鎌田実の野球教室

元トラ戦士が分かりやすく指導!

金田さんからの助言

2009-11-28 09:20:40 | 私の野球人生
 私は今のバッティングフォームではプロでは通用しないと感じておりました。プロに入ってまだ5カ月、バッティングフォームは高校時代のままでした。高校時代のバッティングは「前で打て」と教えられていました。直球とカーブくらいの球種でしたからそれで十分打てました。

 しかし、プロではスピード感も違い、シュート、シンカー、スライダー、カーブなど変化球も多彩。前に打ちに行っていたのでは“詰まらされる”、“泳がされる”結果になることが多いと感じていた。

 バッティングは呼び込んで打つ方がいいのではないか…と思っていた矢先、ある試合の後、私のバッティングを見ていた金田正泰さんが私を呼び止め「鎌田、バッティングは呼び込んで腰で打つのだ」とバットを振る仕草をしながらアドバイスをしてくれました。

 金田さんは過去に首位打者を獲ったこともある人で、バッティングのコツを熟知している人からのアドバイスだっただけに、私は自分の考えに確信が持てました。

 しかし、私の体型や骨格、これまでの感覚などいつからどういうふうに矯正していくか―。これからの大きなテーマになりました。