横浜の建築設計事務所 コア建築設計工房のブログ

建築のこと、 横浜のこと、保育や福祉施設のこと、介護のことを表現します。

東横フラワー緑道が好きです

2021年06月24日 | 街づくり

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の野上です。

私の日々の癒しの東横フラワー緑道についてです。

東横フラワー緑道は、2004年に「みなとみらい線」が開通し「東急東横線」が地下化されたことから、その上部を緑道として整備したものです。
横浜駅から東白楽駅までの1.4キロの道です。
高島山トンネルによって、丘を登ったり、迂回したりする必要がないので、歩行者にとってとても便利な道です。

▲音が反響して楽しい高島山トンネル

 

▲防犯上、トンネルは夜には閉まります。

 

▲タイルに線路を意識したようなデザインがあります。

 

緑道は季節の花々が咲いていたり、ベンチなどストリートファニチャーが設置されていたりと憩いの場所になっています。近くには銭湯や喫茶店、パン屋さんもあります。
通勤通学のための通路にとどまらず、犬の散歩をしている人、ランニングをしている人、家族のお出かけなど、いろいろな人がいて活気のある通りです。

▲私が横浜に来た頃は桜が満開でした。

▲このごろは紫陽花が盛りです。

 

また、緑道の管理にボランティアを募っているようです。行政や民間だけで管理するのではなくて、地域を含んで緑道を作り上げ、守るという姿勢は、持続可能な社会に貢献する都市計画だと思います。それにしても、都会のど真ん中で、廃線された跡地を緑道にしてしまうのは、思い切った計画だと思いました。

今後も東横フラワー緑道の花の移ろいが楽しみです。

 

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https://www.arc-core.co.jp/
〒231-0013 神奈川県横浜市中区住吉町6-69 馬車道STビル5階 
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夢と漫画のトキワ荘!

2021年06月22日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の渡邊です。

二級建築士の試験が近づいてきて、あまり外出すらままならない状態なので、
今回は過去に行った建築物について書きたいと思います。(※1)
(※1緊急事態宣言前に訪問)
夢と漫画のトキワ荘!
数々の漫画の神様たちがたくさん、汗を流した場所。
でも、なくなったものではないのか、、?
いえ!
豊島区トキワ荘マンガミュージアムとして
復元されています。

▲ミュージアムの看板(ミュージアムは町おこしの一環!)

▲復元されたトキワ荘
中には写真は載せられませんが、かつて
漫画の先生たちが原稿をかいていた場所や、
風呂替わりにもなった炊事場、
誰がトイレに行ったのか分かってしまうボットントイレまで、
とても建築物としても個性的かつ魅力的であったことが伺え知ることができます!
資料館としても各漫画家さんたちの歴史がかかれたギャラリーブースも面白いです!

▲数々のドラマが生まれた電話ボックス
屋外には、あの「もしもボックス」のモデルになった電話ボックスが!?
その当時は遠い家族と電話を取ったり、漫画編集者との連絡手段として
使われていました。
ーもしもこれを使うなら、誰に連絡しますか?
そんなことを語りかけてくるように見えました。
こんなご時世ではありますが、
是非いってみてはいかがでしょうか。
ずぶずぶと、ひたひたに、
昭和の時代にタイムスリップできますよ!
それでは次もよろしくお願いします!
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公共建築物の外壁調査

2021年06月14日 | 改修工事の設計

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

公共建築物の外壁調査業務に取り組んでいます。
今回の対象は外壁タイル及びモルタル塗りの浮き調査で、一般的な打診調査と赤外線装置法による調査を行います。
赤外線調査法とは、対象物の表面温度を赤外線カメラで撮影、分析し、浮き部分を検出する手法です。
タイル・モルタルの浮き部分は躯体との間に空間があるためそこに熱がこもり、周囲より温度が若干高くなります。
これを赤外線カメラで撮影していくのです。


▲サンプル_可視カメラ画像(一般的なデジカメ)


▲サンプル_赤外線カメラ撮影画像

色が白くなっている所が浮きの箇所になります。
これは分かりやすい方だと思いますが、温度変化が微妙な場合の見極めには経験が必要です。

赤外線装置法による調査は弊社ではできないため、優良な専門業者さんにお願いしています。
調査の精度を上げるためできるかぎりの打診も併用して調査を行っていただいています。
業者さん曰く、「撮影だけで打診は一切行わないような調査方法を取る会社は悪徳なので要注意」だそうです。

調査結果を踏まえ、適した改修方法などを提案していきます。

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サッシ改修 カバー工法

2021年06月04日 | 建築材料・設備・工法

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の森です。

今回はサッシ改修の際によく使われる、カバー工法をご紹介したいと思います。

古いサッシでは、戸の開閉が困難だったり、隙間風による寒さ・熱さ・音と気になることが増えてきます。
サッシを交換したくても、住宅などでは住みながらの工事となり生活への影響が大きくなります。

一般的な改修方法では、サッシ枠を取外し、新しいサッシを取り付けます。
カバー工法では既存のサッシ枠は残したまま、既存枠上に被せるようにして取付を行います。
そのため、取替だけであれば数時間で完了します。
また足場を設置せずに内部から行えるため工期を短縮出来ます。
複層ガラスなどの特殊なガラスも問題なく使用することができるため断熱性、防犯性も高めることができます。


▲カバー工法にて改修予定のサッシ


▲LIXILHPより                           

デメリットとしては、既存枠上に被せるように取付するため開口サイズが少し小さくなります。
法的な部分や使い勝手上、必要な開口寸法を守る必要がある場合には、一般的な改修方法で行う必要があります。

 

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プールの改修工事

2021年06月02日 | 改修工事の設計

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の伊部です。

今回、某小学校のプール改修工事の設計を担当させていただくことになりました。
プールの改修といってもプールサイドのPC床板とそれを支える架台の部分が改修対象です。

▲この扉から入ります

▲プールの下はこんな感じです

▲PC板(プールサイドの床)をつなぐボルトまわり

このようにコンクリートが剥離して鉄筋がむき出しになっているところを補修します。
元々アルカリ性のコンクリートが経年劣化で中性化し、中の鉄筋を錆びさせ、
膨らんだ鉄筋がコンクリートを破壊したことが原因です。

改修の方法は、ざっくり言うと。。。
まず脆くなったコンクリートを落とし、鉄筋を露出させます。
その後、亜硝酸リチウム入りの防錆ペーストを鉄筋に塗り、亜硝酸リチウム入含有ポリーマーセメントモルタルで成形し、仕上げに亜硝酸リチウムを表面に塗布するいう流れです。

亜硝酸リチウムの防錆ペーストは、鉄と化学反応を起こし、不動態被膜という鉄筋を守る膜を再生してくれます。
亜硝酸リチウム含有ポリマーセメントは、防錆環境の長期維持を手伝う役割を持っています。

明日から本格調査開始です。調査は高さ1m程度の部分にもぐって行います。
きつい体勢ときつい環境の調査ですが、不具合部分の見落としがないよう調査したいと思います。

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