ミュージカルな日々

ミュージカル好きの私が、観劇・映画・ドラマ・音楽・本の感想を書きつづるブログ、になる予定。

AIDA オリジナル・ブロードウェイ・キャスト盤

2010-11-23 | ミュージカルCD
ニコニコ動画で,試聴して以来,ずっと気になっていた「AIDA」のブロードウェイ・キャスト盤のCD
今日買ってきてしまいました

だいぶ前から,劇団四季では上演していますが,「すべては愛だ」というキャッチコピーを見て,脱力
門前払いで却下してしまっていたので(笑),最近までノーチェックだったミュージカル

でも,この↓ニコニコ動画で試聴してみたら,素晴らしい楽曲と,圧倒的な歌唱力に夢中になりました


ちなみに,劇団四季盤↓もあるので,聴いてみましたが…


ともかく,今回は,ブロードウェイ・キャスト盤を買ってきて,今早速聴いています
日本語の解説と対訳が付いていたので,ストーリーもしっかり理解できました

本当に,オペラの「アイーダ」と大筋は同じなんですね
最後があまりにも悲劇的なので,劇場で観たら耐えられないかも,とも。
「ミス・サイゴン」も悲劇的で,なかなかつらいものがあるのですが,「アイーダ」はそれ以上ですものね…

楽曲と歌唱については,本当に素晴らしい,の一言。
アイーダ役の女性は,ブラックのものすごい声
「ドリームガールズ」を思い出します
特に,群衆に祭り上げられて,ローブを受け取るシーンの歌は力強くて印象的です

そして,相手役のラダメス役は,「レント」のオリジナル・キャスト,ロジャー役だったアダム・パスカル
「レント」のCDを聴きながら,なんてイケメンな声かしらっとほれぼれしていたのですが,
このラダメス役でも,ワイルドでイケメンな声を炸裂させています
しかも,ご本人のお姿もイケメンですから,言うことないですね~

この二人のデュエットは本当に聴き応えがあって,胸を打たれます
iPodに入れたので,またかなりの頻度で聴くことになりそうです

『リトル・ランボーズ』 感想

2010-11-23 | 映画
映画『リトル・ランボーズ』予告編


渋谷のシネクイントで『リトル・ランボーズ』を見てきました

友人の誘いだったので,あまり内容を知らずに観に行ったのですが,
主役の男の子が本当に可愛くて
ミニシアターらしい,地味な映画でしたが,楽しめて最後はじんわり暖かい気持ちになりました

ストーリーは,一家で厳格な宗派に属するために,一切の「世俗」の娯楽を禁じられた少年と,
手のつけられない悪ガキ少年が,ふとしたことから出会い,映画製作にのめり込んでいく…
というのが,前半。

二人の間に友情が芽生えて,でも,その友情が危機に瀕して…というのが,後半。

ま,よくある話と言えば,そうなのですが,
主人公の少年が,か細い体で「ランボーの息子」になりきっているのが,
本当に微笑ましくて

それから,キリスト教の原理主義,厳格な宗派の信徒の生活が垣間見られたのも面白かったです
彼は,学校で教材として見せられるビデオすら,見ることができないのです

そんな彼がいきなり「ランボー」を見てしまうのですから,
すごい衝撃を受けたのも納得ではあります

あと,悪ガキ少年の方も,後半はすごく健気で可愛くて,
むしろこっちの方が愛おしくなります(笑)

という訳で,子役の魅力全開のほのぼの系映画。
安心して見られるし,ほっこり感動できて,いい映画でした