写真はすべて2011/9/27~10/1 北秋田を巡る旅。<o:p></o:p>
写真:前日の「岳岱(たけたい)自然観察教育林」ブナ林<o:p></o:p>
4日目の朝、大館市のホテルから見える曇り空が、天気予報どおり次第に雨模様となりました。雨や曇りのお天気、それはそれでまた良いものではありますが、撮影旅行ではいまいち気分が盛り上がりません。
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同時に思い出すのが、オーストラリア・パースに行ったときのガイドさんのことばです。「当地では雨が降るとみんな大喜びです。日頃から乾燥しているので、動植物・穀物も大歓迎なのです」という説明が意外で、自分の思い込みに気づきました。そうですよね、もちろん日本の水が豊かで美味しいのは、雨の神さまや龍神さまのおかげですから。まあ、できるだけ旅先ではばったりと出会わないようにしたいです。
<o:p>写真:「岳岱(たけたい)自然観察教育林」ブナと共生する植物</o:p>
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大館市から比内鶏で有名な比内を経由し、大葛温泉を右折して太平湖を目指します。ですがっ、地図で見る道は実際に通ってみないとわからないもの。特に山道はたとえ晴れていても時にライトが必要になるし、くるくるカーブで方向感覚は狂ってしまい、さらに雨だと路面も悪くなります。
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これまで幸いにもアクシデントはなかったのですが、最近では必ず午前中~午後2時頃までに走行すること、日が傾きかけたら諦めてさっさと下山する方針を守っているのです。(実は老眼という事情も・・・) 人様に迷惑をかけたり、ひとり旅ができなくなることは絶対避けたいですものね。
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太平湖に向う道もまさしくそんな道でした。やっと到着した遊覧船発着センターからも道路からも、木々の茂みが多くて湖の姿かたちを見ることはできず、人っ子ひとりいなくて閑散としていました。森吉山に阿仁のゴンドラで登ろうか、はたまた秋田内陸鉄道に乗ってみようか、などなどの予定はありましたが、時折激しくなる雨脚にあきらめて、マタギの里にある熊牧場に行ってみることにしました。
<o:p> 写真右:太平湖付近の萩</o:p>
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古来より山とともに生きてきたマタギは、熊・カモシカなどの狩猟を生業とし、熊肉や肝、熊皮などを売って生計を立ててきました。マタギの人たちは「山は山の神が支配し、山からの恵みは神さまからの授かり物」という掟を守ることで、自然への畏敬の念を伝え、同時に環境保護となっているのです。
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2時頃の熊牧場は、雨のためか見学者はあいよっこひとり。誰もいないチケット売り場に立つと、若い男性が遠くから駆けつけて来たので入場料500円を支払います。熊たちの写真を撮っていると、高圧ホースの水で掃除をしている中年男性が声をかけてきました。
写真:マタギの里にある熊牧場
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その人のお話では「現在ここには81頭の熊がいて、ほとんど牧場内で繁殖したものです。中央の一番広いところにはオスばかりいるので、やはり?ケンカが多発。背中をえぐられた時は大丈夫だけど、お腹をやられると死んでしまうことが多く、今年はすでに3頭死んだ」そうで、なるほど傷ついた熊も目立ちます。
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写真:オスだけ区画には傷ついた熊が多い
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</o:p>ところが一番左側はメスばかりで、そのなかにオスがたった2頭混じっているのだとか。これこそオス熊にとってはハーレム天国(のはず)で、群れは比較的のんびりした雰囲気です。その他にこども熊の保育園や傷ついた熊たちのスペースなどもあります。
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写真:メス中心区画は比較的のんびり
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</o:p>男性は「1日1回4時ごろに行う、エサやりの時が一番すさまじいです。エサはトウモロコシを練ったものが主流で、一頭あたり2kg見当です。11月になると屋内で冬眠に入ります」と説明して「なるべく宣伝してください」と言われました。
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なるほど一面真っ白のセメントの上を、うろうろ動き回る真っ黒の熊たち。無彩色の色合いで見て楽しむ要素が少ないですし、あまり人馴れしていないのか、よくTVなどで報道されるような、お願いしたり、手を挙げたりする愛嬌もないようです。
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そうですね~、まずはエサをあげる場面を見てもらうとか、真っ白セメントを土・草など自然的環境にしてあげるとか、はどうでしょう?
人間が見て楽しめたり、癒されたりするためには、やはり動物たち自身も楽しく過ごしていることが大切だと思えるのですが・・・? でも基本的に牧場であり、見学はおまけでしょうから、難しいのかな?
・・・続く・・・ 写真:道の駅に入るとほっとする光景が。しいたけなどは試食できます。
来年はさらなるはっぴーへと・・・
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コメントありがとうございます。
今年は全般的に大変なことが多かったですが、
はぴはぴさんにとっては、名前どおりハッピーで良かったですね。
あいよっこにとってはとくに不幸がない、という点では、やはりハッピーだったかもしれません。
来年も良い年でありますよう。