今日は喜忌の話ではなく、命宮についてです。
なんだか思い違いをしていて間違っているかもしれませんので、話半分で読んでください。
なお、この記事を書く前にCIの保管庫の方に、どうやって求めるかの表を掲載しておきましたので参考までに。こちらです。
普通、命宮と言うと紫微斗数が思い浮かびますが、他にも六壬や七政四余、十二歳建神殺法辺りでも使われています。紫微斗数のそれは旧暦を用いるので種類が異なりますが、後者と四柱推命の命宮は、表繰りの形からおそらく同種のものだと思われます。
ただし、六壬の場合では12サインに対応した支(月将=太陽星座)を使うのに対し、四柱推命では節気月を使うため、ちょっと構成の仕方が違っています。六壬では時支の上に月将を乗せるからです。ここでの時支は占星術でのハウスに近く、ちょうどフラット・チャートを作るような状態になります。
それはともかく、この命宮支は西洋占星術でのアセンダント(ASC:Ascendant)、あるいは上昇星座(Rising Sign)を示すものになっています。しかし、それはあくまで「目安」というだけで、必ずしも占星術で計算されたものと一致するわけではありません。それは四柱推命の表繰りにしても六壬の方法にしてもです。(ただ全般的に見て、六壬の方法を使ったほうが実際の上昇星座に近い)
特に四柱推命の命宮の場合、節気月を用いているので、月将(太陽星座)と15度のズレがあります。また、占時もしくは時支という2時間の固定枠で考えていることもズレの一つの要因になっていると思います。また理論上、ASC-DES軸は緯度(+海抜高度、地球の歪みなど)によっても左右されるため、単純な表繰りはそもそも無理という理由もあります。(これに対してMC-IC軸は緯度に影響されず、経度のみが問題になる。)
実際のところ、四柱推命に上昇星座および12ハウスが必要なのかどうか、あまり釈然としません。それに加えて、紫微斗数で使われる十二宮天干の表を使って命宮干を出して合体させているわけで、正直、「なんだろう、これ?」というのが今の僕の印象です。
十二歳建神殺法のように年支から本宮を求めて年運や月運を読んだり(この場合は旧暦による)、六壬などのように十二宮に割り当てて究明するというのならば分かりますが、四柱推命で一体どうやって使うというのでしょうか。まあ、四柱推命での命宮支が12ハウスや12サインとは関係ないとのことであれば、何かそれ相応の使い方があるのかもしれませんが。
現バージョンで参考として入れてあるものの、めぼしい応用法が見つからなかったら除外するかもしれません。逆に、何か上手い応用法を見つけた方がいましたら教えて頂けるとありがたいです。何か情報を持っている人、いませんか? 結果的に要らないとなれば、取り除いても問題はなさそうですけど^^;
私から見ると、CIさんのソフトは
有料でもいいのではと思うくらい
いろいろなものが詰まっているように
感じます。
極めるという項目は自分にとって、
一番不得手な分野なので尊敬します。
これくらいでいいか。。がクセなので、
見習いたい。。
どうぞ無理せずに・・・と私が言うのも
おこがましいですが、何年かかっても
CIさんが思う、これと思えるものが
出来上がることを願っています。
ゆっくりゆっくりで。。祈。。
お久しぶりですkotokotoさん^^
予定では今はもう新しい環境を求めていた頃だったはずなんですが、ちょっと身内のゴタゴタに巻き込まれてしまって身動きが取りづらい状況になってます。
幸い、ネットが使えるのでこうしてまだ更新ができますが、なんだか妙な感じです。「今はこういう筋書きなのかー」と思ったりしてます。
ところで、僕は単に研究家タイプな人間というだけで、別に尊敬されるようなことではありませんよー。むしろ、重箱の隅を突くような無駄なことをしてダメ出しされることのほうが圧倒的に多いです^^;
シェアウェア化については基本的に頭にないです。元々そういうつもりで作ってきたわけではありませんし。
それに、そもそも多くの先人の叡智を踏まえて今の四柱推命などの運命学ができているのですから、それをできる範囲でソフト化したところで自分の利益にするようなことでもないと思うからです。僕自身のオリジナルも少し入っていますが、それだって伝統などの土台がなければ生まれなかったわけで。
むしろ解釈文もなければ使い勝手も悪いことを考えると、自分が作ったものを有料化するなんてそれこそ「おこがましい」ように思えます。
とりえあず、その時々の自分にできることを通して、少しでも誰かの役に立つものを提供できたらいいかなと考えています。
kotokotoさんのお言葉に甘える形にもなりますが、時間をかけながらじっくりと熟成させていけたら嬉しいですね^^
知りたい、勉強したいと思える内容に出会えたことが嬉しくてコメントしました。
なんか不思議で良いです。では、また(>_<)☆
僕のBlogを素敵だと仰っていただいて、なんだかヘンな感じです^^#
正直、どの辺の記事を読まれたかにもよると思いますが、何か気づきなり一助になるようなことがあるのなら素直に嬉しいです。
いつでも立ち寄ってくださいね^^