Re:born

津波被災GPZ900R再生記

フレーム溶接作業

2011-12-11 21:46:16 | 作業記




ブラスト作業がようやく終わったんで、
塗装に向けてステー等の溶接作業に入ります。





ブラストされたままだと鉄の素地がむき出し状態。
板金屋さんが錆びないように、サフェーサ入れててくれました。


複雑に入り込んだパイプフレームに、隅々までサフェがしっかり
行き届いている丁寧な作業に感動。
この板金屋さんに作業お願いして本当に良かったと思える瞬間でした。



さて、この日の作業はフレームネック部分のハンドルロックストッパ
およびサイドスタンドストッパの溶接。

溶接され、新しく車体の一部となる部材は、ホームセンターで250円で
売っていたL字の金物。
そんなどこにでも売っているテキトーなステーを車体の一部にする
のは多少の違和感があったりしました…。

しかし、板金屋M社長の手にかかると、何でも無いステーが
見る見るうちに価値あるものに変化していきました。

夢中で見ていたので途中写真はありませんが…。





曲げや切削を繰り返しての溶接作業。
すごくすごく丁寧な作業で感動。





これ、初号機のハンドルロックストッパの部分なんだけど、
今回新規作成したものはこれと遜色ない仕上がり。
すごいよ、M社長。。。





サイドスタンド部は、マフラを純正から変えちゃうとストッパーが
無くなって、そのままにしておくとチェーンに当たってしまうため、
ストッパーを新規に作成。

この部分を切り出したステーには、ホームセンターで売っている
物にありがちな、ビス留め?用の穴が開いていたんだけど、
M社長が溶接盛ってくれて、さり気なく穴埋めしてくれました。
細かな気遣いが憎いっす!(笑)






そんなこんなで、この日の作業は溶接箇所にサフェーサ塗って終了。
次回このフレームと再会するときは、ばっちり色が入り、黒く輝いて
いることでしょう。


色入ったフレーム見たら、ニヤニヤが止まらないんだろうなぁ…。