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北朝鮮の非核化

2019-04-20 22:02:24 | 報道の在り方
4月11日の米韓首脳会談では、
文在寅がトランプ大統領と会う前の午前中に、3人の高官と会っています。
首脳会談に先立ち、国を代表する者が米高官と会うのは異例です。
本来ならば、高官と高官が合うのが常識です。ポンペオ国務長官と会うのは康京和(カンギョンファ)外相と思われますが、文在寅自らが会う羽目になったのですね。

3人と言っても実は、出席者は次のような状況です。
まず1人目は、ポンペオ国務長官+ハリス米国大使
次に、2人目が、ボルトン大統領補佐官+ポンペオ+ハリス
そして、3人目が、ペンス副大統領+ボルトン+ポンペオ+ハリス

したがって、ポンペオ国務長官は、全ての会合に出席し、北朝鮮に融和的に臨もうとする韓国に3回にわたりこれでもかこれでもかと強く釘を刺したと思われます。

こうしたことで、北朝鮮が、アメリカとの非核化交渉の場から、強硬派のポンペオ米国務長官を排除するよう求めていることにつながるのでしょう。しかし、ボルトンはもっと超強硬派ですし、米国の意思は固いですから万一人が変わっても非核化は絶対条件でしょう。

ただ、いずれにしても米朝の交渉によって北朝鮮の非核化は1歩も前に進んでいません。
やはり、もっと強い規制をすべきでしょう。


追記
北朝鮮の崔善姫第1外務次官は4月20日、今度はボルトン米大統領補佐官を強く非難しました。
北朝鮮らしいですね。

中国と同じで、国として成熟していないです。