自由帳~子供の心で~

南保大樹が日々思ったことや稽古状況など、舞台創りを綴ります。

フランスこぼれ話

2014年12月15日 | 
旅とは珍道中…誰かの言葉…あれ、誰も言ってないか…。

色々ありますよ、そりゃ~

フランスへ旅立つ前の3日間は準備やら何やらと色々やらねばならないことがあり、相当寝不足で、

よし、行きの飛行機で思いっきり寝るぞ~と意気込んでいたら、ところがドッコイ、隣のおっちゃん(たぶんフランス人)のイキビがハンパない。

しかもたぶん無呼吸なんちゃら。

グゴォ~と息を吐いたら、突然息が止まっちまう…10秒くらいするとグボォっと息を吹き返す…勘弁してくれい。

しかも前の席には子供がアー、キャーと興奮している。

子供は我慢するけど、おっちゃんのイビキは我慢出来ず3回くらい「うるさい!」と起こしたが…いやはや…。

おっちゃんも気にして体勢を変るがまた元に戻りグースカピー。

しかも何でこんなにタイミングがいいんだと言うぐらい、イビキが少し静かになると子供が騒ぎ、子供が静まるとイビキが絶好調…

眠れるかいっ!(笑)

映画2本観た。

そんなこんなの13時間のフライト。


で、超寝不足のままパリに着き、探り探り電車に乗りホテルへ。

朝の7時ころ着いたので、ホテルで荷物を預かってもらおうと準備していたら、フロントのいい感じのあんちゃんが、部屋空いているから入っても良いとのことで、入れてもらった。ラッキー!

シャワー浴びてさっぱりして、いざ出陣。

パリ郊外のとあるところへ挨拶に行くのがこの旅一番の目的。

予想以上の出会いがあり、ウキウキとワクワクが止まらない。

良かった。

途中の電車内は眠気との闘いだったが…。


そして観光。

楽しい時間だ。


ピターブルックのブッフデュノール劇場で芝居を観たかったが行ける日にやってなかった。残念。



危ないから色々気を付けて、とよく言われるが危ないことなんて全くない。

きっと集団でいると、日本にいるみたいに油断しまくったり、チンタラプラプラ歩いているとそういうことに遭遇するんじゃないかな…。

一人でいると気を張って、人を寄せ付けないオーラが出ているのかね。


ホテルに戻ると、何だか旅公演の延長のような気分になる。

今年は旅公演が多すぎたせいかな。

おかげで旅慣れしているからホテル生活もお手のもの。

日本のように何でも揃っているわけではないが、準備してきたから問題なし。


一人旅は良いものだ。

言葉は不自由だが何とかなる。

でもこれから英語はマスターせねば。


これからスペインへ。

何があることやら…。


おっとそろそろ搭乗だ。

では遊んできま~す。

アディオス!

南保大樹