紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

養生めくられる。

2016年06月27日 | 家づくり用語

ここ最近はなかなか梅雨らしい天気が続きますね。関東の水不足はどうなんでしょう?随分解消したのでしょうか??

さて、現場。

このBlogでも何度となく出てくる言葉。「養生」

現場では、床などが張り上がると、傷防止(何かをぶつけたり落としたりした際の)のために、ダンボールやベニヤでそれを覆います。(上の写真。床にベニヤ貼ってあるでしょ。とは言っても、どうしても養生できない部分もあるし、どんなに養生しても砂がかんだり無垢の木などへの細かな傷をゼロにするのは不可能ですが)

それらをめくる、取り払うと、ほとんど内部の工事は終わったってこと。

もちろん大工さんの工事は終わり、木製建具も入れ終わり、左官屋さんやクロス屋さんの仕上げ工事も終わる。そしてその上に、電気屋さんや水道屋さんが器具付けなども終わるった段階で、養生はめくられます。

そうしますと床板なども姿を現し、一気に室内の雰囲気も良くなり、楽しくなるわけです。

和歌山市のO様家も

この通り。(このお家はリビングの大部分がタタミでして、タタミは本当の最後に入りますから、その点ではまだちょいと仕上がり感は味わえないんだけど)

和歌山市園部のY様家も、

はい。この通り。

あとは、ここから美装屋さんが入り家全体の掃除をするとともに、床の蜜蝋ワックスがけを行い、それから最後の最後に、タタミ屋さん、フスマ屋さんが作業場で造ってあるタタミやフスマを入れにくるのと、サッシュ屋さんが網戸とミラーなどを施工にくれば終わり!

外は外構屋さんの準備も始まりだしています。

どちらももう終わりが近づいて見えてきて何だか寂しいですが、また新しいお家づくりのスタートも近づいきてきておりますし、新しいお家の設計も随分やらせてもらっておりますから、ビシビシ頑張っていかなきゃです!

では、また次回〜。

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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