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9月から再開したお香のお稽古 もうすぐお茶会です。

2019年11月15日 | 奈良と、神社と、好きなものごと
お店の準備などでしばらくお休みさせ頂いていたお香のお稽古ですが、9月から再開しました。

再開した頃はお茶室も夏仕様で、
簾戸でしたが、今は襖に変わっています。

そして、お社中で催すお茶会が今週末に近づきました。

今回は、お部屋外の介添え、お部屋内の介添え、お香元、3席に出るお役目を頂きまして、とても嬉しいけれど…

大丈夫か、私?!(笑)と、思って。

いや、笑い事ではありませんのです。
自分では、介添えのお仕事の時の足運びに
不安がありまして…。

日曜日のお稽古では、お介添えのお稽古させていただけたので改めて、所作など確認できました。

下座足から入る、動き出すというのが基本なのですが、頭ではわかっていても
自分のいる位置で上座はどっち??と迷ってしまいます。

お介添えはお道具を出したり、片付けたり
その他諸々お部屋内のことに対応するので
その時々に、自分の立ち位置、向きに合わせて動きます。

何かを持つ時には、一度、正面にお道具などを置いてつまだってから、お道具などを持ち立ち上がる、それから下座足から動き出す…

なんですが、
「う、どっちの足から?!」
と、一瞬迷って止まってしまうのです。

日常、上座を意識して部屋の中を動くことはないので…。
そもそも、今の家でには床の間がある部屋ないので、家ではこっちが上座という方向を決めて、ぐるぐる立ったり座ったりするところを変えて練習。

しかし、立ったり座ったりもなかなかキツくて!
1足でスッと立つ!と言われても、グラグラしてしまったりで、スッとは立たないこともあり…(笑)
本当に、大丈夫か私?!なわけです。


仕舞のお稽古をしていた時はまだ良かったのですが、日頃の運動不足、体力不足を実感。

母が入院した時に、お稽古事を全部お休みしまして、それから今に至るまで仕舞はずっと休止中。
せめてすり足の足運びの練習でもしていればよかったなぁと思います。

ふー、急には体力付かないですよねー。

和のお稽古事で、きれいな所作をするには
体幹がしっかりしていないとなぁと感じます。意外に体力必要なんですよね。

仕舞もやりたい気持ちはあるのですが、お店を始めてしまったりして、体力と時間を考えるとなかなか再開には至らず…。
でも、先生はいつでもやれる時に戻っていいよと仰って下さったので、そのうちまた始めたいと思っています。


ただ、今の心配は…
日曜日のお稽古で1席介添えのお仕事させていただき、あれこれ足運びやお道具などの持ち方、片付け方をお稽古したら
翌日、筋肉になってしまい、
大丈夫か私?!と思う次第です。


お茶会の日、立ったり座ったりを繰り返した介添えを2席お務めしたあと、
香元をするのが我ながら心配…。


付け焼きですが、本番まで
気がついた時にスクワットをしたり、家で歩く時はお能の足運びで歩く!キッチンで立ったる時も、お能の構えで立つ!を意識したり…本当に付け焼きですが、やらないよりマシかも?と思ってやっています。


今回、お席で予定している組香は
初冬香という組香です。

初冬香は嵐、雲という試し香が2つと
本香は5つあります。

本香では試しのある嵐、雲をそれぞれ3包を打ち混ぜて、2包を外して、試しのない客を1包合わせます。

ですので、出香される香は
嵐3、雲1、客1
または
嵐2、雲2、客1
または
嵐1、雲3、客1
となります。

上記のどれかの組み合わせで、
どんな順番で出てきたかを当てる、
という趣向の組香が、初冬香です。

お答えには、全部が当たると初冬、
全部外れると小春、
その他は当たった数字が記録されます。

ハズレても小春。
書き上がったお記録を見ると、何も無しより、その方が見た目はいい感じです。

試しのない客があるので、一見難しいようですが、試しで聞いた嵐でも、雲でもない香りが一つだけあるので、それはそれで、やってみると「あ、これかな?」と見当が付いたりしますので、大丈夫です。
もちろん、全然わからないこともありますが…。

乱れ箱を使った組香のお道具です。


右側のツボのようなものに入ったお道具を使い、香炉の上に、銀葉を置き、香木を乗せて聞いて頂きます。
お道具は火道具といって中身は以下の写真です。



香雅堂 ホームページより使わせて頂きました。


お茶会、そんなこんなでドキドキしますが、でもやっぱりとても楽しみです。


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