アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

芽吹く季節と実りある授業に

2015年05月18日 | 本づくりのための横浜物語


これは今年、うちで育ててみようと種まきをしたトロロアオイの芽
3度目の挑戦だけど、うまく育ってくれるといいな
その成長期はまたおいおい。
       

先日、本を作る勉強のために横浜に行ってきた。2年目の最初の授業。
前から思っていたけど、改めて気付いたことがある。

それは、私が授業のペースについていけてないこと
作業の度に、説明を受けて、手元の確認のために立って集まって親方の
作業を見に行き、そしてまた席に戻って作業を続けるという流れの中で、
気付けば周りの人より遅れをとっていて、さっきの説明って何のこと…?
という状態になっていることもしばしば

私は何かを習うとき、その説明を聞きながら流れをメモし、それがテキストの
どこに書いてあるか(書いてないのか)を確認し、そしてあとから自分一人で
おこなうときに迷うことのないように細かいメモをとるクセがある。
だから、そのメモや確認作業をしつつ立ちあがったり、材料や道具を揃えたり
しているとどんどん遅れをとってしまうのです。

みなさん、一度で理解しているのかぁ、すごいなあ。私は他の方々より、
飲み込みが悪いんだね、きっと

そして、帰りはバスの時間があるため、ひとり先にダッシュで学校を出発。
わからないところを確認する時間もなく、他の人が2冊作っているところを1冊
しかできないペース。納得がいかないと先に進めない性格でもあり、昔から
そうだったと言えなくもないが、作業の早いみなさんに迷惑をかけているかも。
そして、先生方にも。本当にすみません!

  でもね、そこを雑にして、流してしまうことはできないんだよな~。

特にこの「本を作ること」に関しては、名古屋に帰ってそれを活かしてひとりで
作っていかなくてはいけないので、大事なことはしっかりメモしておきたい。
どうしても。

そう言えば、学生時代もノートを貸していたし、これさえ見ればわかると
いうように教科書にいっぱいに先生言葉を書き込んでいた。仕事でも
『さじメモ』という呼び名で私の情報の宝庫であるノートの内容を確認しに
来る人もいたし、「『さじメモ』に書いてありますけど」というセリフの
説得力はけっこう大きかった。

今度から授業の時にはボイスレコーダーを持っていこうかな。おっ、そうだ!
うちに2つもあるじゃん 次回、試してみよっと

コメント
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