あいよっこの旅ログ:::Part2:::

「女性のひとり旅は冒険の始まり!」

天才と博士と数式と ⑨

2019-11-18 16:44:17 | 天才と博士と数式と

写真は「2019/11/3 お久しぶりの法隆寺」11月前後に、「夢殿・秘宝・救世観音菩薩立像」特別開扉、「上御堂(かみのみどう)・釈迦三尊像」は11/1~11/3のみ開扉される、他に「秘宝展」なども開催されるので11月はお勧めです。

 

  一気に秋が深まってきましたね。素肌に心地よい秋風、見上げれば青くて高い空、「ああブタ、違った、馬肥ゆる季節」と爽快な気分になれる時期は短いものです。そうすると「山々の紅葉が呼んでいる、私を待っている」と勝手に思って急かされます。

 

  やはり今年も豪雨、台風などで葉が落ち、(暑すぎる)気候変動で自然は迷ってしまうのでしょうか、かつて感動したような光景は少なくなりました。残念!

 

  そうこうしているとブログの内容を忘れ、書こうとすると資料をひっくり返すことになり、つまりおっくうになってしまいます。「一気に書かないと記憶力の問題が出てきたなあ」と実感しますが・・・。

 …………………………………………………………………..

  

  さて今回は、ネット記事で「韓国天才少年の数奇な半生」(大橋義輝)を見かけた時「なぜ興味を持ったか」についてです。韓国の天才?昔聞いたことがあるなあ。あの時の天才児のこと?

 

  あの時というのは昔々(おとぎ話ではないよ~)あいよっこ10代の終わり、当時岡山県立短期大学(現県立大学)の食物科(栄養士養成)に通っていた頃、授業で聞いたことがあったのです。

 

  若くて細身の男性講師は文庫本(あるいは新書本)を教材にして「韓国の数学が得意な天才少年」の話をしました。最初は、食物科であったためか、育った環境とか食事についてでした。記憶によると「おばあさんに育てられ、貧しく、野菜やじゃこなどの川魚が中心の食事だった。かえって肉や牛乳といった西欧食でないほうが脳は発達し、天才児が育つ・・・」というカンジでした。

 

  実はそれほど韓国天才児に関心がなかったあいよっこは、その後授業をしっかり聞かなかったのでしょう、それ以外の記憶がないのです。

            

 「・・・はたち過ぎればただの人、の類でしょ」ということばが頭をよぎったのも事実。なおこのことわざは正確には「十(とお)で神童、十五(じゅうご)で才子、ニ十才(はたち)過ぎれば只の人」で「幼少時代は並外れているように見えても、多くは成長するにつれて平凡な人になる」という意味だそう。

 

  そこで「あの時の本があるかも」と実家で物置探しをしました。教科書類は長く保管していたのに、数年前父親が亡くなった時処分したのが今となっては悔やまれます。 またこの夏、当時の友達とランチをしたとき「その授業のこと」を聞きました。ふたりとも「覚えていない、それは選択だったのでは?」と話すので、そういえば「国際関係」系の授業だったような気もします。

 

  年齢などを照合すると、おそらくウンヨン君がTV出演後、日本でも大ブームとなった頃だろうと想像できますが、それにしても当時、世間的には今よりもっと韓国への差別感情は強くあったし、公立女子短大で「なぜ韓国の話?大学上層部は許可したのかな?」とも思えます。

 

  今思えばですが、あいよっこの妄想は「講師の彼はもしかして工作員だったのかも?」というものです。これはキム・ウンヨン君のその後にもつながる妄想ですが、もし正しいとするならば、朝鮮半島は日本が反省と平和ボケ状況のなか、早い時期からすでに虎視眈々と狙っていた、という可能性もあるのです。

 

※今回の⑨を補足します:「今よりもっと韓国への差別感情は強くあった・・・」のは「一般に、世間的に・・」の意味でです。個人的には差別感情というより、当時もそして今も「自然なフラット意識」なのはありがたいです。

※前回⑧の訂正:キム・ウンヨン君最後のTV出演3回目は「誤1981年」→「正1971年」

 

   *** 続く ***

 

「西院伽藍」は現存する世界最古の木造建築物群

「夢殿」では「秘宝 救世観音菩薩立像」が特別開扉でしたが、暗くてお顔がはっきりと拝見できないよ~

「上御堂(かみのみどう)・釈迦三尊像」は11/1~11/3のみ開扉され、混雑気味

上御堂の前で冬も咲く桜

法隆寺といえばなんといっても飛鳥・白鳳期を代表する「百済観音像」※写真がないので検索してね。

クスノキの一木造りとは思えない、すらっと伸びた長い手足、美しくてやわらかなからだのひねり、これは日本のビーナス像だなあ!

最初に見た時「玉虫の厨子」とともに倉庫のような部屋にあり、そのあまりにも近い距離、210.9cmの大きさに圧倒され、心臓がどきどきしたのが感動の始まりでした


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