オ リ メ ガ。

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向日性のとびら(SHOOWA)

2009-03-01 | BL漫画感想
この人は深井結己さんのような特筆すべきストーリーテラーだなぁ、とあらためて思いました。
ただ、とても単行本1冊に収まるような話ではなく、本来なら3巻くらいに渡って描くべき内容で
あるとも思います。
カイという17歳の少年を突然引き取ることになるシス。カイは亡くなったシスの兄の養子だったと
いうが・・・?
謎めいた少年と14歳年上のシス。なぜかベッドに入ってきたがる少年に、不思議と変な気持ちを
抱き始めてしまう。
謎めいたカイ、そしてシス、亡くなった兄。三人の秘密が明かされるところで、大変残念なことに
説明、説明になってしまっていて、ものすごい文章(笑)量で書かれているワケなんですが、
本来ならやっぱりもう少し長いお話にして描くべきところを端折ってしまった結果・・・なんでしょうね。
あまりの情報量の多さについていけなくなる読者が(笑)いるんじゃないか、と心配になるほどの
シーンでした。
でも基本的にこういうのは好きです。
ストーリーありきで、そこに男同士の恋愛が入っているというパターン。男同士じゃなくても良くね?
とか思っちゃったらいけません(笑)。そこが重要なんですからっ。
・・・それと、最近けっこう商業作家のかたで二次創作系(同人誌)やってらっしゃる人多いんですが
SHOOWAさんもその一人で、REBORN(家光×ディーノ)を描いておられるんですよね。
ってか、なぜ家光×ディーノ!超マイナーカプ!(笑)
(あ、家光とディノも14歳差じゃなかったっけ? 笑)
※もう一つ、この単行本のカバーをはずすと珍しく下にも絵が!・・・花音コミックスではなかなか
ないですよね? 今後増えていくのかな。

※SHOOWAさんの他の作品についてはコチラ