◎アンケート前説。
「私は、年収4000万円です。
自宅のローンも払い終わっています。
でも、私の子供が他人の心臓を移植しないと長生きできません。
そこで、アメリカで移植手術を受けることにしました。
アメリカで家賃数十万円の豪邸を借りて待機するのと手術代や医者等への謝礼などで1億3000万円ほど必要ですが、手持ちのお金を減らしたくありませんので、寄付してください。
これが、皆様のNHK橋本会長の子飼い職員の涙の訴えの要点です。
質問します。
アメリカは、お金のためならば殺人してでも臓器提供者を作りますけれど・・・
(一部質問者の思い込みもあります。)
それでもあなたは、寄付しますか?」
◎アンケートと選択回答。
問い 人を殺してでも臓器移植提供者を作らすために寄付しますか?(択一)
答え 有効回答200名。回答者年齢範囲 0歳から100歳超。
1 臓器移植を推進するために寄付をする。 6
2 身内にも同じ境遇者がいるから寄付をする。 2
3 涙に弱いので、寄付をする。 8
4 寄付をする筋合いはない。 139
5 資産公開の結果を見てから寄付をする。 25
6 どんなに泣きつかれても寄付をしない。 20
以上のような結果になりました。
このアンケートの結果に対する私のコメントは、以下の通りです。
『アンケートにご協力くださった皆様へ。
このアンケートは、寄付をしないを選択を誘導する作為的なアンケートでした。
ただ、寄付行為に賛同する少数意見を排除するアンケートでも、ひょっとて本当に支援したくて寄付をするを選択する人がいるかもしれないと思ってもいました。
統計的な誤差率とかは断定できませんが、8%(+-半分の誤差?)の人々は、どんなに挑発的で反対意見への先導的なアンケートでも、対峙して答えるという姿勢があるようです。
これは、とても貴重な結果です。
例えば質問を変えて、軍国主義下の日本国民でも堂々と反戦の意思を表明する割合に近いかもしれません。
アンケートに戻って、私がこれだけ強引に臓器移植に反対の姿勢を持っていることを鮮明に表示し寄付をしないを選択させようとしたにもかかわらず、資産公開によっては、寄付を行う選択をした人々が、1割を越していることは意外でした。
早急な結論をするならば、2割近い人々が、どんな事態にせよ臓器移植に好意的であるということになりそうです。
ネットでは、書いたもの勝ち的な要素が強いですが、今回の件に関しては、自己資産をゼロにあるいは負債を背負ってまで移植に臨もうとしているのかとさえ疑義の余地を排することができません。
まして、NHK職員へのネット批判が高じた時と一にして、NHK受信料支払い拒否者への核爆弾攻撃があったことを見過ごすことはできません。
最後に、人の善意にだけ甘えるNHKの職員のような境遇に恵まれていない親御さんが多勢いいることを忘れてはならないでしょう。
今回の件も過去の臓器移植に関する寄付行動にしても、そのような支援を受けられない親御さんの方が遥かに多いのです。
つまり、金で動く支援者をどれだけ捕まえるかが、わが子の生死を決めるのが原状なのです。
臓器移植推進でどんな綺麗ごとを言っても「美しい日本」という言葉の本質、つまり背後に殺人行為があることに変わりはありません。
医者が、全身全霊を傾斜して救命措置する医療行為を完璧に放棄し、金儲けに走っているのです。
人の命を金で買えることを如実に示すのが、臓器移植行動です。』