GSOMIA破棄の解消

GSOMIAの破棄は、文在寅の大統領選挙の公約のはずで、一度GSOMIA破棄を韓国側が決めたのですから、それをまた凍結するとはいかがなものでしょうか。私はGSOMIA破棄にはならないほうがいいとは思いますが、しかし、いったん口にしたら、きちんと破棄すべきと思います。
文在寅はベタ降りですね。
予想外です。

北朝鮮との融和政策を考えていますが、南北関係は最悪の状況です。
韓国で行う国際会議について、文在寅の招待を金正恩に断られ、文在寅は八方ふさがりで、外交に全く行き詰まったために、それでまたふらふらと判断をかえるという全く信頼が置けない、どっちつかずの蝙蝠のような人物です。

韓国の５１％がGSOMIA破棄に賛成という調査結果ということですが、いったいどういう聞き方をして調査しているかが問題です。
日米韓の安全保障に大きな問題があるという情報をしっかり与えた上で尋ねているのかどうかです。
日韓の歴史問題が解消されていないなどの一方的な韓国側政府の立場に立った情報を学校教育のなかで植え付け、さらにメディアで普及拡散させて尋ねれば、結果はその誘導に従うようにGSOMIA破棄賛成がわずかながら過半数になったのかもしれません。

その調査がどんな人に尋ねたかも問題です。

文在寅内閣支持率はまやかしか

陳昌洙・世宗研究所主席研究員によれば、文在寅内閣支持率については、100人に尋ねて６人しか回答していない調査であって、現在の40％代よりも実態は低いと思われると話をされていました。（フジTVプライムニュース）
http://jpnews-video.com/onebyone/2019/191112/0/

要するに文在寅政権が好きな者か、アンケートに良心的に協力する者しか答えなかった結果で、政権側に有利な数字が出ているようです。


　陳昌洙はどちらかといえば韓国にあってはニュートラルのように見えます。日韓の関係改善には戦略的妥協が必要で、首脳会談の実施か特使を派遣が必要と提言しており、また元朝鮮半島出身労働者の問題については、韓国政府と韓国企業が対応すべきだが韓国世論が収まらないので日本企業も協力するのが唯一の解決だとする考え方です。

　しかし、国際ルールに違反し、照射問題や旭日旗問題を一方的に起こして関係を悪くしているのは韓国政府ですから韓国政府が責任を取るべきです。喧嘩を売っているとしか思えない状況について、陳昌洙は首脳会談などで打開すべきという点で文在寅の側に立ちます。
　また、元朝鮮半島出身労働者の問題については解決済みのことで、すべては韓国政府にあるので韓国政府が責任を取るべきで、韓国企業を巻き込む提案は、韓国の首相や議長が個人的意見を述べたのと同じスタンスです。日本側が決して受け入れられないことを承知しながら、それに反する考えを述べる点では話し合いはポーズであって結果として物別れを薦めているかのようです。
　そんな人物でさえ、文在寅内閣支持率の調査は、高めに出ているとされますから、それは実態を述べているのかもしれません。

ただ、次期大統領選で文在寅が敗れたとしても、革新系大統領であれば文在寅の路線と大きく変わることはないでしょう。
　隣国ですから骨が折れる状況が続きます。

」