日々楼(にちにちろう)

古今東西・森羅万象の幾何(いくばく)かを、苫屋の住人が勝手御免で綴ろうとする思考の粉骨砕身記です。

7月20日、首相官邸前、反原発デモについて   

2012年07月21日 | 日記

A.パロディ

1.このデモに、現在民主党党員資格停止中、元首相、鳩山由紀夫氏が参加されたというニュースが、昨日、流れました。 瞬間、「馬鹿な!」とも思いましたが、さもありなんとも思います。

2.氏はアメリカにおいて、“ルーピー”と形容された人です。形容はやはり正しいようです。

3.この手のデモには必ず火付け役の組織と人がいます。私は、菅氏と同根の「市民団体」、今も同じ名前を使っているのかは分かりませんが、菅直人氏、鳩山由紀夫氏、他の民主党国会議員(前民主党議員も含みます)が、献金を行っている 「市民の党」だろうと考えています。

4.これは敢えて書きますが、「市民の党」は菅氏の行動部隊だと考えて良いように思います。菅氏は「脱原発基本法」に執着されているようですが、そのために「市民の党」を使って、反原発のデモを拡大させる。この図式が見えて来ます。

5.この図式を断ち切るには、「市民の党」を国会に証人喚問して、北朝鮮との関係、政治資金の流れ、その政治目的、過去における菅氏との関係を質(ただ)す以外無いように思います。

6.鳩山氏へは、ここまで書きますと言葉が無くなります。氏は、御自分では善意の人道派を自認していらっしゃるようです。しかし、あるタイプの人達からすると一番御しやすいタイプの人ということになります。真の政治家とは何であるかを考えられ、変身されることを望んでやみません。

7.次に、危機逃避型の政治家について書きます。
危機逃避型の政治家は、国家を食い尽くし、日本を崩壊させることも美辞麗句をもって行うでしょう。

8.新しい時代は、前の時代が陥った過誤を克服して、前へ進んでいかなければなりません。

9.必ず、やり遂げましょう。


B.関連事項

α.特に太陽光発電について

1.ここに、「すべての方に国からの大切なお知らせです」という、一枚のチラシがあります。資源エネルギー庁からのものです。

2.再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が発足(7月)したため、2012年8月の電気料金からその賦課金の負担をしてくれ、というものです。

3.太陽光発電の場合、次の価格を資源エネルギー庁はそのホームページに載せています。

a.買取価格 円/kWh

太陽光 10kW以上 10kW未満 10kW未満 (ダブル発電)
調達価格 42円 42円 34円
調達期間 20年間 10年間 10年間

(注)ダブル発電:自家発電設備等併設

b.発電事業目的の買取価格は電力会社と相対契約で価格を決定


4.固定価格買い取り制度を実施したドイツとスペインの例を専門家から教えて頂きました。
a.ドイツ
  ソーラーパネルは中国から低価格のものが流入⇒発電総量が増加⇒産業界の負担増⇒産業界の価格負担を減免⇒消費者の負担増⇒全量買い取り制は見直しとなる。
b.スペイン
 発電総量の増加⇒供給過剰となる⇒スペイン財政の負担となる⇒今年1月から全量買い取り制を廃止。


β.総発電量に占める原子力・再生可能エネルーギー・化石エネルギの割合

1.報道各番組が、2030年の総発電量に占める、原子力・再生可能エネルギー・化石エネルギーの使用割合(政府素案)をしきりに論評しています。

2.その比率は、数字のバランスからも、原発25%、再生可能エネルギー25%、化石エネルギー50%がベストのように思います。

3.むろん、この場合、原子力発電は過去の過誤を反省し、ここまで安全対策を施しておけば大丈夫だと確言できるだけの安全対策と処置を施したうえで、廃炉にすべきものは廃炉にし、新しいものを作って行くということであります。

 

 

 

 

 

 


            

                             



            

                           松と青空



            
                            木立

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