横浜の建築設計事務所 コア建築設計工房のブログ

建築のこと、 横浜のこと、保育や福祉施設のこと、介護のことを表現します。

建築の本

2019年09月30日 | 設計のポイント

おはようございます。 神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

建築の本を購入しました。欲しかった本が既に新書では購入できないものでしたので、いわゆる古本になりますがネットで検索したところ見付かりました。ネットだと現物の確認をできませんので不安もありましたが購入してみました。古本でしたが保存状態も良く中味も書き込みが無く非常に綺麗なものが届いて良かったです。今回購入したのは「官庁施設の総合耐震計画基準及び同解説平成8年版」というもので、現在の官庁施設の耐震計画の基準の大元になっている事を聞きました。もう一冊が「官庁施設の基本的性能基準及び同解説平成18年版」こちらは新書で購入できました。こちらは官庁施設の基本的性能で社会性、環境保全性、安全性、機能性等について書かれています。官庁施設だけでなく色々な建物の資料として応用が利きそうです。


▲外見は左側が古本、右側が新書になります。


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〒231-0031 神奈川県横浜市中区万代町2-4-1東カン横浜パークサイド2階 >>googlemapで見る
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新江ノ島水族館

2019年09月25日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市の建築設計事務所、株式会社コア建築設計工房の田中です。

8月末に鎌倉、湘南旅行の時に新江ノ島水族館に行ってきました。
2004年にオープン、設計は日建設計・施工は大成建設です。

△広場から建物を見る。大屋根の架構に壁が吊り下がっているS造でした。

△イルカショーの観覧席。アーチ状の座席配置でイルカショーを観覧します。

△クラゲ。具体的な名前は忘れてしまいましたが、クラゲの種類はかなり多くて可愛いです。


公共施設の建物を訪れる時は本来の目的を楽しみながら、自分だったらどう設計するか、どういう意図で設計されたのかを意識すると、楽しさが10倍増えます。(個人的に)
新江ノ島水族館では動線と空間、照度、閲覧空間の設えと空間同士のつながり、バリアフリー設計等、肌で感じてきました。

普段から建物を意識しながら見てると、同じ建物でも新しい学びが得られると最近感じてきました。
それらを実務に活かせるよう今日も頑張っていきたいと思います。


余談
先日、コア建築設計工房の所員紹介に田中が更新されましたので、ぜひ閲覧ください。


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擁壁の安全性

2019年09月20日 | 設計のポイント

おはようございます。 神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の森です。

横浜は斜面地が多いため、台風やゲリラ豪雨による土砂崩れを防ぐための擁壁の安全性が重要になってきます。
安全性を確保するため高さ2mを超える擁壁には建物と同じように建築基準法に基づく申請が必要になります。
検査済み証がない擁壁や古い玉石積のような現行法では認められていない擁壁は遣り替えの必要になる可能性があります。
擁壁の遣り替えは擁壁上下の建物にも大きな影響を与えます。
既存擁壁の傍で建築行為を行う場合、住む場合には十分注意するようにしましょう。


▲間知石による2m以上の擁壁

目視による擁壁の安全性の確認としては、亀裂がないか、水抜き穴が確保され機能しているか、孕みがないかなどを確認すると良いです。

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台風15号

2019年09月17日 | 設計事務所の日々のこと

おはようございます。 神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

先日、台風15号が関東地方に直撃しました。神奈川県でも停電する地域や通勤時間への多大な影響がありましたが、概ね数日のうちに解消されました。ただ千葉県の方では未だに停電断水が続いてます。行政によってだとは思いますが洪水や津波、地震などのハザードマップはあると思いますが、強風に対するものというはあまり聞いたことがありません、難しいものなのだと思います。現在取り組んでいる計画でも防災対策を求められていますが、強風により外装材が剥がれるような事例があるようなので、強風対策も考えていきたいと思います。


▲太い松の木も根元から倒れていました。これが電線に当たっていたとしたら停電が起きていたかもしれません。


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建築士受験に関する建築士法改正

2019年09月11日 | 設計事務所の日々のこと

おはようございます。
神奈川県横浜市の建築設計事務所、株式会社コア建築設計工房の田中です。

先週の日曜日より、一級建築士の資格を取得するために資格学校に通い始めました。
仕事と勉強を両立しながら、効率よく勉強するには資格学校を使った方が良いと、2級建築士を取得した時に学びました。

本題の「建築士受験に関する建築士法改正」の話をします。
現行制度は大学卒なら実務経験2年を積んだ後に一級建築士の受験資格を積むことができますが、改正制度だと試験は実務経験に関係なく受けれるようになります。
改正制度でも一級建築士を取得するのに実務経験は必要なのですが、試験は実務経験不要で受けれるので、合格してから実務経験を積むことで資格を取得できるようになります。
※下記、画像がわかりやすいです。(大学卒、一級建築士の場合)


 ▲ 画像は『日刊 建設工業新聞』(https://www.decn.co.jp/?p=102745)よりコピーせずに引用

年を重ねると資格取得の勉強時間を確保するのが難しくなっていくのをヒシヒシと感じているので、大学卒業してからすぐ受験できる今回の建築士法の改正は業界的に良い事だと思いました。
(できれば私の卒業時に改正してほしかったです。。。(笑))




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土門拳記念館〜山形県酒田市〜

2019年09月09日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

夏休みに帰省していた山形県の建築名所について、前回投稿したblogに引き続き、、、
山形県酒田市にある「土門拳記念館」に行ってきました。
昭和の時代に活躍していた山形県酒田市出身の写真家 土門拳さんの作品が展示されている建物です。

▲ 「土門拳記念館」の外観

設計は谷口吉生さん。コンクリートの直線的なフォルムが特徴的です。


▲ 重厚な金属のエントランスの扉


▲ 壁面は全てコンクリートの小叩き仕上げ


▲ エントランスから見えるイサムノグチの彫刻

この中庭の向こう側に見える壁面の幅に変化のある窓と壁。
これが、内部のスロープ展示室の視覚的効果を生み出します。


▲ パースの効いた奥行きを感じられるスロープ展示室

素材も形状もとてもシャープな印象の建物ですが、手摺の形状や内部の隅々まで細やかなディテールで納められていることが効いていると感じられる建物でした。
土門拳さんの写真は迫力を感じられる素晴らしい作品で、それをより引き立てるような建物の素材ととても合っているように感じました。
居心地のよい空間なのでまた改めて行きたいと思います。

 

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青森県青森市 三内丸山遺跡

2019年09月05日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

夏休みを利用して東北に行ったので、見学した建築を紹介する第二弾です。
今回は青森県青森市の三内丸山遺跡を紹介します。
「特別史跡 三内丸山遺跡」は広大な敷地に縄文時代の竪穴式住居ややぐらが復元され、陵墓や出土品が保存されている施設になります。


▲竪穴式住居(小)


▲竪穴式住居(大)


▲竪穴式住居(大、屋内)

竪穴式住居は小さいものが大きいもののまわりに点在しており、この配置も縄文時代の再現だそうです。
1m弱掘った地面を床として柱・梁・壁建屋根がかけられているので、中に入ると少しひんやりしています。(湿気もすごいです)
柱と梁はツタ状の植物で補強されていました。


▲高床式住居

高床式住居はより「家っぽい」形になっていますね。
床が高いので大雨洪水から内部が守られるほか、床下が空洞のため湿気も少なくこちらの居住環境は快適そうです。


▲やぐら(六本柱建物)

全高15m程ある六本柱建物はとても目を引きました。
柱・梁の間隔が統一されており、また木材には防腐処理が施されていたそうです。
縄文時代にこれだけの工事や加工を行うことができたと考えると、とても力強いものを感じました。

夏休みだったので子どもも多くいましたが、大人としても教科書でしか見たことのないものを実際に見学出来てとても感慨深かったです。

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アスベスト含有調査 速報

2019年09月02日 | 改修工事の設計

おはようございます。 神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

8月上旬に行なったアスベスト含有調査の速報が届きました。速報では基本的には定性検査が行われて含有量が0.1%以上含まれているものの有無が報告されます。0.1%以上含まれている検体については定量検査を行いどの位の量が含まれているか検査を行います。今回の調査では外壁の下塗りの吹き付け材に含まれていた様です。この結果をもとに外壁改修やコア抜き等をを行う際には仮設工事や処分方法等を設計に盛り込んでいくようになります。


▲調査会社より1~2週間程度で速報が届きます。


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