京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

「ライトアップ 木島櫻谷」/泉屋博古館東京

2024-05-17 | 美術・芸術・写真

【2024/5/9撮影】


以前からチェックしていた展覧会。何とか会期中(~5/12)に間に合いました
櫻谷は明治後半から昭和前期まで、文展・帝展で活躍した京都日本画壇の代表的存在。
2027年に生誕150年、没後90年の節目を迎える。
京都の伝統を継承しながら、西洋画の要素をも取り入れたスタイルが大きな特徴です。

   

夏の燕子花を描いた「燕子花図」。これだけが撮影でした。
縦180cm、横720cmの大作です。
尾形光琳の影響も感じられることから、当時は「光琳風」との評判だったとか。
まさに圧巻の力強い作品でした。
他にも桜と柳を描いた「柳桜図」、秋の菊を描いた「菊花図」、
冬の梅を描いた「雪中梅花」等の四季を織りなす作品。
更に、獅子の目が印象的な「獅子虎図屏風」や
ちょっと雰囲気の違う滑稽な「秋野老狸」など、見応えのある展覧会でした

 詳細はHPで   「ライトアップ 木島櫻谷

コメント (2)
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「祈器 奈良祐希」/麻布台ヒルズギャラリー

2024-05-17 | 美術・芸術・写真

【2024/5/9撮影】

次期十二代 陶芸家・建築家の奈良 祐希による展示会です。
この麻布台ヒルズギャラリーは初めて訪れました。
不定期にイベントを行い、絵引接してカフェがあります。

今年元旦に発生した能登半島地震の震災後に焼き上げた最新作を初公開。
今回の地震で窯も被害を受け、作品も多数損壊したそうです。
被災箇所の修復、工房の再建や窯の復興に尽力しているなか、
「創る」ことへの灯を絶やすことなく制作に励んでいたそうです。

  

    

「祈器」は「kiki」と読みます。kikiとは、文字も持たないハワイ先住民の言葉で
「わき出る」「あふれ出る」という意味があります。全ての事象はkikiから始まり、
人々が縁で繋がっていく。その縁が、 その笑顔が、
『わき出る』『あふれ出す』、そんな想いを故郷に。(奈良祐希氏)

 

ブリザーブドフラワー/ニコラス・バーグマン

   

バラの花びらだけを1万枚以上使って高級感を演出しているそうです

  

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