたいですが、独立リーグ同様に球団名は基本的に県名や地域名になっているのが良いですね。 ニックネームも付いていますけど長過ぎて馴染めないですし、これでむしろ県名の方で呼ばれるから良いのではないかと思っています。 地域密着を徹底して地道に支持を集めて現状の3球団から関西全域にチームを増やして発展して行ってくれればなと思っています。 私も機会と金があればわかさスタジアム京都まで見に行ってみたいですね。

 それと中国地方では女子野球リーグは難しいかも知れませんが、いつかファン獲得の為に広島や岡山、四国でも試合をやって欲しいです。 例えば交流戦でカープが移動の都合上、ナイトゲームを行う日曜日の昼間にマツダスタジアムで試合をしてみたらより一層客も集まるのではと思いますが。 それと関東には未だに独立リーグがありません(群馬にBCリーグの球団が一つありますが...)けど、人口の集中する関東こそ独立リーグが必要だと思うのですが。 独立リーグなら川崎市にプロ野球を復活させる事だって出来るのではないでしょうか。 関東にも男子・女子ともに独立リーグを作るべき時が来ているのではないかと私は思っています...

                                     

錦戸亮特製?超キュートな「ちょんまげぷりん」ストラップに問い合わせ殺到中! - goo 映画錦戸亮特製?超キュートな「ちょんまげぷりん」ストラップに問い合わせ殺到中! - goo 映画

 ”ちょんまげぷりん”ですか、これは可愛いですね。 私も買って携帯に着けたいくらいです。 それにしても最近は”お侍グッズ”が流行っているんですかね、我が家の姪っ子もマク○ナルドでもらったらしい”だんご剣”なる物を振って遊んでいますし。 この流れに乗って懐かしの人気キャラクター・”ピストル大名”も復活してくれたら思わず欲しくなるのですけど。 私も甲冑を着た写真をプロファイルで使っているのですが、これで私も最近の”お侍さんブーム”に乗って行ければ良いのですけど...

                                    

 今日はいよいよ亡くなられたジャイアンツ・木村拓也コーチの追悼試合だ。 試合はNHKが中継していたのを見た。 試合前には両チームの選手や関係者が集まってのお別れ会があったり、試合開始の始球式を木村コーチの長男(少年野球をやっているらしい)が務めたりしたそうです。 試合はカープが左腕・青木(高)投手、ジャイアンツが西村投手(広島市出身)の先発で始まり、カープは初回に怪我から復帰した三番打者・天谷選手のタイムリーで先制したものの3回に追い付かれ、6回にはジャイアンツ・阿部捕手のホームランで勝ち越されてしまった。 しかし青木投手は強大なジャイアンツ打線を相手に良く粘って投げている。 この調子で投げ続けて前田(健)投手、昨日投げた”スタさん”ことスタルツ投手とカープの先発ローテーションを支えて欲しい。 後は大竹投手と今井投手、それにストッパーの永川投手が復帰してくれれば投手陣は充分に戦える陣容が揃うと思います。

 緊迫した好試合は終盤に大きく動き、カープは7回に東出選手のタイムリーで同点に追い付いた。 しかしここで畳み掛けられす、試合の主導権を握れなかったのが痛い。 しかしそれでもその裏のジャイアンツの攻撃を抑え、8回表に再度チャンスを作って途中出場の中東選手の犠牲フライで待望の勝ち越し点が入った。 そして3-2の8回裏は今季大リーグから復帰してここまで無失点を続けているベテラン左腕・高橋(建)投手が登場、”勝ちパターン”に持ち込んだはずだったが百戦錬磨の高橋投手もこの試合の異様な雰囲気に呑まれたのかピンチを招き、満塁策を採って迎えた場面で代打の谷選手に逆転満塁ホームランを打たれてしまって6-3、続く李選手にもホームランで7-3とされてしまった。 カープは最終回に代打・石井(琢)選手のタイムリーで1点返したが反撃もここまでで7-4で負けてしまいました。 負けたけど今日の試合は本当に良く戦った、ナイスゲームだと思います...

                                    

 とにかくこれで”追悼”は終わりました。 明日からはカープとジャイアンツも普通にセ・リーグの球団同士に戻ります。 木村コーチのご遺族も今回は追悼行事と言う事で上京されていましたけど明日からは広島に戻り、プロ野球とは関係の無い生活を送る”一般人”としてひっそりと暮らして行かれると思います。 だからもうマスコミもこれ以上取材に来たりせず、放っておくべきではないでしょうか? 仮に今季ジャイアンツが優勝したとしても夫・父親がもうそこで仕事していない以上、家族がその事について一体何を言えというのかと。 将来、木村コーチの子供達がプロ野球を目指すとかにでもなれば話は別、その時に騒げば良いだけの話です。 でもその子供達もまだ小さいのですからそれは遥か遠い未来の話だと思います...

 以前、私は木村コーチの魂は倒れられたマツダスタジアムに今も居ると書きました。 これは単に木村コーチが広島を”第二の故郷”として気に入っておられたとか、妻子が広島に住んでいるとか、カープ在籍時代の方が長かったとか、それもありますけど一番の理由はマツダスタジアムが”純粋な野球場”だからです。 野球人にとって”安らぎの場所”とは家庭を別にすればやっぱり野球場ではないでしょうか? ジャイアンツの試合が無い日はせっせと野球以外のイベントをねじ込んでいる騒がしい”多目的ホール”の東京ドームで野球人の魂が本当に安らげると思うのでしょうか? ジャイアンツも金が有り余っているのならヤンキースタジアムみたいな沢村栄治さんや別所毅彦さん、藤田元司さんら多くの野球人の魂(巨人の背番号4は何故誰も付けていないのでしょうか?)の安らげる”野球場”を造って欲しい、ジャイアンツを見守っているのは木村コーチだけではないはずですから...

 最後に前にも書きましたがカープ球団にはマツダスタジアム内に木村コーチの顕彰碑か何かを作ってファンが木村コーチの事をずっと忘れず、語り継いで行ける様にして欲しい。 それとカープロードにも木村コーチの足跡を紹介するパネルを設置するとか。 そしてマツダスタジアムのブルペンには”津田プレート”がある様に、代打の選手が素振りをして準備するミラールームの入り口辺りに”木村拓也プレート”を設置してはどうかと思っています。 ジャイアンツ球団も許可してくれるでしょう、だって”他社の持ち物”である東京ドームではこう言う事は出来ないのですから。 今はただ、木村コーチのご冥福と安らぎを祈っています...

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 ...以上です。
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