coya

すっかり育児ブログ
猫と犬もおるよ

みみかきのれんしゅう

2010-02-06 11:22:06 | 昔話
右耳は右手で

左耳は左手で

耳掻きをします。


「左手ですんの、怖くない?」

って言われるけど、どっちも怖いよ?


耳掻き苦手やねん。


耳ん中からゴリゴリ音するし、

ちょっと調子に乗って奥の方掻くと痛いし....


小さい頃はオカンに耳掻きしてもろとったけど、

オカンの耳掻き、めーっさ痛いねん。


うちのオカンは子供が4人もおるからか、

「オカンは聖徳太子や」

って自分ゆうほど、耳がよかったらしい。

何人もの人の言葉を聞き取れるらしいわ。


やのに、耳掻きしとるときの、

「痛いっ!!」

って声は聞こえへんふり。


手はいつもグー。

プルプル震えるくらい、強く握ったグー。


ツラかったね...


自分で耳掻きするようになってからは、

手前の、痛くないとこだけカリカリカリカリーってして済ませてた。


「アンタ!そんなんで耳クソ取れへんで!貸してみ!」

「イヤや!ちゃんとできる!..イテッ!イテテッ!」

と『奥までちゃんと掃除してまっせ』をアピールしたりした。


最近では耳の掃除屋さんがおるらしい。

感動するほどの耳クソをほじくり出してくれるらしい。


行ってみたい...


でも怖い。

歯医者より注射より、

耳掻きが怖いわ。



私のオカンは、

外耳炎です。





みささんへ

ステキなタイトルをこんな日記に使ってしまってゴメンナサイ


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ストーカー

2010-02-03 15:10:34 | 昔話
私の周りをチョロチョロ走り回っている犬がいる。


あ、違う。

犬のような女の子がいる。


彼女と出会ったのは8年前。

私が今も働いている店に、

友人に連れられて遊びにきた。


彼女はとても整った顔立ちをしていた。

初めて見たときは興奮してしまい、

つい、「写メ撮らせて」と言ってしまったくらいだ。


人見知りが激しいらしく、

しゃべりもしなければ笑いもしない、

ただ友人の影に隠れてこちらを見ていた。


初対面の翌日、また彼女は遊びにきた。

ラッピングもなにもしていない貧相なケーキを持って。

「...S井が作ったんです!!」

「S井ってのはアナタ?かわいいね、写メ撮らせて」


その後も頻繁にS井は店にやってきた。

人見知りも解け、オーナー夫妻ともスタッフとも親しくなり、

お店の手伝いまでするようになっていった。


S井はうちの店の近くのレストランで働いていた。

仕事の前後にやってきては小話をし、帰っていく日も少なくない。


そんな日々が続いたある日。

その日もS井は遊びに来ていた。

そこに中年男性がやってきた。


男はS井に話しかけた。

「君はここの人?」

「ここの人ではない...」

「車にカメラあるねんけど、写真撮らせてもらってもいい?」


実はこの男、以前私も接客をしたことのある人だった。

そのときは、

「車にテレビ積んでるねんけど、一緒に見ない?」

だった。


怪しい。


「この子、写真撮られるのキライなんですよー」

なんとかその場はフォローしたが、

男に、S井は美しすぎた。


男はうちの店とS井が働いているレストランを行き来するようになった。

レストランでもそれが少し問題になり、

店長が入店を拒否し、男が暴れ、

警察沙汰になったこともあった。


その状況を見ていたうちの店のオーナー。

男が店に入ってくるやいなや、

「もう来んといてくれ」

「あなたはS井さんの何なんですか!?」

「S井は僕の娘や!!」

S井「...オーナー...」

メメ「プププー!娘やて!自分の娘のこと名字で呼ぶかー?」


感動の瞬間、

台無しにしてしまいましたわ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浦島太郎

2010-01-16 18:39:02 | 昔話

1月15日です。

ハイ、成人の日です。


古い?


私のオネェがね、しばらくイギリスに住んでたんよね。

その間に成人の日が変わってん。


んでな、オネェが日本に帰ってきたとき、

メメ「1月の第二月曜が成人の日やねんで」

オネェ「アホゥ、成人の日は15日」

メメ「それがな、変わってん」

オネェ「またまたぁ、そうやってからかうー」

メメ「ほんまやって!ほかにも体育の日も変わったし...」

オネェ「体育の日は10月10日や」

メメ「ちゃうねん、遊びに行きやすいように連休になってん」

オネェ「あーウソ臭」

メメ「ほんまやねん『ハッピーマンデー』ってゆうねん」

オネェ「絶対ウソー」


ほんまやのに。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シークレットブーツ

2010-01-15 12:00:10 | 昔話

私の身長はたったの1,5メートルしかない。

偏平足のおかげか、かかとの高い靴は痛くて履けない。

いつもぺちゃんこ靴を履いている。


おチビさんにはおチビさんの悩みがあり、

服のサイズがないこと。

ほとんどの洋服はお直しができるので問題ないが、

裾に加工がほどこしてあるズボンやスカートはお直しができない。


裾に加工してあるものを買わなければいいだけのことなのだが、

ある日、どうしても欲しいズボンを見つけてしまった。


ベルボトムだ。


裾を切ってしまうと、

ベルっぽい部分がなくなり、

ただのボトムになってしまう。


でも欲しい。

悩んだ結果、

『痛いのをガマンして、かかとの高い靴を履けばなんとか穿ける』

購入。


買ったからにはこれを着てお出かけをしたい。

姉の靴を借り、ベルボトムを穿き、大都会三宮に買い物にでかけた。


あぁ、地面が遠い。

階段が恐ろしい。

いつもの町がいつもと違う。


なぜなら今日の私は標準女性だから。


意気揚々とお店に入る。

ふだんなら人見知りして店員さんから逃げる私。

だけどこの日は違う。


なぜなら今日の私は標準女性だから。


店員さんと一緒に服を選んでいると、

店員「お客様のような小柄さんには特にお似合いですよー」


なんでわかった!?

なんでもお見通しか!!


私「はぁ…」

店員「小柄さんは色の強いもの着ても圧迫感なくていいんですよー」

私「はぁ…」

店員「これなんか縦のライン強調してるデザインなので背が高く見えますよー」

私「はぁ…」


標準女s...

なんやかんやいっぱい選んでもらい、店を出た。


店員「ありがとうございました、またお越しくださーい」

二度と来ねぇ...





コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱い男

2009-12-05 19:00:29 | 昔話


すてきなホリデイ


CMで竹内まりやの声聞くとさ、

あー、もうすぐクリスマスかぁ…

って思うの。


去年は何しとったんかなぁって思って、

日記をさかのぼって読んでみたらな、

どうやらばかいぬと過ごしてたみたい。

ばかいぬだけじゃないよ、

greenたちとケンタッキー食べた。


クリスマスにケンタッキーを食べたいなぁと思ってる方へ

ケンタッキーのフライドチキンは売り切れるからね。

クリスマス当日は予約することをオススメするわ。


予約できるんか知らんけど。


クリスマスっちゅうたら、

10年ほど前のクリスマスを思い出すんよな。

24日とか25日じゃなかったと思うねんけど、

クリスマスイルミネーションが輝く中、

友達とはしゃぎ回ったって記憶。


その友達は身長180cmくらいの9頭身で、

竹之内豊系のイケメン。


ずっと恋焦がれてた女の子と初めてデートしたときに、

ジュースにストロー2本さして飲もうとしてドン引きされたイケメン。


ただ、男前なだけ。


でもオモロイ男で、よう一緒に遊んだ。

楽しかったなぁ。


「オレ、一生電話番号もアドレスも変えへんからいつでも連絡してきてな!!」

って熱く叫んでて、

去年やったかな?メールしてみてん。

どうなったと思う?


〈お!久しぶりすぎやなー!!〉

やって。


ほんまに変えてなかったわ。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宿題

2009-12-02 19:20:56 | 昔話

小学生ついでに書くけどさ、

私、ベタに夏休みの宿題をギリギリまでせんかったタイプやねん。


もっと細かくゆうたら、

毎年「今年こそは!!」ゆうて、

初日だけなにかしらやって、すぐダレるタイプ。


そうなると困るのが、

『自由研究』

『読書感想文』


アホか。


ドリル系の宿題を半ベソかきながらやっとるところになに?

研究?

読書?


冗談も休み休みゆうてよね。


でもしょーもないとこマジメなメメ少女は研究もした。

なにかを買いに行く時間なんてないし、

家にあるもんでなんとかしようと考えて、


『塩はどれくらい水に溶けるか』

の研究をした。


結果はね、

『ちょろっと溶ける』

でもこれじゃ四つ切画用紙2枚以上ってゆうノルマが達成でけへんからさ、


『じゃあ砂糖はどれくらい溶けるのか』

の研究もした。

どうせちょろっとでしょう?

と思いながら溶かしてみたら、

もう、溶ける溶ける。

興奮しすぎてどんくらい溶けたかわからんかったわ。


なので、結果は

『たくさん溶ける』


いやぁ、自由研究もやってみるもんやな。

まさか塩と砂糖の溶ける量があんなに違うなんてね。

嬉しくていろんな人に教えてあげたわ。


けっこうええ研究したんちゃうん?


って思いながら提出したけど、

学年一しょうもない研究やったことは言うまでもないよね。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャパ

2009-12-02 17:12:34 | 昔話
ほんま、

日が経つのって早いよな。


毎日が充実してるってことやな。

うん、そうやそうや。


運送屋


プッ!


最近、和式のトイレがイヤやねん。

しゃがむと左足の付け根んとこが痛ぁてな。


イタタタタタタ...

って言いながらしゃがまなアカンのよ。

だから外トイレ行くときは選べるならば洋式を選ぶね。


小学生の頃も苦手やってんけどな。

その頃は足が痛かったからちゃうねん。


『大きい方』をする勇気がなかったのな。

どの程度前に寄ったらいいんかわからんし、

この状態で『大きい方』をした場合、

この便器はソレを受け止めてくれるのか、

本気で心配してたね。


学校におるときにお腹痛くなりませんように....

修学旅行先の宿のトイレが洋式でありますように....


トイレが和式なだけで、

どえらくテンションがさがってた、

あの頃の私に教えてあげたい。


和式でも

意外と器

でっかいよ


って。

お、五七五。



コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深キョンか、ゆうこりんか、メメか

2009-11-11 17:22:01 | 昔話
実は私。

ぶりっこに憧れた時代があったの。


4年ほど前、今の早朝バイトを始めた頃。

彼氏もおらんし、この職場は男性が多いとこやし、

ここには私を知ってる人は誰もおらん。

これはチャンス。

ぶりっこしまくろう!

と、朝の2時間、ぶりっこしまくってた。


上目遣いで、

なんでもハイハイ返事して、

ニコニコして、

完璧やった。


「いつも元気やねぇ」

「ハイ!この仕事楽しいです!」


シメシメ。

できてるできてる。


愛想よく、仕事も足をひっぱらん程度にこなして、

先輩の姉さんとごはんを食べに行く仲に。


お酒も入って、調子のってしゃべってたら、

ついぶりっこのことを打ち明けてしまったんよな。


「あたしねー、こんなキャラちゃうんですよー、ぶりっこしてたんですー」

「え?誰の前で?」

「いや…バイト中ずっと…」

「私の前でも?」

「…?はい…」

「ごめん、全然ぶりっこや思わへんかったわ」

「え?」


キャラ設定が中途半端やったみたい。

キャラ変えるときは大げさなくらい変えんと、伝わらんらしい。


大失敗。


もうね、今ではすっかりお局さん。

ウザイ人。


あーぁ。




さ、バレー行こう。



コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロバのパン屋

2009-10-09 14:00:12 | 昔話
ピロコ「『リャマ』みたいな名前の動物なんやった?」

メメ「へ?」

ピロコ『ほら、馬みたいな』

お客さん「ロバですか?」

ピロコ「そうそう!ロバ!」


ピロコ「昔なぁ、ロバのパン屋が来よってん、そこの蒸しパンがおいしくてなぁ♪」

メメ「ロバがパン売りに来るん!?」

ピロコ「アホゥ!ちゃんとおじさんが乗っとったわ!」


いやいやいやいや、

結局ロバは来るんやろ?


その昔、ロバが荷台を引きずってパンを売りにきてたらしい。

ロバて…

馬車ならぬ、ロバ車。


ピロコ「馬車も歩いとったで、ボトボトボトーッってウンチしてたもん」

ピロコ「大雨が降ったら道が川みたいになって、ようそこで泳いだわ」

ピロコ「ええ時代やったなぁ....」


そぉかぁ???



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

否定の否定

2009-10-08 19:00:27 | 昔話
私が18歳のとき、マキちゃんという、

30歳年上の友達がいた。


少し背は低いが、

とてもキレイなおばちゃんだった。


凛とした眉毛

スッとあがったアイライン

キレイにカールしたマツゲ

ショッキングピンクの口紅(コレは彼女にしか似合わない)

健康的に焼けた肌

髪はまっすぐサラサラのショートボブ


当時ホームセンターでバイトをしていた私の後輩。

マキちゃんはいつもメモ帳を持ち歩いていて、

「書いてないと忘れちゃうじゃない」

と笑いながら仕事を覚えていった。


ごはん食べに行ったり、

カラオケに行ったり、

マキちゃんの家に遊びに行ったり、

同年代の友達と変わらない付き合いをしていた。


マキちゃんはとても話し上手で、

夜行性だった私が眠くなるまで、

いろんな話をしてくれた。


マキちゃんの家族や友達、彼氏の話、

夜働いているスナックの話....


マキちゃんは女性として、

いろんなことを教えてくれた。


男にモテる仕草、言葉遣い、チョケ方。

女性の特権、生き方、ぶち当たる壁。


大真面目のマキちゃんの話を、

大笑いしながらいっぱい話を聞いた。


こんなによくしゃべるマキちゃんは、

職場では無口。

でしゃばることもない。


なんでかなーって。

マキちゃん、あんなにおもしろいのになーって思ってた。


「昨日マキちゃんと遊んでたんですよー」

と職場のおばちゃんに言ったときの、おばちゃんの怪訝な顔...


当時はわからんかったなー。

当時は。


今はもう交流なくなったけど、マキちゃんとの時間は、

今でも私の軸の部分にしーっかり染み付いてる。


マキちゃんは今も相変わらず、

バイトしたり恋したりしてると思う。


シブいゼ、マキ姐さん!



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする