紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

外壁左官カキオトシ

2015年11月16日 | 家づくり用語

さて、ちょいとこの前から、和歌山市のS様家もT様家も外壁の左官仕上げが仕上がってきましたのでご紹介。

最近「外壁の左官壁」といいますと、弊社ではほぼ100%に近い位この仕上げ、「オリジナルカキオトシ塗」であります。

このような雰囲気の壁です。

こちらが和歌山市のT様家。

 

こちらがS様家。

どちらも独特の「掻いた=かいた」風合いが魅力の壁。

地元の砂や土、石(厳密に言うとちょっと違いますが)に、ごく少量だけ顔料を混ぜて、あとは工夫を「ホニャララ、ホニャララ」で、左官屋さんにオリジナルで造ってもらっております。(左官メーカーさんの既成品ではありません)

だから古来から高級な「カキオトシ壁」を比較的手頃な値段で出来るのです(だけど普通のサイディング仕上げなどに比べると、バッチシ高いですよ。ってサイディング張ったことないので実際の値段は知りませんが、一般的に聞く値段と比較して。)

そしてまた、顔料もほんのちょっとしか入れませんから、3色しかつくれません。そしてそれも100%いつも同じ色ではありません。大体同じですが。。

カキオトシ壁の風合い・質感と、色落ちのない事、そして左官壁共通の耐久性の素晴らしさ、などが超魅力な壁です。

だから外壁左官仕上げをご希望のお客様にはほとんど100%採用されております(「漆喰」などのご希望があるお客様もいらっしゃいます)

やっぱり、左官仕上げの外壁って、左官職人さんの「手」が感じられるから、すごく魅力的ですね〜〜

そうそう、弊社の外壁のもう一つの柱は、ガルバリウム鋼板の外壁ですが、こちらはまた今度。

 

 

 

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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