体外受精への対応を開始
伊那市日影の産科・婦人科診療所「菜の花マタニティクリニック」は、体外受精への対応を始めた。これまでも不妊治療に取り組んできた同クリニックは、地域で体外受精を望む人は多いとみて、受精卵の培養室や採卵室を調整し、顕微授精などを導入した。同クリニックによると、上伊那地方では唯一。
同クリニックは昨年7月の開業以来、約180人から不妊の相談があり、うち今月2日までに35人ほどが妊娠。ただ、体外受精を望む人たちはこれまで、松本市や諏訪地方、飯田下伊那地方などに通院していた。
同クリニックの体外受精の担当医、山田香織さん(42)=駒ケ根市=は「一般の不妊治療だけではカバーできない人がたくさんいた。地域外に通うのは負担になっていたと思う」と話した。 鈴木昭久院長(44)=同=は「より高度な不妊治療に対応できることになった。地域の少子化対策にも貢献できるのではないか」と期待している。
同クリニックは今後、男性の不妊治療にも力を入れたい考えだ。
2016年4月5日(火) 信濃毎日新聞より
伊那市日影の産科・婦人科診療所「菜の花マタニティクリニック」は、体外受精への対応を始めた。これまでも不妊治療に取り組んできた同クリニックは、地域で体外受精を望む人は多いとみて、受精卵の培養室や採卵室を調整し、顕微授精などを導入した。同クリニックによると、上伊那地方では唯一。
同クリニックは昨年7月の開業以来、約180人から不妊の相談があり、うち今月2日までに35人ほどが妊娠。ただ、体外受精を望む人たちはこれまで、松本市や諏訪地方、飯田下伊那地方などに通院していた。
同クリニックの体外受精の担当医、山田香織さん(42)=駒ケ根市=は「一般の不妊治療だけではカバーできない人がたくさんいた。地域外に通うのは負担になっていたと思う」と話した。 鈴木昭久院長(44)=同=は「より高度な不妊治療に対応できることになった。地域の少子化対策にも貢献できるのではないか」と期待している。
同クリニックは今後、男性の不妊治療にも力を入れたい考えだ。
2016年4月5日(火) 信濃毎日新聞より
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