図解 気象学入門 2章 雨と雪のしくみ 1

2019-02-27 12:43:23 | 読んだ本について
雲の粒から雨粒への成長の鍵は何か

鍵は、雲の粒の独占的成長。

暖かい雨の場合、
海塩粒子が凝結核となる。
海塩粒子は、他の凝結核よりもサイズが大きい。
吸湿性に優れているので、飽和していない空気中からも水蒸気を吸着して、水を含んだ粒になる。
塩分が溶けた水は、蒸発が抑えられ、凝結しやすい。
→海塩粒子による雲の粒は、生まれたときから、独占的に成長できる地位にある。

さらに、大きくなった雲の粒が落下速度が大きくなることで、小さい粒と衝突し、合体する。
=衝突併合過程
により、独占的な成長が起こる。

大きくなれば、落下速度が大きくなることで成長はさらに急速になる。





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