ミュージカルな日々

ミュージカル好きの私が、観劇・映画・ドラマ・音楽・本の感想を書きつづるブログ、になる予定。

魔法にかけられて

2009-07-05 | 映画
NHK-BSの番組で井上芳雄さんが劇中歌のso closeを歌っていて、すごくいい曲だなぁっと思い、早速DVDを借りて見てみました。
思ったより歌は少なかったけど、見終わって幸せな気持ちになるいい映画でした

おとぎの国のジゼル姫が、意地悪な女王様の陰謀で、永遠の愛なんて存在しないニューヨークへ落っことされてしまう、というドタバタなお話。
冴えないバツ一子持ちの離婚弁護士の世話になりつつ、ジゼル姫は王子様が迎えに来てくれるのを健気に待つのですが…
というお話。

面白いのは、王子様が本当はナルシストで、話が面白くなくて、おバカな奴だったというところ。
そのおかげで、なのか、最初冴えなかった弁護士がどんどん素敵に見えてきちゃうんだから不思議です。

で、最後の舞踏会のシーンで歌われたのが、冒頭のso close
美しいこの曲に合わせて、ジゼル姫と弁護士君が踊るのですが、このシーンは本当にロマンティックで素敵でした!
映画を見て、うっとりしたい方には是非おススメです。

さて、私は洋画は絶対字幕で見る主義ですが、ミュージカルを見るようになってから、吹き替えのキャストにも目がいくようになりました。

この映画では、おバカな王子様を畠中洋さんが吹き替えてます。
畠中さんといえば、ミュージカルでは去年の「ルドルフ」(ツェップス)とこの春の「ニュー・ブレイン」にご出演。
演技も歌も上手だし、かっこいいし、ダンスもキレがあって素敵ということで、好きな俳優さんのお一人なのです。
特に、去年秋に出演されていた「詩人の恋」は、大好きな作品です。
「魔法にかけられて」のおバカな王子様でも、美声を響かせていました。

サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ(どうでもいいのですが、題名長すぎです)で、また舞台で拝見できるのが、今から楽しみです!