仏像には穏やかな慈悲の顔と
恐ろしげなふん怒の顔が大別するとあると思う。
どちらかというと怒っている顔のほうが
惹かれるものがある。
それは自分の憤懣やるかたなさを体現して
浄化してくれているような気がするから。
行き場の無い激怒を肯定し
和らげてくれるように感じるから。
中でも断トツは空海の金剛夜叉明王だと思う。
3つの顔と6本の腕、正面の顔には5つの眼。
6本の手にはそれぞれ金剛杵、五鈷杵、金剛鈴、弓・箭(矢)、
宝剣と宝輪を持ち、現在過去未来の三世に及ぶ
悪の欲望を打ち砕くべく振りかざす。
突っ込みどころ満載で何処から手をつけようか・・・
まずは、やっぱり眼でしょうね。
絵で描くのはたやすいですが、これを物体として
つじつまを合わせて構築してしまうところが凄い!
しかも際物と紙一重にも関わらず、神聖を保ち千年以上も
保存されて奉られているわけですから。
この像が体系的に構成された曼荼羅の一つに過ぎないという
そのことに途方に暮れてしまう。
恐ろしげなふん怒の顔が大別するとあると思う。
どちらかというと怒っている顔のほうが
惹かれるものがある。
それは自分の憤懣やるかたなさを体現して
浄化してくれているような気がするから。
行き場の無い激怒を肯定し
和らげてくれるように感じるから。
中でも断トツは空海の金剛夜叉明王だと思う。
3つの顔と6本の腕、正面の顔には5つの眼。
6本の手にはそれぞれ金剛杵、五鈷杵、金剛鈴、弓・箭(矢)、
宝剣と宝輪を持ち、現在過去未来の三世に及ぶ
悪の欲望を打ち砕くべく振りかざす。
突っ込みどころ満載で何処から手をつけようか・・・
まずは、やっぱり眼でしょうね。
絵で描くのはたやすいですが、これを物体として
つじつまを合わせて構築してしまうところが凄い!
しかも際物と紙一重にも関わらず、神聖を保ち千年以上も
保存されて奉られているわけですから。
この像が体系的に構成された曼荼羅の一つに過ぎないという
そのことに途方に暮れてしまう。
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