サンシャイン通信

サンシャイン・ステート(フロリダ州)発のニュースレター

中間テストはフォッシーダンス

2024-07-11 03:33:48 | アラカン大学生活
ダンスを学ぶアラカン大学生・春学期の備忘録の続きです。
今回は中間テストについて。
テスト内容はウォームアップルーティンフォッシースタイルのダンスコンビネーション。
そして3日以内にビデオに撮った自分のダンスを見て自己採点、よくできたところ、
もっと練習が必要なところについてペーパーを書くという課題。

実技テスト当日は4人のグループに分かれて20分のテスト時間が割り当てられました。
まずは10分のウォームアップルーティン。
そしてダンスコンビネーション。自己採点用に撮ったビデオのスクショです。




コンビネーションは教授から教わった振り付け+自分で考えた振り付けをやるパートがあって
緊張したけどフォッシーさを私なりに表現して踊ることができたのはよかったかな。
とにかく全力を尽くしました。

実はね、この日スタジオに着いてビックリしたことがあったのです。
私のグループにはSちゃん、Jちゃん、Kちゃんがいて
前出の写真を見たらお分かりになると思いますが、皆、前々回のブログ記事に載せた
ビデオのダンサーのようなコスチュームを着ていたのです。


写真でピンクのドレスを着ているのがJちゃん、後方にいるのがSちゃん、
写っていないKちゃんもドレスアップしていました。
(ちなみにKちゃんはフォッシーのブログ記事に載せた写真の一番手前のブロンドのポニーテールの子)
だからね、ドレスアップしたクラスメートの中でコスチュームなしの私は超浮いてしまいました。
それでもフォッシーをイメージしてトップスもボトムスもシューズも黒にした努力はわかってほしい・・・
(全て普段の授業で着用しているものなんだけどね。)
3人ともバッチリ決めたのはコスチュームだけではなく、ビデオのダンサーみたいにメイクもバッチリ。
しかも福来スズ子も顔負けの付けまつげのステージメークだったの!(画像はお借りしました)


Sちゃんにいたってはこの日のテストのために、ビデオのダンサー数人が被っているような
キラキラのウィッグをアマゾンで注文そうで。
でもそれが届くのが間に合わず、テストの日に使用できずメチャメチャ悔しがっていました。

実はテストの1週間程前、教授がコスチュームを着たらエキストラポイント(5点)をあげると言ったのです。
皆、さらっと聞き流しているようだったので、コスチュームを着てテストを受けるクラスメートは少ないだろうと思いました。
コスチュームを着なかったからと言って減点されるわけでもないし
多分1度しか着ないコスチュームにお金をかけるのはちょっと・・・(せこい?)と思ったので
私はダンスで勝負することに。
今思うとダンスのみで勝負するのが苦しい学生への教授の思いやりだったのかな。

そして後日、中間テストの結果とともに教授からメッセージが届きました。



Knowledge of Exercise, Musicality, Effort, Technique
と4つの採点項目がありTechniqueで1点の減点。私にとっては上出来です。
この項目で満点を取れたらカンパニーで十分やっていけるレベルですから。

こちらが教授からのメッセージ。


全訳はしませんが、まだまだ練習が必要な動きを再確認できてよかったです。
Make sure you close 1st every time in degage.
速いテンポでデガジェをやる時、足を1番ポジションに戻すのがいい加減になっちゃうのよね。
自分でも気を付けているんだけど、まだまだ練習が必要。頑張ろう!

でも嬉しいコメントも!
Great arms on the pirouette prep.
私にとって安定のピルエットは永遠のテーマ。
ピルエットの腕のプレパレーションがうまくいきました!

そして見て見て、最後のコメント!
+2.5 for extra credit for costume
コスチュームでエキストラポイント2.5点
いやあ、教授にはわかっていたんですね。
黒いトップス、ボトムス、シューズ=フォッシーという私の努力。
でも“普段着”でほぼすっぴんだったから、半分の2.5点。
結果は15点満点で16.5点。結局エキストラポイントに頼らなくても良い成績(A)を取れました。
めでたし、めでたし!
春学期の備忘録はまだまだ続きます・・・
コメント (4)
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