「あ、美味そう。」
立ち止まった黄泉を蔵馬は怪訝そうに見た。
黄泉の視線の先には肉と野菜が煮込まれた鍋。
匂いに反応してか立ち止まったのは黄泉だけでなく数人。
「行くぞ。」
「は?待てよおい。
まだ時間あんだろ、一杯くらい」
「あれを食った所でお前に何の得がある?
大した栄養にはならないだろう金と時間の無駄だ。」
「そりゃそうだけどよ。少しくらい食っても・・・」
「無駄だ。」
ー確かに。
黄泉の栄養源は人間だからそれ以外の物を食っても
生命維持にはならない。
蔵馬の言っていることは正しい、正しいが。
くつくつと鍋が煮立つ音がする。キッチンからだ。
「甘いにおいがする。」
くんと修羅が鼻を動かした。
「今日の夜御飯だよ。」
「夜なーに?ハンバーグ?」
「今日は鯖味噌。」
「えーお肉がいいー。」
「先週は修羅のリクエストでお肉だっただろ。
だから今週はお魚。」
じゃあ来週お肉にしてー!等と甘える修羅の声を
聞きながら黄泉は思う。
何事も合理的だった蔵馬が。
自分にも蔵馬自身にも大した栄養にならない物を作り食すなんて。
ヒトとは変わるモノだな、と。
それに。
今鍋の中で作られている料理。
あれは自分が食いたいと言ったモノ。
あの蔵馬が自分の為に。
知らず緩む口元を隠しながら『変化』とは幾つになっても
起きるモノだと黄泉は頷いた。
〜鯖味噌食いたいの一念で出来た話です。
嘘です。
今週のショートショート。
ショートショートって言うと星新一世代です。
蔵馬さん作の鯖味噌とかオレが食いたい。
黄泉様が食べたいモノ作ってあげるとかラブラブじゃありませんこと?
過去っぽいあたりの年齢設定は三人組より十年後くらい。
出演してませんがちゃんとぬーと三人で盗賊してますよ。
立ち止まった黄泉を蔵馬は怪訝そうに見た。
黄泉の視線の先には肉と野菜が煮込まれた鍋。
匂いに反応してか立ち止まったのは黄泉だけでなく数人。
「行くぞ。」
「は?待てよおい。
まだ時間あんだろ、一杯くらい」
「あれを食った所でお前に何の得がある?
大した栄養にはならないだろう金と時間の無駄だ。」
「そりゃそうだけどよ。少しくらい食っても・・・」
「無駄だ。」
ー確かに。
黄泉の栄養源は人間だからそれ以外の物を食っても
生命維持にはならない。
蔵馬の言っていることは正しい、正しいが。
くつくつと鍋が煮立つ音がする。キッチンからだ。
「甘いにおいがする。」
くんと修羅が鼻を動かした。
「今日の夜御飯だよ。」
「夜なーに?ハンバーグ?」
「今日は鯖味噌。」
「えーお肉がいいー。」
「先週は修羅のリクエストでお肉だっただろ。
だから今週はお魚。」
じゃあ来週お肉にしてー!等と甘える修羅の声を
聞きながら黄泉は思う。
何事も合理的だった蔵馬が。
自分にも蔵馬自身にも大した栄養にならない物を作り食すなんて。
ヒトとは変わるモノだな、と。
それに。
今鍋の中で作られている料理。
あれは自分が食いたいと言ったモノ。
あの蔵馬が自分の為に。
知らず緩む口元を隠しながら『変化』とは幾つになっても
起きるモノだと黄泉は頷いた。
〜鯖味噌食いたいの一念で出来た話です。
嘘です。
今週のショートショート。
ショートショートって言うと星新一世代です。
蔵馬さん作の鯖味噌とかオレが食いたい。
黄泉様が食べたいモノ作ってあげるとかラブラブじゃありませんこと?
過去っぽいあたりの年齢設定は三人組より十年後くらい。
出演してませんがちゃんとぬーと三人で盗賊してますよ。
それから躯様と飛影の一コマ漫画、面白かったですww出川だなんて、黄泉様がやばいよやばいよ~(笑)
りくらくさんの文章もイラストもとっても楽しみにしています(^-^)私もシンテックコンパニオンが届いたので何か描いてみようかな?ではでは(@^^)/~~~