2015年8月12日。
夕方。
モンゴルの大草原から戻って来た私達は昼食時に予約していた羊の塩茹でを食べる事になる。
ドカン!とやって来たのがチャンスン・マハ(羊の塩茹で)だ。
いっただきま~~す!
茹でたての時は肉も柔らかい。
美味しく食べる。
結構な量なので二人きっちり食べようとする。
しかし、最初はペースも順調だったが、
徐々にペースダウン。
食べるのが遅くなると、肉も次第に固くなっていく。
ツアーコンダクター的な役割のゾルさんが仕事の途中でやってきて一緒に羊の塩茹でを食べる。
ナイフで器用に羊の塩茹でを食べる姿にチョット感動。
この羊の塩茹でを週に5回食べる知人が居てると聞いてビックリ!
この肉を週5回て…なんぼほど好きやねんモンゴル人て……(ゾルさんの知人だけかも知らんけど)
あと、ゾルさんが言うには、羊一頭を全て茹でて、家族全員で食べ、骨を元の所に戻し、
骨だけで羊の形にするのだそうだ。
その様にするのが食べさせて貰った羊への供養だそうだ。
チョット ビックリしたし、感動した。
そんな話を聞きながら、ふと、ゾルさんのとある場所に目が行った。
うわ…、ゾルさんもチャリ毛(もみあげ)無いんや……(*^_^*)
「チャリ毛無し=私自身のモンゴルのルーツ」と思っている私にしたら、
ゾルさんのチャリ毛無い事は、私の仮説が真説になった様な気分。
そんなチャリ毛無しのゾルさんが食べ終えた羊の塩茹で
きっれ~~~に、骨のみ!
ギャートルズかい!笑(チョットちゃうけど…)
骨のみ残して食べるゾルさんに、綺麗に食べますね~~、ビックリしました!なんでそんなに綺麗に食べる事が出来るのですか?と聞いてみると、
小さい時から食べ慣れているからですよ!との事。
ゾルさんが言うには、貴方達は魚を綺麗に食べるでしょ?私達からしたら、そっちの方が驚きですよ!との事。
モンゴルの人は羊の骨を知り尽くし、日本人は魚の骨を知り尽くしている。
そんな感じみたいだ。
羊の塩茹でを食べている時、向こう側の席で楽器の調音したりしている。
楽屋みたいな感じで音合わせをしている。
ゾルさんに聞いてみると、後でメインのゲルにてモンゴル民族楽器の演奏があるみたいだ。
入場料は一人1万5千トゥグルク。
ガイドしてくれたりで5万トゥグルク払ったりしたので、ゾルさんにいくらか安くならないの?ってダメもとで聞く。
そして、1万トゥグルクでたのんますわ!って言ったら、「良いですよ!」との事。
え?!良いのん?!
そんな流れでモンゴル民族楽器の演奏を聴ける事となりました。
(後輩は疲れていたのもあり、パスしました。)
次回、乞うご期待!
-つづく-