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うなぎのねどこ

鰻の寝床で日々オーディオと格闘の記録です。

出張

2015-08-31 23:35:02 | オーディオ
こんばんは。
今回は何のひねりも無く、そのまんま報告です。

月曜に出張なので、日曜は移動日となり、川崎へ。
川崎と言えば、”ミューザ川崎”があるじゃないですか、
というか、当日は他のホールでの公演がなく、、、、
やっと見つけたのが偶然にも出張先の川崎で。
残念ながらプロオケではなくアマオケだったのだが(失礼)

オケ:日立フィル
指揮;新田ユリ
Vn:毛利文香←(パガニーニコンクールで2位取ったことあるそうです)

演目は
ニールセン:ヘリオス序曲
シベリウス:Vn協奏曲
バルトーク:オケコン

で、お目当ては当然??オケコンだったのですが、、、
(なんせ田舎暮らしじゃ実演はなかなかねえ、
大体、この曲は1年差で学生の時に弾き損なってるし、因縁
いや怨念が、、)
おっと、脱線しましたが、まあ当日の演奏会、結論からいうと
「シベコン最高!!!!」
で終わっちまいましたとさ。
オケコンは、アマオケと言えど腕っこきの集団のようでしたが
5楽章で空中分解寸前の所もあり、ご苦労様でした、て感じで。
対するシベコンはソリストさんも、オケもパーフェクト!!
久々に良いもん聴かせてもらいましたって感じです。
毛利さん、存じませんでしたが、もし読んでくださってたら
これからも期待してます(読むこともないか、、、)
万が一読んで下さってたら、ぜひイザイの無伴奏を
レコーディングして欲しいなあ。
マエストロ新田もさすがスペシャリストだけあって、
とても説得力のある解釈でした。
響きが深くて、ザンデルリングっぽかったです。

16時で演奏会も捌けて、その後は初めての”ディスクユニオン”
(お茶の水)へ。
最初、分からずに駅前店にいったら、ありゃ って感じで
困ってググったら、近くに”クラッシック館”があり一安心。

一歩踏み入れるや、そこは

!!!!!!!宝石箱やー(彦摩呂風)!!!!!!

お買い上げ額、占めて1.2諭吉(自宅への送料込み)で
ーーーーCD温泉♨️ーーーーですよー
いやあ、いつまでも湯船に浸かっていたいなあー
1時間ほど滞在しましたが、あと30分で溺れるとこでしたね。

、、、、、、、、、、、、、こんな夢みたいな時間がいつまでも
続くわけもなく、翌月曜の出張は地獄でしたとさ。宿題付きだし。

(泣泣泣)


小澤

2015-08-23 15:35:27 | オーディオ
こんにちわ。

最近ブログ更新が少なくなり申し訳ないです。
なんせ、公私とも忙しく、、、、

という訳で、今書けているのは久々のOFF日だから。
土日連続で自宅に居るのは一体何時ぶりだろ。

さて、忙しい中でもCDは相変わらず買っておりまして、
内輪の話ですが七味氏はご存知のとおり、
「小澤のマーラーの全集」を買いました。
このマーラ、出た当時は散々にこき下ろされ
(当時はまあ綺羅星のような名演がわんさか出てた頃)
私もへそ曲がりで、アンチ小澤みたいなのもあったもんで
多分一生縁の無いディスクだろうと思っていたものの
最近のマイブームでマーラー全集を探してみたら、なんと
HMVの通販にある種類の少ないこと、、、
値段も含めて色々熟考を重ねたところ、
「面白くない演奏が逆に面白いのでは?」との妙な結論に
達し、購入することとなった次第。

到着後は七味氏邸訪問予定があり、1日でMacにリッピングし
後はぼちぼち聴いているのですが、とりあえず読みは当たり。

マーラーの混沌とした音楽が、具体的にこういう風に混沌と
しているのだと解説しているような演奏で、熱血やら情念やら
裏読みやらとは全く無縁で、本当はファーストチョイスとしては
こういうのがいいんだろうなあ、という感じです。
で、リンクを貼ろうとしてHMで検索したら、
なんともう出てこない!!!!
なんてこった。(ちなみにマラ全のカタログはたった37種)

話題が変わりますが、昨日、名年かぶりで「レコ芸」を購入。
存命(笑)の指揮者特集で、演奏どころか名前すら知らない人
もいて、なんだか取り残されている感が、、←ケチらずに新譜
を買えって感じですが。
我らがマエストロ小澤、最近は大規模な曲を振らず、チョッと
心配です。



間奏曲

2015-07-20 17:32:23 | オーディオ
こんにちわ。

連休も今日で終わり。
最終日なので、家でゆっくりと音楽でも、、、
と思ったが、なんなんだこの暑さは!!!

こういうときは聴く音楽が限られますねえ。
昨日はエアコンを我慢して窓全開でブエナビスタ・ソシアル・クラブを聴いていた。(ちょうどウマいタイミングでキューバがアメリカと国交回復したし。)
で、今日はさすがにエアコンをつけたが、やはり音楽はおのずと選ばれてしまう。

これです。
http://www.hmv.co.jp/artist_ファリャ(1876-1946)_000000000020844/item_『恋は魔術師』、『三角帽子』%E3%80%80バティス&メキシコ国立交響楽団_2547906

人後に落ちぬエンリケ・バディスのファンを自称(笑)する私も意外と最近まで知りませんでした。
80年代末~90年代前半の録音なのに、ナローな音、でも妙に生々しい不思議な録音で。
肝心の演奏の方は、当然(?)本場ものも凌駕する味わい。というか勢いのある演奏で。
買ってからしばらく忘れていて何ヶ月か放置していたのですが、最近すごくハマってます。
三角帽子目当てだったんですが、おまけの「はかなき人生~間奏曲」がオケ版でこんなに楽しかったのは初めて(この曲はどっちかというとバイオリンとピアノのデュオでの編曲版の方が演奏されるのこと多いので、オケ版を聴いてもノリが悪くてがっかりすることが多々ある)

ところで、例のスイス製D/Dコンバータ君、段々こなれてきていい感じになってきたので、欲を出してグライコを触り、情報量を生かした新しいカーブを作ってやろうと画策し、1から挑んでみたが、途中でよく見たらいつも通りのカーブになっていた。
まあ、夏はあまり調整には向いてませんねえ。(と言い訳してみる)

交換

2015-07-11 12:49:10 | オーディオ
こんにちは。

いや~一気に夏がきましたねえ。最近のどんよりジメジメした気候からガラッと変わってしまってビックリです。
午前中はモグラの巣のような職場で仕事していたんですが、お昼頃外に出たら”真夏”だもん。

ところで、予算不足で長年固定メンバーだった拙宅のシステム、ついに今回のボーナスで一部入れ替えました!!(祝)

これです、、、、
http://www.az-audio.jp/cn16/pg57.html
(すいません、自宅画像なしです。最近iphon繋ぐとなぜかMacが嫌がるんで)

まあ、普通の人が見たら”なんじゃこりゃ???”な代物ですが。
こう見えてSWISS MADEです。
店売りで買おうとしたら、こんなショボい小箱のくせに14諭吉のプライスタグがついてます。

そこはもちろん、しがない宮仕えの私、某巨大オークションで手に汗握りやっとのことで入手しました。

で、何が変わるか?って

巷にも最近ようやく認知されてきた、いわゆるD/Dコンバータなのですが、なんとUSBで繋げない!?
専用の「IEEE1394(ファイヤワイヤー)」という接続方法しか受け付けないシブい仕様。

今まで5年近く使い倒したオンキョーのD/Dコンバータは、ipodも受け付ける使えるヤツだったのですが
なにせ、この手の市販品の中でも激安価格帯のもので、当然クロック精度はそれなり、しかもPCからの
ノイズ対策なんてないだろって感じだったので、当然出てくる音はユルユル(それでも中級クラスのCD
より遥かにいい音)で、突っ込んで言うとどうしても中域付近が曇りっぱなしな音。
で、件のSWISS MADE君に交換すると、どんよりした空が一気に晴れ渡ったような感じへ。
(なんでそんなに変わるのかって、解説書読みましたが文系の私には理解不能)
繋いだ先のDAC代わりのDG28から出る音は「お前、今までデータをケチりやがって、今日からあるもん
ないもん全部出し切ってヤルゼ。」的な、昨日まで前髪おろしていたのに、今朝学校で会ったらポマード
で固めまくったリーゼントのヤンキーな兄ちゃんになっちゃったようなバリバリな風情。
ネットでオーナーのレビュー見たら”アナログ的になる”という意見が多かったんですけどな。

まあ、ぼちぼちシステムのバランス取りします。

距離

2015-06-29 20:00:14 | オーディオ
皆さんご無沙汰です。

2ヶ月ほど前に親父が死んで、実家で葬式をあげて帰ってきたら内部監査の準備が入り残業続きの毎日。
(それでもキカイは弄ってましたよ。)
その結果、すごくイイ感じ(実はこれまでで最高の状態)になったものの、そこでまたタイミングよくMacが死んでしまい
まして、、、、
毎日夜が遅いもんでサポートセンターにも連絡できず、音楽も聴けない毎日。ついこの土曜日にやっと復帰したとこです(泣)

ところで、今日は距離の話。
今まで、SPの位置はもうこれ以上弄りようないと思い込んでいたのですが、葬式のあと実家近くの書店で偶然見つけた
「マイオーディオルーム(マルチフォーカスチューニング体験記)=山本耕司 著」に刺激され、もう少し
なんとかしてみようかなと。
そこに書かれていた内容で、引っかかったのが、「スピーカーの位置は写真の構図(見た目)で言うと部屋のちょうど
いい位置(視覚的に納まりがいい)にある場合が良い音が出る。」とあったので、うん、ここは感性にまかせて
動かしてみようじゃないのと、左右の前後差や壁からの距離も気にせずソファーから視覚的にちょうどいい位置に動かしてみた。

「出た!!!」

実際、厳密な話をすると(いままでそんな厳密なセッティングだった訳でもないが)左側のSPを結構前に出した、掟破りな
セッティングであるにも関わらず、ストレスのない音に変身したのである。
いやあ、弄った本人もビックリです。
改めて、SPのセッティングって重要だなあと思いましたね。
セオリー通りに壁から離したり、左右からの距離を正確に合わせるのも確かに有効かもしれないけど、そこから一歩踏み出すとまた別の世界が見えることに気がつきました。

見えるものよりも見えないものの方が大切だとはどこのフランス人作家が言った言葉だったか?!

先に天国に逝っちまった親父殿との距離は測れないほど離れてしまったが、★の上から今日もこのバカ息子の道楽を
不思議そうに見ていることでしょうね。

家族もそうですけど、距離って意外と重要だなあ、と思う今日このごろです。