若者よ!今こそ「泣いた赤鬼」を読み返しやがれ。

2016-11-30 22:07:07 | 思ったこと。


思いやりと、自己弁護を履き違えてる奴がいる。

本当に相手のためを思って行動をすると、自分が損する。青鬼のように。
それを厭わない行動こそ、真の思いやりだ。

しかし、自分が気を遣ってますって態度を相手に見せることで、自分は優しいやつだと思い込んでいる、勘違い野郎が世の中に多い。

相手に見せてる時点で、それは結局利己的な行動であることに気づいてない。

気を遣ってる自分がいいやつだと思われたいだけなのだ。
本当に相手の立場を考えてたら、あなたのためです、なんて相手に伝えるメリットがない。

泣いた赤鬼読み返せ、ばかたれが。

あの戦争は何だったのか 大人のための歴史教科書 保阪正康

2016-11-08 23:09:02 | 読んだ本について
第二章 開戦に至るまでのターニングポイント
2 坂を転げ落ちるようにー「真珠湾」に至るまで

ターニングポイント→東條に責められ、近衛が内閣を投げ出した瞬間。

日本には、石油がない。
これが、開戦の理由であったが、実は日本には石油はあった。
海軍が戦争をしたいので、ないことにした。
陸軍の暴走に引き摺られた、という認識は誤りである。
黒幕は、海軍省軍務局にいた石川信吾、岡敬純。あるいは、軍令部作戦課にいた富岡定俊、神重徳。

しかし、東京裁判では、A級戦犯は陸軍15人、海軍たった3人。


あの戦争は何だったのか 大人のための歴史教科書 保阪正康

2016-11-06 22:32:29 | 読んだ本について
第二章 開戦に至るまでのターニングポイント
1 発言せざる天皇が怒った「二・二六事件」

社会情勢の不安から、天皇は国家の一機関だ。という、意見が通じない世の中に。
右翼が多く台頭し、軍内の特に、理想のためには非合法も辞さない、「皇道派」がクーデターを起こす。
それは、「二・二六事件」にもつながる。
その後、軍主導の国家体制に進むことになる。
天皇は、開戦に反対であったと思われるが、語らぬ存在となってしまう。
反対すれば、大内乱が起きてしまうから。
天皇の神格化が進み、神格化した天皇を軍部は権威付けに利用していった。
「二・二六事件」は開戦に至る大きなターニングポイントになった。