黒糖ミルクかん

昨日の夜、牛乳の賞味期限を見てあわてて作ったミルク寒天です

カフェオレ色になっているのはコーヒーを入れたからではなく、黒糖の色。
もうかなり前の話になるのですが、いつものようにミルク寒天を作ろうとしてグラニュー糖が足りない事に気が付きました。
で、代わりに黒糖を使ったのがきっかけです。
ふつうにグラニュー糖で作るよりコクがあって美味しかったので
オットともどもすっかり気に入って、以来黒糖ファンになったのでした。
お菓子を作るときにはものにもよりますが、黒糖を使うことが多いです。

甘さを出すのにかかせない調味料のお砂糖ですが、以前何かで読んだ中に砂糖は色が濃くなるほどよいと書いてありました。
上白糖よりは三温糖、三温糖よりは黒糖…というふうに。
白く精製されたお砂糖はもうほとんどビタミンやミネラルが失われたカロリーの塊なのだそうです。

疲れると甘いものが欲しくなりますよね？
だから疲れているときには多少甘いものをいただくのはカラダのためにもよいのだと勝手に思っていたのですが、
お砂糖は体の中に入ると代謝の過程でビタミンＢ群を多量に消費するので、かえってだるさや疲労感を引き起こすのだそうです。
さらに体液が酸性に傾くため、それを中和しようと骨に蓄えられているカルシウムが
溶け出して、骨粗しょう症などの原因にもなるんですって…

本当にカラダに必要なのは糖は糖でもブドウ糖。
ブドウ糖は脳のエネルギー源としてよく知られていますよね。
だから、朝はごはんを食べてブドウ糖を送ってやらないとシャキッと脳が働いてくれないと。
なのでくだものや野菜がもつ本来の甘味などを利用するのが良いようです。
けど、まったく砂糖を使わないのもむずかしいので、
うちではなるべく白く精製されたものではなく、黒糖か三温糖、またははちみつなどを使うようにしています。

それにしても…相変わらず、寒天ブームの影響なのでしょう、どこへ行っても
粉末の寒天が見当たらなくて困っています…
夏のひんやりおやつにかかせないんだけどなぁ…