廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

”駿河守”の応援弁当

2010-04-20 22:22:22 | Weblog
 先週、いつものレンタル屋で借りた映画のDVDは『のんちゃんのり弁』です。 この映画も名前だけは知っていましたが、わざわざ映画館まで行って見るほど興味は湧かなくて、DVDレンタルで見掛けても駄作ではないかとあまり期待しないで借りてみました。 しかし見てみると予想に反してしっかりとした作りでなかなか面白い作品でした。 DVDのパッケージには”思わず食欲が湧いて来る映画”と書いていて、私としては美味しそうな食べ物を見るだけでもそれなりに満足だし、観戦用弁当を作る参考にもなるかと思ったのですけどね。 それとこの映画は漫画原作があるらしいけど、予備知識は無くても漫画だとすぐに分かりましたね。 最近のドラマにも良くありますが、漫画をそのままドラマにしたみたいな映像がありましたから...

 ストーリーはいきなり離婚から始まります。 主人公の小巻は小説家志望と言いながらもまともに仕事もせず、親の金で家まで建ててもらって遊び人状態の夫に愛想を尽かしてタイトルの“のんちゃん“こと娘の乃里子を連れて家を飛び出し、東京の下町に暮らす母親のところに出戻ったのですが、母親も年金と着付け教室の収入程度しか無く娘を抱えて自活する為の仕事を探すのですが、30歳を過ぎてキャリアも無ければ大した資格も無く、まして子供を抱えて就業時間に制約のある彼女を雇ってくれる企業は無く、高給に釣られて挑戦した水商売は上手く行かなくて悩んだ時、たまたま善意で作った弁当がウケたのと偶然入った小料理屋の味に感動したのをきっかけに手作り弁当の店を持ちたいと思うのですが果たして...



 冒頭でヒロインの小巻が娘に幼稚園で食べる弁当を作ってやる場面があるのですが、それがいわゆる海苔だんだん弁当なんですよね。 私はプロ野球やJリーグの試合を見に行く時によく海苔を巻いたおにぎりを詰めていますが、映画を見ていると”海苔だんだん”も美味しそうですよね、一度やってみようかなと思ってしまいます。 大阪で専門学校生をやっていた当時も食費節約の為に毎日弁当を手作りしていましたよ、あの時は面倒ですから普通の白いご飯をそのまま弁当箱の下半分くらい詰め込んでその上におかず(夕食の残りを取っておいた物)と茹で卵を詰めていましたね。 毎日の様に茹で卵ばかり食べてよく飽きなかったものですが...

 最近、スーパーに行くと冷凍食品でお弁当用に見た目が可愛いおかずが売られていますね。 食費節約の為に弁当を手作りするサラリーマンとかが増えているからでしょう。 私も冷凍食品半額の日に買っておいて冷蔵庫に常備しております。 動物の形にカットしたポテト付きウインナー、いい感じだったのでもう1個買っておきました。 更に見た目が可愛い野菜の串焼きも買ってみました。 次に野球を見に行く時にでも入れてみましょうかね。 来週行くサッカーACLの試合は夜なので、帰ってから改めて夜食を食べますから本格的な弁当では無くもっと軽い食事にする予定です。 実は既に材料は買ってあるんですけどね...

                            

 映画の話に戻りますが、このお話はヒロインが離婚してから弁当屋を開くまでを描いていますけど、サブテーマと言うか女性が子供を育てながら生きて行くのがいかに大変かを丁寧に描いています。 ヒロインはこれから子供の成長につれてお金が掛かるからと正社員を希望するのですけど、現状の社会では正社員は”フルタイム+残業”を前提にしているところがありますので子供を抱えていつも定時で帰らせてくれ...とはなかなか言えないんですよね。 それに何らかの”売れる技能”を持っていないと。 それを考えると安易に専業主婦を希望するのは問題がありますよね、夫となる男性が本当に自分と相性が良いか、一生自分と子供に誠実に接し、生きて行ってくれるかなんて結婚してみないと分からないものがありますから... 別れても一人で生きて行ける何かを持っておくか、もしくはもしくは夫に不満があっても割り切って我慢し、夫婦関係を維持するか...

 ヒロイン・小巻を演じた主演女優は小西真奈美さんです。 私が彼女を映画で見たのは『UDON』以来ですかね。 東京の下町出身の”江戸っ子”的なキャラクターの女性をしっかりと演じていて好感を持ちました。 彼女のこれまで演じて来た役柄とはガラっと変わって30歳過ぎの子持ち女性の役で初挑戦の難しさがあったと思いますけどなかなか良かったです。 プロファイルによると最近の小西真奈美さんは医者の役が多かったみたいですね。 こう言う仕事が来ると言う事はそれなりに医者らしく見える知性が感じられると言う事でしょう。 今回の作品で母親役も経験しましたし、今後も教師とかキャリアウーマンとか科学者とか多彩で難しい役柄に挑戦していい感じで年齢を重ねてもらいたいところですね...

                               

外様頼りの巨人、V10ノルマにOB反論「生え抜き主軸じゃなきゃ」 (夕刊フジ) - goo ニュース

 開幕前に”ツネオ”が原監督に10連覇しろとか言ったと聞きましたけどOBの方々に言わせると他球団から引き抜いた選手では無く、自前で育成した生え抜き選手をエースや四番打者に育てての”黄金時代”ではないと価値が無いと言われているのですね。 確かにそれはもっともだと思いますが、例え生え抜きでチームを育てて連覇を重ねても昔みたいな”巨人の時代”には戻れないと思いますよ。 衛星放送もネットもJリーグも無かった時代に戻る事は不可能です、生え抜きがどうだとか強い弱いがどうだとかでは無く、”全国区”などと言う幻想から脱却して東京や首都圏の地域イメージを前面に出すべきではないかと。 それと他球団を圧倒する戦力で連覇を重ねるより、その戦力で”世界”を目指す方が野球ファンの支持を集められると思うのですが。 外様とか生え抜きだとかより”グローバル・ワールドシリーズ”とやらの実現に力を入れて世界一を目指すべきではないかと私は思いますけどね...

                                     

誰もが一度は真似してる?引用されることの多い映画の決め台詞ベスト10 - goo 映画誰もが一度は真似してる?引用されることの多い映画の決め台詞ベスト10 - goo 映画

 真似されると言う事は見た人に格好良いと思われていると言う事だと思いますけどね。 私が映画を見て影響されて真似をした台詞となると...? 「俺の後ろに立つんじゃねぇ。」にしましょうか。 やっぱり格好良いなと思うのはハードボイルド系の作品に出て来る台詞ですよね。 いや、もしかしたらこの台詞は西部劇のだったかな? ちょっと記憶が曖昧なのですけど...

                            

 今日からカープは甲子園球場で”FA軍団”いやタイガースとの三連戦です。 試合はカープが斉藤投手、タイガースが下柳投手と左腕同士の対戦となりました。 同じ左腕でも向こうは大ベテラン、こっちは若手と対照的ではありますが。 序盤はお互いにしっかりと抑えて投手戦になるかと思ったのですが、斉藤投手は4回にピンチを招いてタイガースの狩野選手に3ランを打たれるなど4失点で試合の主導権を握られてしまい、次の5回にも1点を追加されて5失点ノックアウトでした。 打線はリードを奪われて更に下柳投手ののらりくらりとした投球の術中にはまり込んでタイガースを上回る8安打しながら下柳投手とリリーフ陣に0点に抑えられて完封負け、完敗でしたね。 明日は”エース格”の前田(健)投手が投げるでしょうし、前田投手が投げて打線が打ってやり返すしかないでしょう...

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 ...以上です。
コメント
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