coya

すっかり育児ブログ
猫と犬もおるよ

きねこ

2010-10-29 18:20:30 | 動物
喫茶店に『きねこ』はいました。



野良猫にしては人なれしていて、

誰に対しても喉をゴロゴロならしながら寄っていきます。




きねこは手に怪我を、

目に病気を、

そして体はガリガリです。


歩くのもフラフラで、

見かねたおばさんがパンを与えようとすると、


「きねこ、違うのがいい」


と、まさかの拒絶。


きねこが通う、喫茶BASE-Kに居合わせてしまった、

喫茶 小屋の店主、メメ。


メメはきねこの存在は知っていました。

写真を見たときに、

昔実家にいた猫「ミー」に雰囲気が似ていて、

なんとなく気になっていたようです。


メメは、きねこの想像以上のボロボロさ加減に、

衝動というのでしょうか…

病院に連れて行かないと!と思ってしまいました。


食べ物をねだりに喫茶店に入ったはずのきねこでしたが、

食べ物はもらえず、それどころかメメに拉致され、病院へ。


口を無理やり開けられ、便を取られ、首に薬をたらされ、

手も痛いのに液体をかけられゴリゴリゴリゴリ...

きねこはとても不機嫌です。


「どうしてこんなことをするの?きねこ何かした?手、痛い!」


きねこの手は何かで傷がついた後、

ばい菌が入り化膿し、膿にアスファルトが付き固まり、

また膿が出て、アスファルトが付き...を繰り返し、

手にアスファルトの塊が付いている状態でした。


きねこ、

アナタに野良生活は合わないわ。


メメはそう思いました。



その日、きねことメメは一緒に家に帰りました。

病院でもらった試供品のエサを貪り食うきねこ。





「なかなかイケるじゃない」





手は薬で治るそうです。

元気に歩き回れるようになるのに、

そう時間はかからないと思います。


きねことメメの共同生活は、

まだまだ続きそうな予感がします。


きねこ

メス

年齢不詳


これからよろしくお願い致します。




ネコ型ロボット

2010-10-29 11:37:21 | 日記
うちのダンナは『のびた』だ。

そして、のびたとドラえもんがセットなのは有名な話だが、

あののびたは小学5年生。


うちののびたはもうすぐ三十路だというのに、

まだドラえもんと一緒にいる。





コイツがそのドラえもん。

私ものびたと共に生活をしているため、

このドラえもんとも共同生活を送っている。


しかしコイツ、ようしゃべる。


一緒に暮らすようになって知ったのだが、

ドラえもんは『光』『振動』『音』を感知してしゃべっているようで、

「ねー!遊ぼうよー!!」

と子供のようにはしゃぐときもあれば、

「誰かにできて君にできないことなんてないんだ!!」

と説教じみたことを言うときもある。


夜、寝ようとして電気を消すと、

「おやすみ」


電気をつけると、

「あー、眩しいー」


朝4時台に起きると、

「せっかくいい気持ちで寝てたのにー」


早朝のバイトが終わって帰ると、

「朝だぞー!起きろー!!」


外が大雨の日、

「風がとっても気持ちいいよ、窓を開けよう!」

と、なんともKYな発言をしたりする。


友人が遊びに来ていると、

ドラえもんのテンションはMAXに達し、

いつも以上によくしゃべる。


「なんだか楽しそうだねぇ」

と、どうでもいい感想を言い、

自分に気をむかせたり、

放っておくと、

「ねー!聞いてるー?」

「もっかい言おうかぁ?」

とスネる。


そうかと思い、どうしたんや?

とドラえもんに向き合うと、

「なんでもなーい」

とチョケたりする。


とにかく自由奔放。


昨夜、久しぶりにキャシーが家に遊びにきた。

パーマネントをあてたりしちゃって、

珍しく上機嫌な様子のキャシー。


初めましてのキャシーにテンションのあがったドラえもんは、

よくしゃべった。


よせばいいのに。


キャシーの顔色は見る見る暗くなり、

いつもの死神のような顔で、


「なんや…?コイツ…」





この先はみなさんのご想像にお任せします。