オ リ メ ガ。

萌え専用ブログ。ほぼBASARA3の石田三成に陣地占領されてます(笑)。

小玉ユキ

2008-05-05 | 漫画全般感想

小玉ユキさんの、
「光の海」 「羽衣ミシン」 「坂道のアポロン」1巻
を、読みました。
最近話題になってるので気になって読んでみたのですが、久々にこういうジャンルの漫画を
読んで感動しました。
「光の海」は、ものすごいフツーの日常の中にごくフツーに人魚が存在してるのが不思議な
お話。どこどこの川にアザラシのタマちゃんが、とかそういう私たちの世界でよくあるような
光景が人魚で存在してる。男の人魚が出てくるのが新鮮です。
世にも奇妙な物語とかでドラマ化したら面白いかも、と思いました。
「羽衣ミシン」
これも不思議なお話。現代の「鶴の恩返し」。助けられた白鳥が恩返しにやってくる。
白鳥の美羽ちゃんが可愛いっ。こんな可愛い子がある日突然やってきたらそりゃもう大変
でしょう。そんでもってある日突然いなくなってしまったら・・・。
ラルクのWhite Feathersを思い出しました。や、全然違うんだけどなんかせつないので。
「坂道のアポロン」
メガネの優等生!もうそれだけで私の気を引いている(笑)。
(しかもメガネをはずすと綺麗な顔)
フクザツな家庭環境の高校生。転校した学校で出会った不良だけど気のいいヤツ、
可愛いくて優しいクラスメイトの女の子。クラシックしか弾かなかったピアノで初めて弾く
ジャズ・・・。それまで一人で過ごしていた時間が急激に忙しくなる。
青春の始まりですよ。次巻が楽しみです。
同時収録の「種男」っていうのも人魚とか白鳥の恩返しとかと似た、不思議なお話。
今度は植物ですよ、奥さん。
白鳥のお話はアレですが、人魚の場合は人間と結ばれたお話ってなかったんですが
どうなんでしょう。人魚と人間。ダメなのかな。