アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

For Beautiful Human Life Vol.2終わりました

2014年12月01日 | 作品展のこと
タイトル通り、昨日、『For Beautiful Human Life Vol.2』が終了しました。

まず、お越しいただいたたくさんの方々、ハートフィールドギャラリーの園部さん、
取材していただいた慈性さん、メンバーのみなさん、そして、このグループに
お声をかけていただき、いろいろ相談にのっていただいたりお世話になった
企画者で参加メンバーのナカムラミオさん、本当にありがとうございました。
感謝いたします

本日、そのナカムラミオさんからメールをいただきました。その中で、ミオさんが
この展覧会でメンバーから教えてもらったこととして、私については

 佐治さんからは、こだわりと執着、優しさと柔らかさ。そんな相反するものを
 ひとつに編んだ信念を


と書かれていました。…なるほど

それから、下記のような問いも。

 あらたに発見し、明日に繋がりましたか?
 また「ワクワクするものを作る」欲を手に入れましたか?


実は、この期間(準備期間も含め)まさに「ワクワクするものを作る」という
気持ちを再発見していたんですよ、自分の中で

先日、今回の展覧会に合わせて作った作品について書いた記事
『いつかわかること』でわかったこと」に書きましたが、友人に言われた
「何を作っている時が一番楽しい?そのワクワク感が伝わるよ」ってセリフに
気付かされたことがあったのです。そして、そういうものを誰に遠慮することなく、
余計なことを考えず作っていきたい!っていうか、いこう!って思ったのです。

それから、新たに発見したものもありました。
自分の作家としての在り方というか、作品の見てもらい方や、知ってもらい方
というのかな。今まで先輩方に言われて、なんかしっくりこないと思いながらも
そうしていたことを「自分にはやっぱり違う!」と気付き、自分の思うように
変えようと決めたら、先への光が見えてきたことなどです

それに、初めての違うジャンルの方々との展覧会で、ほとんど初めて会いする
メンバーの方々ばかりでしたが、親しい人のみ知っている「人見知り芸人」の
私がなんとなくでも溶け込めた気がしたのも、得たものの一つです。

今はひと段落というよりも、やるべきことがたくさん浮かんできてワクワクして
いる状況です。昨年よりも忙しい年末になりそうだ

それから、この期間、他にもいいことがおきました
展示していたフランス語版ココちゃんの本を訳してくれたティエボから、とっても
久しぶりに連絡があったこと。初めて作ったスケジュール帳を「一目惚れした」と
購入していただけたこと。落として壊れたと思っていた壁掛け時計が復活して
また時を刻み始めたこと。他にもいろいろ

12月は、私にとって誕生月でもあるのに、辛い別れも何度か経験している月。
でも今年はこんな気持ちで今年最後の月を迎えることができたことに、心から
ありがたいことだと感謝しています。



さあ、明日からはまた紙を漉きまくろっと!
コメント (4)
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