新・仏像ワンダフル!

千年の時を超えて仏像との新しい出会い
いやいや街を見渡せばよく似た人がいたような・・

木造観音菩薩立像  奈良・法隆寺 奈良時代

2012-03-29 06:00:37 | 旧仏像ワンダフル
法隆寺には同じような菩薩像が6体、
2対のものが3組あるので六観音とも
呼ばれているようです。

頭に乗っている三面宝飾冠の中央に
化仏というかわいい仏像があります。
お地蔵さんのような素朴さです。

その特徴から阿弥陀仏の脇侍として
阿弥陀三尊像として造られたと
いうことです。

クスの一材から掘出した一木造で、
耳を巻き込んでお下げにされた髪や
単純で洗練された胸の飾り、
朴訥とした表情と引き締まった身体、
それぞれが調和した美しさを感じます。

ほんわかした春近しの空気にぴったりです。







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2 コメント

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オモロイでしょ~ (仏像ワンダフル)
2012-04-05 19:42:14
kyonさん、毎度コメントどうもです。仕事に忙殺されてて思わず我に返ってブログ書きましただ。仏像って意外とアンバランスだと思うんですよ。そこに隙があるというか人間臭くて親しみが湧くというか。頭の上にいるミニ仏もちょっと笑っちゃいますよね~化仏なんて私も知りませんでしたよ(笑)
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ふむふむ・・・ (kyon)
2012-04-03 19:55:09
ん、ほんわかしてるね・・・
しかも、お地蔵さんっぽいお顔ですねぇ・・・優しげで・・幼げで・・ピュアな感じで・・・

でも、体とお顔が釣り合わない感じの仏さんだ
なぁ・・・と、個人的には思いますが(^^ゞ・・・如何?
頭部の化仏?そう言うのね?へぇ・・・知りませんでした。(^^ゞ
本体の写しにその可愛さがクローズアップされてる感じがしますが・・・
色々見せてくれるから愉しいねっ♪
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