漆塗りの人間国宝、大場松魚さんの仕事に対する心構えを
インタビュー形式で語った言葉を読む機会がありました。
技は仲間と競い合うのか・・
「人間なんてもの、相手にしていたってしょうがない。
皆、疲れてくると決まって能率が下がる。
それですぐ、負ぁけた、やめたと言って投げ出しちゃう。
人間のように頼りないものはないですよ。
だから私は時計と競争する。
夜も夜中も、あったものじゃない。」
時計に勝つこともあることについて・・
「なぜ負けないか。人間には「頭」があるからです。
時計はチッ、チッ、チッ、チッ、と一定のリズムで時を刻む。
しかし人間は、この仕事をこの時間までに仕上げるんだと
腹を決めれば、グッと時間を短縮することができる。
だから仕事を速くしようと思えば、目標時間を決め、
それに対して集中攻撃を掛けることです。
そうすれば1分速くなるか、5分速くなるか、
いくらかでも速くなるんです。敵に勝つんですよ。
そうやって時計に逆ねじを食らわせるような意気込みで
仕事に向かうことが大切です。」
月刊『致知』より
中尊寺金色堂の修繕なども手掛けた大家が、
よもや納期に追われる仕事をしているとは思えませんが
90歳を過ぎてなお、この気概で仕事に挑んでいるとは
ハハーッ!(敬礼)恐れ入りました。
インタビュー形式で語った言葉を読む機会がありました。
技は仲間と競い合うのか・・
「人間なんてもの、相手にしていたってしょうがない。
皆、疲れてくると決まって能率が下がる。
それですぐ、負ぁけた、やめたと言って投げ出しちゃう。
人間のように頼りないものはないですよ。
だから私は時計と競争する。
夜も夜中も、あったものじゃない。」
時計に勝つこともあることについて・・
「なぜ負けないか。人間には「頭」があるからです。
時計はチッ、チッ、チッ、チッ、と一定のリズムで時を刻む。
しかし人間は、この仕事をこの時間までに仕上げるんだと
腹を決めれば、グッと時間を短縮することができる。
だから仕事を速くしようと思えば、目標時間を決め、
それに対して集中攻撃を掛けることです。
そうすれば1分速くなるか、5分速くなるか、
いくらかでも速くなるんです。敵に勝つんですよ。
そうやって時計に逆ねじを食らわせるような意気込みで
仕事に向かうことが大切です。」
月刊『致知』より
中尊寺金色堂の修繕なども手掛けた大家が、
よもや納期に追われる仕事をしているとは思えませんが
90歳を過ぎてなお、この気概で仕事に挑んでいるとは
ハハーッ!(敬礼)恐れ入りました。
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