アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

七夕の夜に月のこと

2016年07月07日 | 作品について
七夕だから星を見ようと思って、夜、図書館に本を返却しに行った帰りに
そのまま車を郊外へ走らせてみました。

こんな時のショートドライブは、東名名古屋インターを通り越し、
万博公園の横を通って八草のインターでUターンが基本

でも、星より月が、細い三日月がとても綺麗に見えました

そして、やっぱり月はいいなあと

先日、長野県の麻績村で「観月堂」の名前を見た人が
「日本人は月を見るために生きている」というようなことを言われていて、
はは~と心の中でひれ伏しました(何かの台詞?)

私は満月よりも少し欠けた月が好き。今日のような三日月も好きだけど、
前にも書きましたが、これから満月に向かっていく上限の月が好き
アルファベットのDのような形のね。月に限らず、すべて満ち足りたものより、
どこか欠けているものに惹かれる。満たされたものは次に不安が残るだけ。

作品も初期の頃はいつも月がモチーフでした。
とりあえず、すぐに写真が見つかったものを。


「桜月夜」 初めての照明の作品です。


「黄昏月」 タペストリーの一部。ちょっと色が現物と違いますが。


「満ちる少しまえ」

また月で作品を作りたくなりました。
週末に紙を漉く予定が、お天気悪そう。
この時期、しかたないですね。

今日のBGMは「君が好き」と「蘇生」
「君が好き」はそんなに好きじゃなかったけど、たまたま流れていて
今日の気持ちにハマってしまいました。今日だけで10回は聞いたかな。
コメント
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