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"忠太"奮闘記

北杜夫さん逝く

2011-10-28 06:00:00 | 哀悼
■北杜夫さん逝く(10月24日)
 「どくとるマンボウ航海記」の続きを記すため、遠洋航海に出帆された!
 「Bon Voyage!」航海の安全をお祈りし、合掌。

■きょうは「速記記念日」
由来:日本で最初に速記文字を開発した田鎖綱紀(たくさりこうき,1854-1938)が
   1882年10月28日に日本橋の「小林茶亭」で速記法の講習会を開いたのを記念して
   定められた由。
詳しくは→ここ
・現役時代に先輩が何やら呪文めいた記号を手帳に書いてるのを見て
 「それは、なんですか?」と尋ねた。
 先輩曰く「これは、早稲田式速記である。通信教育で覚えた」とのこと。
 以来、先輩が速記号で書くのを横目で見ながら
 「ハハァ~、人に見られては都合が悪いことを書いているんだ」と、
 一人合点したものだ。
 ↓早稲田式速記記号の一例
  (画像クリックで拡大)
◆陰の声:いくら速記を覚え書き留められても、普通の文章に戻すとき「同音異義語」
 を誤用せぬよう、しっかり漢字の勉強も必要である。
 やる気になった方は漢字検定を
 ・財団法人日本漢字能力検定協会  
  CBT(*)でも受験できる。
  * Computer Based Testing
 ・格安に勉強するなら
  古書店で「広辞林」or「広辞苑」を購入し座右に置き、ヒマに任せて読むに限る。
  発行元:広辞林は三省堂書店、広辞苑は岩波書店
  古書なら5000円未満で手に入る。
  わが家には広辞苑(1966(昭和41)年発行・第3版、第6刷)と
  広辞林(1973(昭和48)年発行・第5版、第21刷)があって、
  「林」は押し花用として、「苑」は「昼寝の枕」として大いに活用されている。
◆陰の声:用途を間違えるなんて!
 マッ辞書サイトで簡単に調べられるので、良しとするか。
 ・両者の違いを調べた奇特な人によれば
  「広辞苑のほうが収録語数が多く、広辞林に比べて 少し厚い」
  「広辞苑には人名が記されている」
  「広辞林のほうが、活字が大きく読みやすい」
  「広辞林のほうが、文学や音楽の作品名に詳しい」
  のだそうである。
  そのとおりだったが、版が古いと音楽情報は使い物にならぬ。
 ・ともにデジタル化されDVD版も販売されている。中古で5000円位もあり。
◆陰の声:「へそ曲がり」に好適「広辞苑の嘘」(谷沢永一、渡部昇一著。光文社)はいかが?
■ソクタイプと言うのもあった。
 外国映画の法廷で裁判長席の近くで小さなタイプライタを打っているシーン(大抵女性)
 が出てくる。
 あれが速記専用タイプライター「ソクタイプ」。
 日本では、製造打ち切りで、最近は録音機とパソコンで裁判記録が作られているようだ。
 ある速記書記官の述懐
◆陰の声:国会内では現在も手書きの速記が行われているが、いつまで続けられるのか
 国会中継TV放送を見るたび気になっている。
 先日の新聞にN◎C社が高精度の音声認識の開発に成功し特許申請した、とあった。
 ICT時代の到来に、速記者たちは風前の灯に・・・。
■マヤ歴「最後の日」
 何もなければ良いが。
 マヤ歴の最後の日は、2011年説と2012年説がある。

 失礼して「広辞○」枕にねるとするか。

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