写真はすべて2011/9/27~10/1 北秋田を巡る旅。<o:p></o:p>
写真:荒々しくも美しい海岸線
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十二湖を出て、対向車に会うことの少ないR101をのんびりと南に向います。お天気も良く、日本海と荒々しい海岸線が素晴らしい眺めです。でも本来は気候も生活も大変厳しいものなのでしょうね。さらにあちらこちらに「不法上陸禁止・密輸出入禁止」といった看板がたっています。
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写真:イカの天日干しは早めに取り込む
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「八森いさり火温泉ハタハタ館」で例によって当地の魚介類や野菜たちを眺め、ほたて弁当を買って車内で食べ始めました。ふと前を見ると「あれはもしかして鉄道の駅ではないかい?」<o:p></o:p>
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実は五能線に乗りたい気持ちはヤマヤマだったのですが、どこに駐車場のある駅があり、どこからどこまで乗ればよいのか、などの情報がなく、「まあレンタカーだからしかたないか・・・」と半ばあきらめていました。
写真:「係りの人は酵母パンを作っているよ」と教えてもらいました
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がぜんアドレナリンが巡り始め、目の前の駅に行くにはどうすれば?と見渡すと答えは頭上にありました。道路と線路を越えるりっぱな屋根つき高架橋がかかり、その先には広い駐車場も完備しています。急激に上がるテンション! お弁当を途中で止めて、急いで「あきた白神駅」に行きました。
写真:行きはしらかみリゾートの「ぶな」<o:p></o:p>
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だけど窓口には誰もいないので、パン作りをしている隣の部屋に声をかけるとエプロン姿の女性が出てきました。てきぱきとチケットの説明やアドバイスをいただき、海側の席はもちろん、行きは人気の高いボックス席を手配してくださいました。
写真:女性の観光駅長さんが多い
「あきた白神⇒ウェスパ椿山」の往復@1140+310(指定席料)×2 です。帰りの列車は、夕焼けがばっちりだそう。(たしかに県境あたりで、真っ赤な夕焼けが日本海を照らしました)
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さていよいよ列車が到着して乗り込もうとしたとき、白いスーツと帽子の女性がニコニコしています。「え~っ! 駅長さんだったのですか?!」びっくりしながら、しかも列車に乗りながら写真を撮らせてもらいました。
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写真:帰りは「くまげら」<o:p></o:p>
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JR五能線<st1:StationName StationName="は秋田県東能代駅と青森県川部" w:st="on"><st1:StationName StationName="は秋田県東能代" w:st="on">は秋田県東能代駅</st1:StationName>と青森県川部駅</st1:StationName>を結び、山側には世界遺産白神山地、反対側は日本海の海岸線に迫る素晴らしい景観が人気の的です。これほどまでに波打ちぎわを走る列車は数少ないのです。
観光列車「リゾートしらかみ」には「青池(ハイブリッド列車)・くまげら・ブナ」の三種類があり、特に絶景ポイントの「県境をはさむ岩館駅~大間越駅」「千畳敷駅」付近ではアナウンスとともに、スピードを落としてゆっくり運転してくれます。
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五能線の43駅ではそれぞれ観光体験メニューが用意されていて、郷土料理などのご当地グルメや白神山地トレッキングなどの人気が高いそうです。たとえばウェスパ椿山から無料送迎バス5分の「黄金崎不老不死温泉」は観光ガイドブックなどで超有名ですが、リゾートしらかみ利用で入浴料600円⇒400円になります。
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また列車内では津軽三味線の生演奏(鯵ヶ沢~五所河原)や「津軽語り部の会」(土・日・祝日)による実演もあるそうで、次回は青森県側からぜひぜひ乗ってみたいです。
続く・・・
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写真:空と海を赤く染めて夕陽がドーンと落ちる
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