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金山のまぼろし

全力で生きる!!

N2決戦のビデオを思い出して

2024-09-06 18:42:44 | 幻の走り屋奮闘記エピソードphilosophy

 

先日、寝る前に自宅の部屋で目についた。

 

僕がAE86に乗っていた2000年頃に買っていたビデオが毎日視界に入っているはずなのに、唐突に目についた。

 

2年前くらいに所有物のデトックスをした時に、「いる」と判断したものは残している。

 

そして、筑波N2決戦のビデオも記憶に残っている。

N2決戦は確か、我こそはAE86マイスターだ、というような人たちがAE86のN2仕様車で筑波に集まってレースをするのであり、それはAE86日本一を決めるレースでもあったと思う。

 

N2仕様といえばN2フェンダーが印象的であった。

ドリキン土屋圭市のマジ走りも当然記憶にある。

 

TRD桜井さんとドリキンが一緒にマシンを仕上げていたのも記憶にある。

 

フェンダーは片側50ミリ拡張するようで、純正の全幅は1625ミリなのでN2フェンダー左右装着すると全幅が1725ミリになるようだ。

 

そして、タイヤは225幅で15インチ。純正は175幅の13インチか185幅の14インチであった。

 

エンジンはグロス130馬力なのでネット110馬力くらいだろうか。

それがN2仕様では過給機無しの200馬力オーバーであった。

 

車重は純正960キロ位で、N2仕様では100キロ軽量化してあるらしい。

レース参加マシンの中には800キロを切る個体もあったようだ。

 

ドリキンのマシンは唯一GTウイング無し(2000年頃の仕様)だった。

 

それで筑波サーキットを1分1秒を切るか切らないかくらいだった。

 

参加者はショップや個人での参加が多く、黒いハチロクの亀田さんというプライベーターがトップ常連だったと思う。

 

命を懸けているような人やプライドを掛けているような人、楽しんでいる人、色々いるようだった。

そして、年々回を重ねるごとに1分を切るマシンが出始めていた記憶がある。

 

そして、N2決戦をビデオで観た記憶と一緒に挫折感もあることに気付いた。

挫折を何回しても特大の挫折をしても、問題ない、というか僕の成長に繋がる。

ただ、挫折感を感じないようにしてきたのに気付いた。

 

ビデオのパッケージを見た時にウッとくる感覚が無くなっていれば、それは「走り屋として挫折して、それが僕の歴史にあっていい。」ことになっているはずだ。

それが一つの成長。

 

AE86ターボの後にS13シルビアに乗ったことはある意味挫折だったと記憶しているけれど、曲がりをより追求するにはS13シルビアで良かったし、僕が乗って来た歴代の車の中で最高に扱いやすく万能な車でもあった。

AE86はまた違った意味で最高な車だ。

 

 

そして、最近では新型NDロードスターの幌2リッター仕様が出るらしい、という噂ではないか。

RX-7やRX-8であったスピリットRのようなその形式の締めくくりのモデルが出るらしい。

 

それが2リッター200馬力のエンジンが積まれるのではないかと言われているけれど、ロードスターの車重が1000キロで全幅が1735ミリでタイヤが215幅の17インチだとして発売されたら、面白いことになるかもしれない。

 

車重はあまり速さに効果を出さない可能性があると思っている。

例えばトヨタ86の1270キロが1170キロに軽量化されるなら動きが良くなると思うけれど、始めから1000キロの車を更に軽量化してもネガティブな部分も出やすいのでは?とも感じるからである。

だから、面白いかもしれないのだ。

 

そして、ロードスターの200馬力仕様は出ないと思う。

頑張って190馬力ではないだろうか。

 

細かいことは分からないけれど、ロードスターRFのエンジンをそのまま載せるだけではないだろうか。

ただ、それでも。

待っている人たちは沢山いると思う。

 

 

あの当時から考えるとスペックだけ見ると、「そんなロードスター出ちゃうんだ。」と当時の僕は思うかもしれない。