紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

地盤を調査?

2016年09月16日 | 家づくり用語

台風!台湾の皆様が被害に合われた台風ですが、スゴイですね、あの台風。うろ覚えで申し訳ないのですが、和歌山市の少しお年をめした方がよく語る「室戸台風」。それもあのくらいの気圧だったとかなんとか?凄かったんですね〜(間違ってたらすいません)。母も小さい頃に、「瓦がビュンビュン舞ってた」と言ってましたから。。

さて、上は先日の様子。

「地盤調査」です。

地盤調査というのは、その敷地の地盤が「建てたお家が後で傾かないか?」について、調査することです。

ある程度はわかると思うけど、簡易なものでは地震に対して強い弱いということではありません。だから、地盤保険に入っても地震の際は関係ございませんのでご注意を。

上にもありますが、

 

このようなキカイで鉄の棒を地面にさしていって、深さ当たりの抵抗を調査して、お家が完成し家の重さが乗ったあとの事を推定します。(これはスウェーデン式サウンディングといって、木造住宅では一番ポピュラーなもの。費用はそんなにかかりません。どこでも5万円までで納まると思います。多分。)

着工前に調査しなければ適切な基礎が設計できないわけですから、ほとんどは現場での初めての工程となるわけですね。

この結果を見ながら杭を打つのか?土を入れ替えるのか?などを考えるわけ。

ちなみに今タイムリーな「盛土」ですが、基本的に盛土は構造的にはあまり良くないのが、建築界の基本です。

そうそう、調査会社さんも調査結果からの考察を出してくれるわけですが(「杭打ちの必要性あり」とか、「そのまま基礎工事してください」とか)、やはり最終的にはつくり手判断がしなきゃです。どうしても調査会社さんは保証の問題などもあって、厳しく出てまいりますから。

先日行った2現場の調査結果は…さあどうでしょう?

また杭を打つならどんな杭にするのか?色々と判断できるポイントがありますので、総合的に見なきゃです。お客様と一緒に考えてまいります!!

では皆様良い週末を。

 

 

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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