日本ではニュースになるくらい珍しいのが、有料トイレです。有名な東京秋葉原にある「オアシス@akiba」をネットで調べると、広くて清潔な上に、PCやパンフレットなどが揃った「情報コーナー」などもあり、ゆっくりと過ごすことができるようです。ここの料金100円が現在のところ最高なのでしょう。<o:p></o:p>
今では公園や街外れの小さな公共トイレでもきれいに掃除されていて、あらためて「日本人の清潔好き」を感じますが、予備知識なしで入った外国のトイレにびっくりすることもあるのです。<o:p></o:p>
写真:ホテルの朝食。シェフが焼いてくれるオムレツがベスト。
マレーシアのトイレは、一般的に料金20㌣(0.2RM≒5円)が必要です。もちろん空港はじめ、観光業者と提携しているレストラン・おみやげ物店などは無料ですよ。そして「日本では無料でもトイレはきれい」だけど、マレーシアでは「有料でもきれいではなく、使いにくい」のが実情です。<o:p></o:p>
写真:2日目の夕食は民族舞踊を見ながらスチームポートを。
「女性トイレ事情」を書くこと、報告することには、実はかなり躊躇しています。でも「ええっ?どうしたのだろう?」「へえ、ところ変われば事情変わるものだなあ」と思ったことは伝えたくてたまらないあいよっこ。少々尾籠(びろう:わいせつであったり不潔であったりして、人前で口にするのが失礼なこと)なお話になってしまうことをお許しください。その上写真がな~んと「お食事写真」になってしまいました。<o:p></o:p>
写真:KKからクアラルンプールまでの機内食は断食の人が持ち帰れるように紙パックに詰めてあります。
さて、トイレに入ってまず気になるのは、床がビショビショに濡れていることです。最初は「お掃除したばかりなんだろう」と気に留めないのですが、どこに入っても濡れ濡れ状態で、場所によっては靴のかかとで歩くありさま。どうやら備え付けてあるシャワー口付きの水道ホースが原因のようです。ホースがないところではバケツに水とひしゃくが入っています。<o:p></o:p>
ガイドさんの説明で納得しました。「ムスリム(イスラム教徒)は紙を使ってはいけないので、水で流す」のだそうです。そして女性の長い洋服(ブルカやチャードリー)の下着、つまりパンティはつけないのが原則だそう。現代ではパンツスタイルの人も多く、変化しているのでしょうが・・・。
写真:リバークルーズでは夕焼けが美しかった。
足元まであるヒラヒラの長い洋服に、紙を使わない・・・!「いったいどんな風に処理を?服は濡れないの?」想像も混乱気味ですが、ホースの水勢は強く、あちこち濡れるのは避けようがないとも思えます。
さらにびっくりしたのが「オナラの音」。あちらでもこちらでも、なにはばかることもなく思いっきり!という音なのです。一度などは隣にタッタッタッ、バタン!と入って来て、いきなりなにかを吐き出している大声(?)も。これは「気分が悪くなった様子」では決してなく、断食月だったことを考えると、つい食べてしまったので吐き出したのかもしれません。(と妄想)トイレの内と外で、大声で長話をしている場面もありました。<o:p></o:p>
写真:一番大きくて新しいデパート「センターポイント」前にある日本企業。
日本の公共トイレでは、たとえ個室であっても「音を出す時は、なにげに遠慮しながら」というカンジです。これって日本の文化だったのね。あるいはマレーシアでは、生理的なことに対しては「なにも遠慮する必要はない」という意識なのかもしれません。ともかくも、ふだん布で全身を覆い、静かな雰囲気があるだけに、トイレの中でのギャップが大きかったです。<o:p></o:p>
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