横浜の建築設計事務所 コア建築設計工房のブログ

建築のこと、 横浜のこと、保育や福祉施設のこと、介護のことを表現します。

入社のご挨拶

2022年09月30日 | 自己紹介

はじめまして。

2022年9月より、株式会社コア建築設計工房の仲間入りしました

松浦と申します。

 

前職では建売戸建住宅を主としたハウスメーカーに勤めていました。

保育園をはじめ、住宅以外の建物に初めて携わるので

日々新しい発見ばかりです。

 

出身は鹿児島県で、大学進学とともに横浜市に住み始めました。

鹿児島から離れてそろそろ10年目になります。

話し方がほぼ標準語になってしまいましたが、

たまに気を抜くと鹿児島弁になっているようです笑。

 

これまでの経験を活かしながら、設計士として日々精進して参ります。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

松浦

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横浜の建築設計事務所 【コア建築設計工房】
https://www.arc-core.co.jp/
〒231-0013 神奈川県横浜市中区住吉町6-69 馬車道STビル5階 
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NIMBY! BANANA!

2022年04月27日 | 街づくり

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の野上です。

「NIMBY」をご存じでしょうか?
建築の仕事に携わってから、いろいろ考えるところがあり、興味を持った社会問題です。
考えてみましたが、結論、NIMBYは解決できないと思いました…。

「NIMBY」とは、「Not In My Backyard」。
「我が家の裏庭でやらないで」という意味です。

ちなみに「BANANA」は「Build Absolutely Nothing Anywhere Near Anything」。
「絶対に何も近くに建ててはならない」です。キャッチ―ですね。

NIMBYは簡潔にいうと、総論賛成・各論反対の意です。
「わたしたちに必要だけど、わたしの近所には作らないでほしい」これがNIMBYです。

例えば、ゴミ処理場。
都市部にゴミ処理場は作りたくないから、周辺の地域にゴミ処理場を作ろうとします。
ゴミ処理場を計画された地域住民は迷惑意識を持ちます。
地域住民にはもちろん、NOという権利があるので、NIMBYと非難されるべきではありません。
だからといって、住民投票を行えば反対に固まるのは間違いありません。
では、どこにゴミ処理場を作ればよいのでしょう…。

他にも、原子発電所や米軍基地、公園や保育所なども挙げられます。

ちなみに、道路も、事故や騒音があるので、迷惑なものですが、被害も恩恵もわたしたちに平等です。
道路はNIMBYに当たりません。しわ寄せがあるのがNIMBYです。

 

NIMBYが問題になった原因は、地域コミュニティが薄弱になったことにあるといわれています。
身内のための自己犠牲も、他人であれば許せないことは多くなるでしょう。
法が介入しておさめてくれるのが理想ですが、権利があるゆえに合意形成は遠のきます。

そこで、NIMBYの解決方法を考えてみました。

まず、お金で解決です。
「迷惑料」とは大きな声で言えませんが、交付金や利益還元のイイ話をすることです。
しかし、これでは抜本的な解決とは言えません。

私がいいなと思うのは、あらゆる分野の住民参画を促すことです。
例えば、ヨーロッパでは住民評議会なるものがあり、共同体として街づくりを行い、景観を守る地域があります。
対して、誰かが相談なしにスッと建物を作るのでは、住民の心象も共同体としての心持ちも良くなりません。
時間がかかりますが、このように広範囲に身内意識を育めば、NIMBYは少しは改善…するのではないでしょうか。

 

以下は、参考にした本の受け売りですが、「文明に歯止めをかけるNIMBY」とも考えることができます。

根源に立ち戻って、そもそも・・・
・原子力発電所→原子力発電所は必要か?電気はもっと必要か?
・米軍基地→安保は必要か?他に策は?
・保育園→保育園は必要か?共働きでなければ、核家族でなければどうだろう?

紛糾しそうなデリケートな思想ですね。確かにいろいろ衰退しそうです。

 

想像しがたいことですが、わたしたちの問題として考えないと、まわりまわってNIMBYとなるのだと思います。
そして、NIMBYは民主的である証拠なので、悪いものでもないのです。

なんともぼんやりとした記事になってしまいました。
解決は遠いな…と思いました。

参考文献:清水修二(1999).『NIMBYシンドローム考 迷惑施設の政治と経済』.東京新聞出版局 

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直通階段についての法改正

2021年07月08日 | 建築基準法・関係法令

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の伊部です。

今日は、建築基準法の法改正の一部について書きます。
『直通階段の設置にかかる規制』が合理化、改正されました。

建物には、安全に避難するために用途や規模によって、必要な階段の数が決められます。
2以上の直通階段が必要な建物の中で、
病院、診療所又は児童福祉施設等の用途に供する階(病室等の床面積の合計が 50 m²※超のも の)やホテル、旅館
又は共同住宅等の用途に供する階(宿泊室等の床面積の合計が 100 m²超の もの)については、2以上の直通階段が必要でした。
※ 主要構造部が準耐火構造であるか、又は不燃材料で造られている建築物の場合は100m²

それが、上記の用途については、
  階数が 3 以下で延べ面積が 200 m²未満の建築物であり階段の部分が間仕切壁 又は所定の防火設備で区画されている場合などには、
  階の用途による 2 以上の直通階段の設置 の規定を適用しないこと
  
とされました。

階段はかなりのスペースが必要ですし、諸室と結ぶための廊下も必要になります。
バリアフリー対応にすればさらに大きな面積が必要です。
小規模な施設の場合、建築可能な面積に対してそれらの面積の割合が多くなり、主要な室がちょっとしか取れないなんてことになります。

弊社では、保育園の設計を多くやらせていただいており、この改正によりプランの幅が広がってくるなと感じました。

 

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A保育園の工事監理日記 その5

2021年05月06日 | 保育園の設計

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の伊部です。

令和3年1月に竣工のA保育園です。
事業計画のお話をいただいたのは、平成30年の6月でした。
私自身、ひとつの事業にこれだけの期間携わったのは初めての経験で、
設計も工事監理も非常に貴重な経験をさせていただきました。




▲0歳児室


▲1,2歳児室
窓の奥はトイレです。トイレから保育室の様子が確認できます。


▲1,2歳児用トイレ


▲子育て支援ホール
地域に開放したり通園児のプレイルームとして多用途に活用します。


▲子育て支援ホール用園児トイレ
写ってませんが、写真右奥には地域開放を考慮して、ベビーシートやベビーチェアを備えた大人用ブースもあります。


▲3,4,5歳児室
各年齢ごとに家具を使って保育室を区切ります。
家具を移動することで広い空間としても利用できます。


▲3,4,5歳児用トイレ
トイレは楽しく使って欲しいので、各階楽しい仕上げを採用しました。


▲屋上園庭
開放感たっぷりの園庭です。

この貴重な経験をこれからの仕事に生かしていきたいと思います。

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令和3年度企業主導型保育事業 募集開始

2021年04月30日 | 保育園の設計

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の井下です。

令和3年度企業主導型保育事業の募集が始まりました。
平成28年度から始まったこの制度は、例年の年間募集定員は2万人の枠がありましたが、今年度は4千人となりました。
今年度が最後の募集になるかもしれません。

弊社では過去に3回、設計工事監理のご依頼をいただきました。
今年度もご依頼いただきまして、現在申請に向けて準備中です。
これから申請をお考えの方は、下記アドレスまでお早目のご連絡をお待ちしております。
info@arc-core.co.jp


新大船幼稚園ナーサリールームCiao(企業主導型保育園)


プリム保育園(企業主導型保育園)

 

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A保育園の監理日記 その4

2021年04月06日 | 工事監理

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の伊部です。

1月中旬にA保育園が竣工しました。
9月~12月の監理日記を紹介します。

・9月:サッシ取付が進んできました。外壁の部屋内側仕上げ用の下地を設置します。

▲5階保育室

・10月:間仕切壁のボードが建ちました。

▲4階子育て支援ホール

外部では、外壁の塗装が終わり足場の解体が始まりました。

▲道路使用許可をとり作業

・10月末:消防の中間検査に立ち会いました。

▲検査風景

・12月初:壁面緑化の設置が始まりました。

▲灌水設備を備えた壁面緑化システム

・11月末:その他の外構工事も進んできました。

▲人工地盤の園庭のデッキスラブ


▲人工芝

・12月:内装の仕上げも進んできました。

▲4階子育て支援ホール

今日はここまで。
次回、全体の完成写真をアップしたいと思います。

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TOTOトイレセミナー

2020年09月28日 | セミナー・講習会

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の田中です。

2020年9月9日にTOTO様主催のトイレに関する講習会がありました。
現在、私は某小学校のトイレ改修設計業務に携わっており、設備的な知識を身につけて設計業務に活用できるようなるため受講してまいりました。

当日は基礎知識を学ぶ座学から実機説明による体験、ショールームの見学まで行っていただきました。
TOTO様、この度は大変お世話になりました。


▲ロータンクとフラッシュバルブのいいところを組み合わせたフラッシュタンク洋便器


▲和洋リモデル工法
既存和便器の上部のみを撤去し、その上に新規の洋便器に改修する工法


▲和洋リモデル工法の模型その1
写真の様に和便器上部のみ特殊な機械でカットするようです。


▲和洋リモデル工法の模型その2
新設した洋便器。向きを自由に変えられるとのこと。


▲ショールームにあったキッチンの一つ
詳しくはお伝えできないですが、TOTOの細かい所までこだわったキッチンとのことです。


▲ショールームにあったユニットバスの一つ
床が特殊な材質で、素足で乗ると非常に柔らかく気持ちがいいのが特徴的でした。


▲ショールームにあったトイレの一つ
壁掛けの洋便器でスタイリッシュな意匠でした。


弊社では保育園の設計の他に、公共建築物の設計業務も行ってます。
様々なビルディングタイプの建築物を満足に設計できるように、このようなセミナーを積極的に受講し、実際の設計に反映できるよう精進致します。




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A保育園の監理日記 その3

2020年08月03日 | 工事監理

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の伊部です。

A保育園の進捗報告です。

今回の建物は鉄骨構造です。
6月某日 鉄骨工場に製品検査に行ってきました。
                 工場で製作された鉄骨のサイズ、欠陥の有無の自主検査など確認します。

▲工場内の様子

7月 いよいよ建て方です。
    約2週間かけて鉄骨を組んでいきます。
    敷地が狭いので、道路にクレーンを設置して吊り込みます。

▲建て方の様子

7月某日 軸組完了の中間検査を受検しました。

▲建て方完了時の外観


▲建て方完了時の内部の様子

床のコンクリート打設も終わり、7月末 外壁のALC工事中です。

▲外壁設置後の内部の様子

まだ上階のALC工事は続いてます。
建物は、国道からみるとかなりの存在感です。
仕上がりが楽しみです

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A保育園の監理日記 その2

2020年05月12日 | 工事監理

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の伊部です。

A保育園の進捗報告です。

今回の敷地には、平らな部分がありません。
ですからまず、杭を打つための作業構台を作ります。


▲構台を支える柱を設置するための先行堀の機械です。




▲柱を設置して床を作ってを繰り返し、少しずつ前に進んでいきます。


作業構台ができたところで、杭工事に移ります。

▲1本目の杭、試験杭の立会に行きました。



▲敷地が斜めなので、床を開けながら杭を設置していきます。


本体工事と同時に外構部分、園庭や駐車場の人工地盤の作業も進めます。

▲たくさんある四角い箱は、人工地盤の柱下の基礎の型枠です。


本体は、基礎工事に進みます。
中間検査(基礎配筋)の立会に行きました。

▲本体基礎配筋の様子。

着工して半年、もう少しで地上部分にたどり着きそうです。


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A保育園の監理日記 その1

2020年03月31日 | 設計事務所の日々のこと

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所、株式会社コア建築設計工房の伊部です。

昨年10月に横浜市の認可保育園の増築工事が着工し、工事監理を担当させていただいています。
今回の敷地は、かなり特殊な条件です。
平な部分がほとんどなく、接道する道路から10メートルの高低差があります。

▲この崖地が敷地

▲敷地を下からみたところ

これから、工事の進捗状況を随時お伝えしていきます。

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三菱電機 青空照明

2020年03月12日 | 建築材料・設備・工法

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

数年前に開発されていた三菱電機の「青空照明」が商品化されたようです。
オフィスや病院向けということですが、テナントに入る保育園の内装工事などでは採光は満たしていても実際空が見えないということもままあり、
こういったものを使ってみると雰囲気が変わって良いかなあと思いました。

日本語版engadget.com(https://japanese.engadget.com/jp-2020-02-05-68.html)


<mark>href="https://japanese.engadget.com/jp-2020-02-05-68.html"></mark>青空照明<mark></mark>
▲三菱電機_青空照明

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ワックスがけ ~引越し後の作業~

2020年01月20日 | 建築材料・設備・工法

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

お客様をお迎えするミーティングルームの床には無垢のウォールナットが表面に施されている複合フローリングをはりました。
フローリングの施工はプロにお願いしましたが、表面のワックスがけは自分たちで行いました。


▲ 1回目のワックスがけの様子。ワックスをかけたところはより一層木目とウォールナットの色が濃く浮かび上がります。

赤ちゃんが舐めても害がないとされる、植物油が使用されている自然塗料(今回はオスモウッドワックス)を塗りました。
オイルを塗り込み木に浸透させることで、木の呼吸を止めずに表面を保護することができます。
このような自然塗料は保育園や住宅等の木部には幅広く利用されることが多いです。

1回目は引越し直後の年末に、新年明けてから2回目のワックスを塗りました。
ウォールナットの木目と色が活かされたきれいな仕上がりになりました。
弊社にお越しの際はミーティングルームの床にもちょっと注目してみてください。

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研修旅行2019 ~後山山荘 @広島県福山市~

2019年12月13日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の伊部です。
今日も2019年度研修旅行のご紹介です。
鞆浦にある後山山荘について書きます。

原設計は、実験住宅シリーズで有名な藤井厚二氏。
藤井氏が彼の実兄のために設計した別荘です。
今の建物は、前田圭介氏監修のもと復元されたものです。
見学に伺うと、オーナー様がこの建物との出会いから復元していく過程、そしてここでの素晴らしい時間の過ごし方などを丁寧に解説して下さいました。
環境工学を取り入れた換気システム、日差したっぷりのサンルームなど、藤井氏らしい設計が見られます。
サンルームでは朝食などをとられることもあるそうです。羨まし過ぎます


△サンルーム


△サンルーム天井の換気口


建物全体も非常に快適的で、酷暑の夏でも朝寒いくらいのこともあるとのことでした。

鞆浦全体を見渡せる地形を活かした窓の取り方が絶妙です。
後ろを見れば山の景色があり、家の中にいながらにして外との繋がりを感じます。


△居間からの景色

△裏の山から鞆の浦を臨む(手前が後山山荘の屋根)

最高のロケーションを満喫できる建物でした。
最後に、いろんな質問にもとても親切にご対応いただいたオーナー様に感謝致します。
ありがとうございました。

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研修旅行2019 ~向東(むかいひがし)認定こども園 @広島県尾道市~

2019年12月05日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の井下です。

昨日一昨日に引き続き本日(12/5)も尾道研修旅行について記載します。
今年(2019年)で5回目となった研修旅行ですが、できる限り保育園へ伺うようにしています。
過去には下記保育園を見学させていただきました。
浮気保育園(2018滋賀、設計藤本壮介氏)
あきたチャイルド園港北チャイルド園(2017秋田、設計サムコンセプトデザイン)
太陽丘こども園(2015金沢、設計隈研吾氏)

園長と尾道市役所さんのご厚意により、向東認定こども園を見学させていただきました。
設計 伊東豊雄+コンテンポラリーズ設計共同体
2019年2月竣工
地上2階建て、延べ面積2075㎡
園児数212名

元々この地域にあった、保育園と幼稚園を統合させて、認定こども園を新設したそうです。
3~5歳児は、幼稚園型(2時ごろ帰宅)の園児、保育園型(5時以降帰宅)の園児と同じクラスで保育しています。

周囲の山並みに馴染むようにいくつもの屋根を連ねていて、自然石で緩やかに湾曲させています。
高窓から光を取り込み風が抜けて、豊かな自然を室内でも感じられる園舎です。


▲向東認定こども園の園庭から園舎を見る。各屋根の中央に高窓があります。


▲2階の保育室は勾配屋根なりに天井が高くなっており、高窓から光が降り注いでいます。


▲壁の高いところには一部鏡が張られていて、景色が写り込みより一層広がりを感じさせます。


▲体育館のような遊戯室も、自然光に包まれています。先生方は発表会の準備で大忙しのご様子でした。


▲ゆったりとした玄関ホール。


▲来客者、各保育室、園庭を見渡せる位置に職員室が配置されています。


▲明るく広々とした絵本コーナー。既存園からたくさんの絵本が引き継がれています。


▲子育て支援室には保健師さんが常駐していて、未就園児の親御さんが予約なしで利用できるスペースになっています。

見学にあたっては、園長先生、尾道市役所の職員さんより一部始終ご丁寧にご案内してくださいました。
ここに、改めて心よりお礼申し上げます。
向東こども園に通われているこどもたちが元気にすくすくと育ち、地域の方々に愛される園になることを願います。



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みなみすがお保育園 キッズデザイン賞受賞しました

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研修旅行2019 〜尾道探索 @広島県尾道市〜

2019年12月04日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の田中です。

先週、1泊2日で広島県尾道市・福山市に建築を巡る研修旅行に行ってきました。
その中で、尾道駅前~猫の細道を散策しましたので紹介します。


▲駅前から東へ少し歩くと全長1.2㎞もある商店街があります。


▲商店街の全体MAP。当日は商店街の半分くらいしか見れきなかったです。


▲尾道商工会議所。商工会議所として現存する中では日本で最古の鉄筋コンクリート構造の建物です。


▲尾道商工会議所創立120周年記念碑


▲昔銭湯だった建物をお店にコンバージョン。中は撮影禁止なので写真はないですが、銭湯の時の名残を活かしたお洒落な空間でした。


▲猫の細道からみた尾道の風景。商店街から北へ丘に向かうと猫の細道へ行けます。


▲猫をモチーフにしたかわいい石像等が猫の細道にはたくさんあります。実物は残念ながら遭遇できませんでした。


▲尾道といえば尾道ラーメン。相変わらず美味しかったです。


▲尾道駅2階より海側を望む。電球色のランプで暖かみを感じる街並みでした。

旅は美味しいご飯や行きたい目的地もいいですが、知らない土地を歩いて新しい発見をするのもまた醍醐味ですね。
一人旅の時は基本、適当に散策メインの私にとって初尾道散策は楽しかったです。



また尾道来た時にはまた違うところを歩いて、色んなものに出会いたいと思いました。



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