図解 気象学入門 5章 低気圧·高気圧と前線のしくみ 1

2019-05-10 12:50:53 | 読んだ本について
温帯低気圧はなぜ発達できるのか

地上の空気を吸い上げる低気圧の、その上層では、風が等高度線に沿ってぐるぐる回る、だけなので、
地上から上昇した空気は上空の低気圧の中心近くにたまって、しだいに気圧は高まってしまう。


しかし、寒帯前線上空には、偏西風の中でも特に強い、寒帯前線ジェット気流が吹いている。


気圧の谷の東側では、風向きと風速な変化により、空気が発散する場所がある。

このような領域があることにより、運び込まれた空気が上空にたまることなく、偏西風に逃される。→低気圧は発達できる。

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