COSMOS

"忠太"奮闘記

フロッピーディスク生産打ち切りが 伝統工芸に思わぬ波紋

2015-08-20 08:11:49 | 少し文化
◆3.5インチ フロッピーディスクの生産打ち切りから早くも4年半が経った。
◆手軽で、うまく保存すれば100年はもつといわれ、パソコンの外部記憶
 メディアとして長年主役を演じたフロッピーディスクも、SDメモリーや
 USBメモリーへの移行が進み、個人で使う人は稀になった。
◆最後まで生産を続けたソニーが、2011年3月に中国メーカーへの委託
 生産を終了。 
 「プラケース」メーカーも次々に生産を打ち切り、細々と供給は続いている
 ものの ”風前の灯火”
◆“忠太”が、おおかた15年位前から作り続けてきた「手づくりプラケース
 カレンダー」もメディア・ケースの変更を迫られている。
  (画像クリックで拡大)
◆しかし、個人レベルは兎も角、事業者にとって、ことはそう簡単ではなさそう
 である。
 IT技術の急速な発達で存亡の危機に直面している伝統技術がある。
 Wikipediaによれば、フロッピーディスクが消えて京都の伝統工芸品「西陣織」
 が危機に瀕している 
 織機に模様の指令を出すデジタルデータをフロッピーディスクに記録していて、
 新しいメディアへの変更に対応するため、ハードウエアやソフトウエアの変更が
 簡単ではないらしい。
  
  外付けフロッピー・ドライブが壊れたのを機会に
    最近150枚ばかりディスクを処分してしまった。
    物理的に破壊しプラスティックごみと金属ごみに仕分け、
    くたびれもした。
   骨折り損、惜しいことしたの
  外付けドライブやディスク、プラケースをお持ちの方は、
    しばらく様子見されては? 高値で売れるかも…
    などとけしかけたりして。

予感が当たってしまったかな?!

2015-07-30 09:49:25 | 少し文化

◆28日の予感が当たってしまったようだ。
 “2020年東京五輪エンブレムのデザインの意味が分からん!?”
 “出だしから躓きっぱなしにならねばええがの~ぅ”・・・が
 あたってしまったようだ。
◆入選した佐野研二郎氏のデザインがベルギーの劇場のロゴマークの「パクリ」
 じゃないかと抗議されている。。
 原作者のアニメーションを見ても、これだけ酷似していたら弁解のしようがあるまい。
 ハフィントンポストもいち早く流していた。
◆佐野氏は自己の公式ホームページに閲覧制限かけたり、
 クリックで拡大
 ツイッターも非公開、フェイスブックもアカウントを削除・・・
 自作なら出てきて堂々と主張するべし。
 すでに「Wikipedia」にも酷似と記載されている。
◆前回の東京オリンピックの公式デザインを手がけた亀倉雄策氏の業績をたたえ、
 グラフィックデザインのさらなる発展をめざして遺族の寄付により設立された
 「亀倉雄策賞」で、今年、第17回の受賞作品に選ばれたのは奇しくも佐野氏の
 作品とは、泉下の亀倉氏もさぞかし嘆いておられることだろう。
◆因みに、歴代ロゴマークはここで見ることができる。

   本人はどう言うとるんじゃ?
  本人は29日、大会組織委員会を通じて「特にコメントはない」とし、
    組織委の広報担当者は「発表前にベルギーを含めて世界中の商標確認をしており、
    問題ない」と話したそうな。
   商標登録の有無にすり替えるべきではない。モラルの問題じゃろが 


文化の日に 字(自)信を付ける

2014-11-03 05:39:26 | 少し文化
● 1946(昭和21)年、平和と文化を重視した日本国憲法が公布
  されたことを記念し、1948(昭和23)年公布・制定の祝日法。
  「自由と平和を愛し、文化をすすめる」国民の祝日に定められた由。
  (サイト「今日は何の日」より引用)


◆ これを見て、少し「字(自)信」が湧いた ◆
● TVニュース画面で「○○本部」「XX委員会」など
  新しい組織が発足すると、入り口に看板が吊り下げられる。
  パソコン→プリンタでつくられた看板、達筆で揮毫された看板など。
● 以前から気になっていた中央省庁の一貫性のない看板書体。
  話によると、発足時の初代責任者が揮毫するいう「しきたり」が
  あるようだ。
  おおかた、事務方が揉み手で大臣や長官に“ぜひ”とゴマ擦って
  揮毫してもらうのだろう。
  さて、全国の書道団体や芸術団体を管轄する「文化庁」は流石
  かと言うと、さにあらず、ご覧のとおり。
    クリックしてね (^O^)/
  発足時の初代長官は 故・近 日出海氏。 超著名なお方なので
  記憶しておられる方も多いだろう。
  察するに、動脈硬化でも患っておられたのではなかろうか、
  平成なら65歳は若いが、後世に残る名(迷)筆!?
● 巷間“名指揮者=名演奏家ならず”と言うが、今日は「文字」に限れば
  “忠太”の劣等感が少しばかり薄れた記念すべき日である。 
● なお、故人の娘さんが 業績を講演 しておられるので、
  ご本人の名誉のため、紹介させていただく。

   陰の声:今日は素直じゃの
     ・・・・  

今日は敬老の日

2014-09-15 08:58:40 | 少し文化
◆ うれしくもあり、うれしくもなし 
● この地区では昨日「祝長寿・敬老会」が開かれ、我々夫婦も招待に与かった。
 対象者65名のうち20名が参加。
● しかし、どうもしっくりこない、当人たちに「老境に達した」という自覚が全くない。
 或る幹事さんに「平均年齢以上招待」でどうか?と、尋ねたら、
 毎年高齢化していくので、いつまで経っても追いつけぬ、とおっしゃった。
 なるほどと、納得。
● スナップ写真とムービー記録を収録しDVDに焼いて幹事さんにお届けした次第。

◆ ボケ防止策 
● アトラクションで出演してくださった「三味線・尺八」の“おしどりデュオ”が
 披露された「ボケ防止ソング」の歌詞を紹介する。
 一つでも思い当たる方は、反面教師にされると良い。
 作詞者の名が無く掲載許可を得ていない、万一、ご異議のある方は一報を。
  クリックしてね
 
  クリックしてね
● ついでに、忠太の駄作も再度披露
  作詞:袋小路 忠太
  クリックしてね

   陰の声:口先ばかりじゃ・・・
   今日は近場の山を散策、萩はまだかな?
   陰の声:転ばぬ先の杖持参じゃろ 

「青空文庫」さん 大変お世話になりました!

2013-09-07 08:15:00 | 少し文化
◆ 先月16日、電子図書館「青空文庫」の富田倫生世話人がお亡くなりになったと、新聞で知った。
 面識があるわけではないが、時々「文庫」のテキストデータを使わせていただいていた。
 心から ご冥福をお祈りする。
 故人のご遺志を継ぐ基金が創設される由。 ぜひとも、継続していただきたい。
◆ 「青空文庫」を活用しよう
・収録作品数:12,156(著作権なし:11,917、著作権あり:239)をダウンロードし、パソコンやスマホで読むことができる。
・今朝、8時15分現在のトータルアクセス数:なんと36,138,309
・ダウンロードは ここから 
   陰の声:奇特な方々の善意で成り立っているんじゃ!
   世の中、まだまだ捨てたもんじゃないね。

「正の遺産」・「負の遺産」  中西 繁展を鑑賞

2013-09-02 06:02:38 | 少し文化
◆ 中西 繁展全国巡回最終日
・東京を皮ぎりに11都市を巡回し、最終地が広島となった同展は昨日が最終日。
 メインテーマは「廃墟と再生in広島」
 天候不順の合間を縫って県立美術館に行ってきた。
 ※入場無料とは!
・精緻なタッチに感激し、写真撮影の参考になればと、
 思わず著書「油彩画プロの裏技」(サイン入り)を買って帰った。
・同氏の「アートギャラリーのホームページ」
 芸術の秋のスタートにふさわしい日となった。

   陰の声:“食欲の秋”ともいうぞ!
   ハイ、そこは抜かりなくと言いたいところ、
        1Fに新しくオープンしたイタリアン・レストランが
        気に入っていたので飛び込んだが“予約で満席、1時間待ち”
        仕方なく(ごめんね)、3Fの「トムソーヤさん」で「焼きおむすびセット」
        と「クロワッサン・セット」で腹八分目。

Oh My Gogh!!(誤字誤植?)

2013-08-19 17:50:04 | 少し文化
◆ 宿題は7月中に、8月はじゅく通い
・時代は変わったものだ。
 最近の子供たちは「学校の宿題は7月中に済ませ」
 「8月はせっせと“じゅく”に通う」のだそうだ。
 我々は「8月の最後の週まで遊び呆け」残り数日で
 何とか宿題をやっつけたものだが・・・。
◆ Oh My Gogh!!
 閑話休題
・そういう自分もようやく雑事から解放され、「ゴッホ展」(7/22~9/23)
 を観に出かけた。
 美術にトンと疎く、そのせいで写真も上達しない。
 何かヒントか示唆を得ることができればと言う訳。
 開幕後1カ月も経っているのでゆっくり鑑賞できた。
◆ 天才も人並み以上の努力
・作品鑑賞はヒト様の後ろについて、納得顔で順路を進む。
・自分の意志で足が止まったのは、
 あの天才画家もパースペクティブ・フレームを使っていた
 との説明パネルの前だった。
 画家はどうやって遠近感をつかみ、平らなキャンバス上に
 表現するのだろうか?
 それが才能なのだろうと、決め込んでいたのだが、
・あの天才も使っていたなんて!
 「Oh My God!」転じて「Oh My Gogh」と相成った次第。
◆ 横着者にはカメラ
・写真機のルーツをたずねると必ず出くわすのが、
 カメラ・オブスクラ(いわゆる暗箱)だ。
 かつて、風景を写生する際、暗箱のスリガラスに映し出される
 天地逆転像を見てキャンバスに落とし込んでいた。
・感光材料の飛躍的な改良に伴い「キャンバスから印画紙」へ
 しかし、根っこは同じところに行き着く訳だ。
・アナログであれデジタルであれ透視図を簡単に作れるのが
 現代のカメラ。
・パソコンで自由に編集できるありがたい時代である。

   陰の声:大収穫じゃったの!しっかり活用せにゃ~。
   ハイ、試行錯誤のヒントもいただきました。

今日は「漢字の日」

2011-12-12 11:36:34 | 少し文化
今年の漢字は「
恒例行事となった今年の漢字が、清水寺 森 清範貫主により揮毫された。
・主催:財団法人 日本漢字能力検定協会
・色紙:福井県越前和紙(縦1,500mm×横1,300mm)
・筆 :もちろん広島県熊野産
・墨 :不明
◆陰の勝手な予想:「」かな? ニュース速報が待たれる。(11時36分投稿時の予想)
・おおかたの予想が的中し、東日本大震災や台風被害に揺れた今年1年を反映した「絆」に
 2位は「
 3位は「」と続いた。

今日は「漢字の日」
由来:漢字の日とは、財団法人日本漢字能力検定協会が1995年(平成7)年に制定した記念日。
 毎年12月12日。「いい字一字」が「1(いい)2(じ)1(いち)2(じ)」の語呂合わせになることにちなむ由。

東京にいる小1の孫が「漢字検定9級」で「150問中148正解」で合格したと知らせてきた。
 サイトで調べたら9級は小学校2年終了時までに修得する漢字レベル(240字の読み書き)
 とのこと。
 お祝いに図書を贈ったら電話をかけてきて「簡単だったよ!」と・・・・。
 勉強嫌いの  は穴があったら入りたい。
 ともあれ、Yちゃん、でかした、おめでとう 

陰の声:某漢字検定例題サイトの「5級(小6終了レベル)の問題」で、出題ミスを見つけた。
 「次の      の部分を漢字に直しなさい」との問題で、
     「じゅうおう無人に活躍する」とあった。
      ×   ◎
      無人  無尽
 これには、貧弱な“忠太”の脳もピンと反応したが、これを覚えた子は悲惨。
 出題の先生方、「校正」畏る可(べ)し?!ですぞ。
 もちろん「後生」が正しい、念のため。 またしても、お節介“忠太”でした。

きょうは「うるしの日」

2011-11-13 07:00:00 | 少し文化
・昨夜食べた「テンダーロイン」一体どこに納まったか、
 今朝は胃腸が(同時に財布も)すっきりしている。
 1時間以上雑談に付き合ってくれた「大阪の東京大学」・・・
 と言えば「辻調理専門学校出」の中年のシェフ(チーフコック)、
 ひかえ目ながら、食材・調理に関する薀蓄を傾けた話もご馳走!!

 頑固がウリで、客が気に入らなきゃ「金は要らねえ、とっととけえってくれ!」と
 啖呵を切る「頑固寿司屋」は「くるくる寿司」に客を取られてしまい、青息吐息。
 あ~ぁ超自由主義なんて下らねえ、と勇んで見せても後の祭り!
 たまに、お父さんがボーナスはたいて、子供を連れて行けば、
 「父ちゃん、どうしてここのお店はくるくる回らないの?」と日頃を暴露・・・・。

・休肝日・節酒スタートがまた伸びてしまった。

・帰りがけ、かつて住んだ団地で大変お世話になったご家族とバッタリ。
 お孫さんの前倒しの「七五三祝い」の帰りに立ち寄られた由。
 残念ながら当夜予約で満席状態。
 明日は神社も大忙しだろうな!

「うるしの日」
由来:文徳(もんとく)天皇の第一皇子惟喬(これたか)親王が京都・嵐山の法輪寺に参篭し、
 虚空蔵菩薩からうるしの製法、漆器の製造法を伝授されたのがこの日であるとされていることから、
 1985(昭和60)年に日本漆工協会が制定。
 日本の伝統文化である「うるしの美しさ」を見直し、日本の心を呼び戻すことを目的にしている。

先般、世界最古の漆が福井で発掘された!
・1カ月ほど前10/13に鳥浜貝塚から出土の漆の枝が約1万2600年前のものと判明。
 中国伝来が定説の漆文化、日本がルーツの可能性と報じられた。
陰の声:またまた「最古合戦」が始まる。
 わが家なんか、来月「白寿の婆さま」と「後期高齢者&予備軍」がいるぞ!

漆の枝 国内最古と確認-詳しくは→2011年10月13日付 読売新聞記事参照 
・福井県立若狭歴史民俗資料館で展示中 ---11月23日まで---
・特別展「縄文人の業(わざ)と心ー自然とともにある暮らしー」
  (画像クリックで少し拡大する)